海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

法華院温泉別館 花山酔

Posted by 海心堂 on   0 

124-2/240 その他の温泉 大分県玖珠郡九重町田野260

法華院温泉別館 花山酔

 

♨その都度、湯の色が違うのはどうしたことか♨

 

平成30年12月9日訪問

 

 ここを訪れるのは今度で3度目なのだが、その都度、湯の色が違うのはどうしたことか。1度目は「、オレンジ色の鮮やかな湯」で、2度目は「きれいな緑色の濁り湯」、3度目の今回は無色・透明な湯だ。





「2つの(自家ではない)源泉があるようで、日替わりの浴室で使い分けているようだ。」と過去の入湯記にありました。源泉は牧ノ戸温泉からの引き湯らしく、地熱発電を行っている九重観光ホテル所有のものなのでしょうか。九重観光ホテルの「天涯の湯」は無色・透明の湯だったので、今回の湯とは一致します。



 そして、内湯・露天風呂ともに半循環なのは、冬の寒さ対策なのかちょっと残念な気がします。

 ここは九重連山の登山口で、噴煙を上げる硫黄山にも近い、なのに長者原温泉郷は成分の少ない湯が多いのはなぜなんだろう。寒の地獄の硫黄冷鉱泉、星生ホテルの緑礬泉、オーベルジュコスモスの鮮やかなオレンジ色の単純泉は見事なものだが、濃厚な硫黄泉があって然るべきだと思うのですが。

 帰りに県道へ出ると、道路脇で湯けむりが立ち上っているのに気づきました。近づいてみると、透明の湯が自噴していました。温度は60℃ぐらいで、湯量も多くはないのですが、ただ湧き出すだけで、捨てられている自噴泉が愛おしく思われました。

 



【分析書データ】単純泉

 

入浴料 無料(九重町長賞)

やまなみ牧場 まきばの温泉館

Posted by 海心堂 on   0 

93-2/239 その他の温泉 大分県玖珠郡九重町大字田野1681-14

やまなみ牧場 まきばの温泉館

♨オレンジ色の濁り湯が掛け流されています♨

平成30年12月9日訪問
 

 次に訪れたのは県道別府一の宮線(やまなみハイウェイ)沿いのやまなみ牧場内にあるこちらです。

 広い駐車場からは九重連山が一望できますが、一昨日からの冷え込みで頂上付近は真っ白に雪に覆われていました。この時の気温は-2℃、寒さが身に染みるようでした。



 こちらの施設はリニューアルのため、年明けの11日~412日まで休業となるので、無料券を使ってどうしてもこの日に訪れておきたかったのです。



 浴室内は湯気で先が見えない程でしたが、オレンジ色の濁り湯が掛け流されています。土類系の重曹泉ですが、鉄Ⅱ6.2mg含まれており、これが湯色をオレンジ色に見せるようです。入口の看板に「高炭酸泉」と大書されていますが、炭酸水素イオン1,340mgを指している様で、遊離二酸化炭素による炭酸泉ではありませんし、身体に泡が付くこともありません。



 ここには「牛乳風呂」なる物があり、白湯に牛乳を溶かし込んでいるようです。この時期は気になりませんが、温かい季節には温めた牛乳の香りがして、あまり好きになれません。

 リニューアル工事でどう変わるのか不明ですが、高原の風を堪能できるデッキができればいいのにと思います。

【分析書データ】ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉、67.3℃、PH6.9、成分総量3867mg、無色・澄明・中金気味・無臭 H29.9.5 メタケイ酸300、遊離炭酸305、鉄Ⅱ5.2

 
入浴料 無料(九重町長賞)


宝泉寺温泉 季の郷「山の湯」

Posted by 海心堂 on   0 

156/238 その他の温泉 大分県玖珠郡九重町宝泉寺温泉

宝泉寺温泉 季の郷「山の湯」

 

♨適温でツルツル感が感じられました♨

平成30年12月9日訪問
 

 筋湯から車で25分ほどで宝泉寺温泉に着きました。温泉街の入り口に、玖珠町町豊後森駅と小国町肥後小国駅を結んでいた旧宮原線の豊泉寺駅が観光物産所として蘇っています。宮原線は1984年に全線が廃止されましたが、壁湯・宝泉寺・川底・麻生釣・わいた・山川などの温泉地を結ぶ路線でもあったのです。旧駅から町田川沿いを遡ると、宝泉寺温泉の旅館街があります。

 宝泉寺旅館組合のHPには、「天慶元年(938年)空也上人が諸国巡錫の途中、一猟師に会い、仏心やみ難く殺生の戒を説かれ手にしていた杖を大地に突き刺し、奇跡を予言して立ち去った。その杖はやがて根をおろし、天をもつく勢いで大杉と育っていった。天禄3年(972年)この地に大地震が起きると、不思議なことに大杉の根元より突然温泉が湧出しはじめた。奇しくも、ちょうどその日は上人さまの入滅された日であった。その湯は怪我人が浸かるとまたたく内に良くなる、まさしく宝の湯そのものであった。」とその歴史を記載しています。



 温泉街の奥まった所にここがあり、宝珠を描いた暖簾をくぐって、地下の大浴場「子孫繁栄風呂」に向かいます。薄暗い浴室内は湯気が立ち込めていて、鮮明な画像が撮れませんでしたが、20人は入れそうな大きな浴槽です。この時間の女湯は、洞窟大浴場「夫婦円満風呂」と露天風呂「地蔵湯」のようでした。



 無色・透明で源泉掛け流しのアルカリ性単純泉は、適温でツルツル感が感じられました。ドアを出ると小ぶりの露天風呂で、打たせ湯となっているはずですが、止まっていました。




【分析書データ】アルカリ性単純温泉、68℃、pH6.9、湧出量:109ℓ、成分総計:不明

入浴料 無料(九重町長賞)

筋湯温泉 岩ん湯

Posted by 海心堂 on   0 

155/237 その他の温泉 大分県玖珠郡九重町筋湯温泉

筋湯温泉 岩ん湯

 

♨「草屋根」が侘びた風情を醸し出していました♨

 

平成30年12月9日訪問

 

 今年の「しんけん大分学検定」は、120点満点の92点で第10位、中級合格という少し残念な結果でしたが、特別賞として九重町長賞を頂きました。それは九重九湯の無料入浴券10枚で、雪が降り積もる前に行っておこうと、寒波の中を出かけた次第です。

 うたせ大浴場の前に入浴客用の新たな駐車場ができていて、ご老人などには便利になっていました。筋湯温泉には3つの共同浴場があり、岩ん湯と薬師湯は男女日替わりです。この日は岩ん湯が男性で、この寒さに露天風呂はと躊躇しましたが、えいっと気合を入れて服を脱ぎました。



 奥の大岩から2本の打たせ湯が注がれていて、右奥に高温の源泉口があります。湯は無色・透明の食塩泉ですが、打たせ湯は適温に加水して注がれていますので、かすかにツルツル感を感じる他は特徴を感じ取る事は出来ません。



 打たせ湯の上に懸けられた「草屋根」は、冬枯れていましたが、侘びた風情を醸し出していました。源泉の所有者は筋湯温泉組合で、旅館・ホテルや共同浴場に配湯されているようです。


 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、76.9℃、PH7.1、成分総量1424mg、H25.9.26 メタケイ酸157

 

入浴料 無料(九重町長賞)

別府温泉 末広温泉

Posted by 海心堂 on   0 

12-38/1073  別府八湯温泉道 No.17

別府温泉 末広温泉

 

♨こんな素敵な壁画が他の共同浴場にもできれば♨

 

平成30年12月2日訪問

 

 再建工事が進み、12/12 11:26に再開が決まっている梅園温泉。その再建を支援するために発行された地域通貨「湯路」の使用期限が、「梅園温泉が再建されるまで」となっていたのを思い出し、これを使ってここで入浴しました。

 有志の方々が定期的に浴室の清掃を買って出ているので、ピカピカに磨き上げられているのがわかります。





 浴室内には大平由香里さんの描いた鶴見岳の壁画があります。ブルーを基調とした山並みが浴室を包み込んでいます。女湯はピンクを基調とした由布岳が描かれています。せっかくなので月替わりででも、男女交代になればよいのにと思います。





 それとこんな素敵な壁画が他の共同浴場にもできれば、観光客の話題になる事でしょうから、そんな活動が巻き起こればいいなぁと思います。誰もいない浴槽に浸かりながら、そんな思いに駆られました。

 

【分析書データ】アルカリ性単純泉、62.0℃、PH8.5、成分総量750㎎(雲泉寺タンク)、H7.3.9

 

入浴料 0円(梅園再建湯路)