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Author:海心堂
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別府八湯温泉道十一巡目のまとめ

 

 

別府八湯温泉道十一巡目のまとめ

 

 11巡目の温泉道は、平成29年9月18日にスタートし、平成30年4月1日に完了、ほぼ6カ月強の修業期間となり、過去最速を記録しました。延べ32回の別府訪問で、一回平均の入湯数は2.75となりました。

 

 2016年4月の熊本地震で被災し、解体を余儀なくされた梅園温泉。地元有志による再建プロジェクトは、再建に必要な自己資金500万円の目途が立ち、2018年中にも営業が再開できる見通しと発表しました。


 大分合同新聞の2018年4月6日朝刊に、「別府市民有志が「別府共同温泉群保存プロジェクト」を立ち上げ、市内にある共同温泉の歴史や現状の調査を始めた。市内に約100カ所ある共同温泉は、経営難などから廃業する施設が増えている。記録として残し、全体を保存していくための機運を高めるのが目的。結果はインターネットで公開する他、冊子などにしてまとめる予定という。」とあり、「共同温泉は50年ほど前までは200カ所以上あったが、現在は約100カ所にまで減少しているという。入浴者数の減少や温泉を管理運営する住民の高齢化、施設の老朽化など、多様な要因が背景にある。」と報じています。

 梅園温泉の再建が、共同温泉を末永く残してゆく契機になればと願っています。

 

 もう一つの注目すべき動きとして、別府市が温泉資源を保護するための制度整備などを求めて、大分県に建議したことです。

 大分合同新聞の2018年3月16日朝刊に、「市は、2016年度に伽藍岳と鶴見岳に近い噴気、沸騰泉103カ所を調査。市が設置した温泉発電等対策審議会が30年前の調査と比較して分析した結果、温泉資源の減衰傾向が明らかとなった。」とあります。

 こうした動きの一環として、2017年11月18日(土)に、第2回「せーので測ろう! 別府市全域温泉一斉調査」が

全国から地球環境問題の研究者を集め、温泉愛好家の協力の下に行われました。

 温泉資源の枯渇といった事態を避けるためには、今回の調査の様な、継続的なモニタリングを通じて、温泉資源の保護対策を実施しなければならないと思います。



 2017年9月30日(土)、別府市とNPO法人別府温泉地球博物館の主催で、に「みんなで探そう二酸化炭素泉」と題したイベントが開催されました。当日のレジメには、「現在、別府温泉における療養泉の分類(いわゆる泉質数)は、10種類中7種類という事で、二酸化炭素泉はこの中に含まれていないのですが、大分県鉱泉誌1970によると、少なくとも15か所存在したことが確認できます。そこで、今回、二酸化炭素泉を探してみようというのが今回の企画です」と目的が記されていました。


 今回の6カ所の調査地点で二酸化炭素泉を見つける事は出来ませんでしたが、湯温の低下で使われなくなった市街地の個人宅の自家源泉が有力なのかもしれません。

 また、朝見川断層上のこれまで見向きもされてこなかった低温の自噴泉が、実は炭酸泉だったという事があるかもしれません。そのあたりを想像しつつ、次の作戦を立てて、再チャレンジに臨みたいと思います。

 

 2018年2月18日に、熊本地震に対する全国からの復興支援に感謝する温泉配達事業「別府温泉の恩返し」の番外編として、熱海温泉の湯を持ち帰り、市営海門寺温泉で無料で入浴するイベントも楽しい企画でした。


 

 別府市は宿泊客の入湯税を引き上げることを議決しましたが、その使途の大枠として「▽温泉資源の保護・確保▽観光客の快適性確保▽観光客の安全・安心の確保▽観光客を増やす事業推進▽受け入れ態勢の充実―を提示。不適切な事業は▽観光客が参加しにくい単発型イベント▽特定の事業者の売り上げが増えるようなキャンペーン▽成果が特定できない事業」(大分合同新聞2018.4.5朝刊)と考えている様子です。

 

 竹工芸店Cotakeとゲストハウス松亀荘が新規加盟し、熊本地震から再建なった豊前屋旅館が再開しました。

 

 この間に要した入湯料は¥12,740で、第7,703代温泉名人、118代永世名人となりました。



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 ホテル別府パストラル - 栄えある「永世名人」となる記念の湯

 

11-88

1034

別府八湯温泉道

No.88

別府

ホテル

別府パストラル

 

栄えある「永世名人」となる記念の湯

 

平成30年4月1日訪問


 別府八湯温泉道11巡目を完遂し、栄えある「永世名人」となる記念の湯はこちらになった。

 こちらは境川河畔にあり、土手に植えられたサクラは満開で、たくさんの人が散策する姿が見られた。


 ここは2月半ばから3月末まで、立ち寄り入浴が中止となっていたので、満を持しての入湯だ。(実はここは15時から無料開放で、最後になっただけだが) 14:30頃に訪ねたら、すでに開湯しており大勢の先客がおられた。

 ここの湯はさっぱりとした重曹泉で、それほど特徴のある湯ではないが、広くゆったりとした内湯と別府石の露天風呂がお気に入りだ。


 

 そろそろ湯ぶっかけまつりが始まる時間だが、今日は夕食後に一人娘が初任地(車で1時間ほどの近場だが)に旅立つ日なので、このまま帰宅する事にした。

ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、51.2℃、PH8.0、成分総量1253㎎、無色・澄明・無味・無臭 17/5/20

¥0

(温泉まつり無料)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 ホテル三泉閣 ー 湯はすこし熱めで、しっかりとした浴感

 

11-87

1033

別府八湯温泉道

No.96

別府

ホテル三泉閣

 

湯はすこし熱めで、しっかりとした浴感

 

平成30年4月1日訪問


 こちらは14:00から無料開放との事だったが、ロビーで開湯を待っている人々に、30分ほど早く入浴が許可された。こうした心遣いはありがたい。


 9階の浴室は広々として、三面に窓があり開放感がある。小判形の大きな浴槽にはやや色味のある湯がなみなみと湛えられていた。


 同浴した5人の紳士グループは関西からの旅行者で、朝一番に杉乃井ホテルの「棚湯」に行って、歩いてここまで来たという。乗車券タオルとスパポートを持って、フロマラソンのハーフに挑戦中のようだ。旅行社のツァーにこのイベントが紹介されていたそうで、そういえば温泉道修行者とは違う方々が湯巡りをしている訳だ。

 湯はすこし熱めでしっかりとした浴感、湯上りにはさっぱり感があるよい湯だ。

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、58.7℃,PH8.3、成分総量1408mg、微弱黄色・澄明・無味・無臭 22/6/28

¥0

(温泉まつり無料)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 天空湯房清海荘 - ツルツル感が強く、これまでで最高の浴感

 

11-86

1032

別府八湯温泉道

No.112

別府

天空湯房清海荘

 

ツルツル感が強く、これまでで最高の浴感

 

平成30年4月1日訪問


 大分合同新聞4/2朝刊の湯ぶっかけまつりの記事、「昨年より10トン多い40トンの温泉を用意。駅前通りを練り歩くみこし25基や沿道の観衆に向け、ホースや水鉄砲から大量の湯を浴びせかけた。温泉成分を含んだ泡も登場した。参加者は“温泉の雨”でびしょぬれになりながら、ヒットパレーダースのボーカルSANDYさんが歌う湯・ぶっかけまつり公認ソング「ライムライトブルース」などに合わせて踊りを楽しんだ。」

 

 こちらは北浜の清海荘で、本日無料開放された。フロントで女将さんからスタンプを貰うと、「混んでたらごめんなさいね」と言われて、こちらが申し訳ない気分になった。


 6階展望浴場は洗い場が畳敷きで、ガラス窓越しに別府湾と高崎山が眺められる。上段の熱めの湯はツルツル感が強く、これまでで最高の浴感だった。



ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、55.0℃、PH8.2、成分総量1688㎎、加水

¥0

(温泉まつり無料)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府亀川温泉 潮騒の宿 晴海 ー 「水平線とひとつになって潮騒を聞くお風呂」

 

11-85

1031

別府八湯温泉道

No.112

亀川

潮騒の宿 晴海

 

「水平線とひとつになって潮騒を聞くお風呂」

 

平成30年4月1日訪問


 別府八湯温泉まつりは3日目を迎え、午後3:00からは呼び物の「湯ぶっかけまつり」が行われる。

 一方、昨日の湯巡り温泉バスの乗車券タオルを持っていれば、旅館・ホテルの温泉に無料で入れる日でもある。

 いつもは食事をすれば入浴できるこちらが、今日は無料開放となり大盛況だ。「水平線とひとつになって潮騒を聞くお風呂」というように、2つ並んだ露天風呂のすぐ先は別府湾で、湯船に浸かっていると海に入っているように感じられる。


 湯は塩化物泉だが、PH8.2の弱アルカリ性は別府では珍しいものだ。


 とにかく次々と入浴者が押し寄せて来て、ゆっくりくつろぐ事は出来なかったのは、無料開放では仕方のない事。カランやシャワーから湯がチョロチョロとしか出ないのは設備に不具合が起こったのだろうが、ちょっと残念だった。

ナトリウム-塩化物泉、66℃、PH8.2、
成分総計2256mg

¥0
(温泉まつり無料)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行