13-31/1185 別府八湯温泉道 No.80

柴石温泉

      

♨ここにも堆積層の露頭がある♨

 

令和4年5月5日訪問

 

 次に訪れたのはこちらですが、「柴石」の名の由来は、江戸時代に「柴の化石」が見つかった事からといわれています。ここでハタと疑問がわきました。

 別府は北の鉄輪断層と南の朝見川断層に挟まれた扇状地で、扇状地上には60万年以上前からの火山の噴出物に覆われています。化石が存在するには堆積層が必要ですが、これは浜脇の山奥、河内渓谷で見られます。



 ここの受付に標本が展示されているので、間違いはないのですが、火山活動の前の堆積層の露頭が存在するという事になります。どのあたりなのかは今度、調べてみます。

 ここにも蒸し湯があるのですが、80℃の源泉を蒸し釜の床に流し、丸竹を組んだ高床で蒸されることになっています。



 令和2年の最新の分析書では、メタケイ酸が297mgとなり、美肌度が上がったといった内容の張り紙がありました。

 

【分析書データ】(内湯)単純泉、51.7℃、PH6.7、成分総量881mg、無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 H21.2.12

(蒸し湯)ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、80.1℃、PH7.0、成分総量1353㎎、弱黄褐色、微弱混濁、無味、殆ど無臭 H22.2.16

 

入浴料 300円
2022.05.12 Thu l 別府八湯温泉道 l コメント (0) l top
 13-30/1184 別府八湯温泉道 No.40

鉄輪温泉 鉄輪むし湯

      

♨蒸し釜用と上がり湯用は源泉が違う♨

 

令和4年5月5日訪問

 

 別府鉄輪温泉満喫きっぷの有効期限が5/8までなので、久しぶりにこちらを訪問。GW中とあってそこそこに込み合っている様子です。

 蒸し釜の中は狭い密閉空間ですが、高温の蒸気が充満しているので、コロナの心配はあまりしませんでした。



 蒸し釜で使う噴気と、上がり湯の源泉は別のもので、蒸し釜用は成分総量40mgの単純泉ですが、この成分量の少なさには何か秘密がありそうです。塩分のベタベタ感を避けるため、成分量の少ない源泉を使っているのは理解できるとはいえ、この数値はなにか異常ではないのかなぁ。



 そして、上がり湯用はメタケイ酸689.6mg、弱酸性、成分総量4g超の塩化物泉、美肌の湯です。



 蒸し窯の床に敷き詰められている薬草:石菖は今では貴重品で、本物が使われているのは、全国的にもここだけではないでしょうか。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、83.4℃、PH4.1、成分総量4535mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 H21.3.10

 

入浴料 0円(満喫きっぷ)
2022.05.11 Wed l 別府八湯温泉道 l コメント (0) l top
 13-29/1803 別府八湯温泉道 No.125

鉄輪温泉 鬼石の湯

      

♨密を避けるには最適な施設♨

 

令和4年4月16日訪問

 

2湯目はこちらですが、ここの湯は海地獄の熱水に近いといわれています。海地獄の色は青緑色で、純粋な「青」より「緑」に近い色味です。この緑色は本来の海の色だそうで、池の広さと深さがこの色を出しているのだそうです。




 鉄輪温泉の中でも鉄や硫酸の含有量が多めで、金気味・酸味・渋みが感じられます。




 露天風呂や展望風呂からは源泉の様子が覗えますが、ゴウゴウと凄まじい勢いで噴気を放出しています。




 内湯にはザボンが浮かべられていて、薄暗い浴槽に坊主の頭が並んでいるようです。



 以前からそうなのですが、脱衣所にはロッカーが24台、同時にこれ以上は入れないそうで、密を避けるには最適な施設です。



 また、清掃が行き届いていて、清潔感が感じられるのもお気に入りの一因です。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、88.6℃、PH3.2、成分総量4896㎎、無色・澄明・弱金気味・弱塩味・無臭 H24.3.23 加水、メタケイ酸619.0

 

入浴料 0円(満喫きっぷ)

2022.04.20 Wed l 別府八湯温泉道 l コメント (0) l top
 13-28/1802 別府八湯温泉道 No.41

鉄輪温泉 ひょうたん温泉

      

♨「別府鉄輪温泉満喫きっぷ」で訪れました♨

 

令和4年4月16日訪問

 

 鉄輪温泉はポカリスエットの大塚製薬とのコラボポスター公開記念として、温泉施設4か所を巡る「別府鉄輪温泉満喫きっぷ」を500枚限定で発売しました。亀の井バスの一日乗車券と、鉄輪むし湯、ひょうたん温泉、鉄輪すじ湯温泉、鬼石の湯の入浴券、そしてポカリスエット イオンウォーター(300ml)1本がセットで、税込¥1,100というお得なきっぷです。



 有効期限が5/8までですから、早速、こちらを訪問しました。午前9:00にオープンダッシュで大浴場へ、まずは露天風呂に浸かり、木々の緑に癒しを求めました。



 鉄輪温泉は一般的に弱酸性のナトリウムー塩化物泉で、自噴の沸騰泉、メタケイ酸が500mg超の美肌の湯です。そして、塩味の中に出汁味が加わり、石鹸のような芳香があるといわれます。



 その香りは儚く、沸騰泉を水で冷やせば、たちまち消し飛んでしまいます。ここでも、竹製温泉冷却装置「湯雨竹」で湯温を下げる過程で、香りは揮発してしまっているようです。それでも加水なしの鉄輪湯がしっかり楽しめる、素敵な施設です。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、97.6℃、PH3.11、成分総量3724mg、無色・澄明・微弱塩味・無臭 2016.4.8 メタケイ酸477.8 鉄Ⅰ1.0 鉄Ⅱ0.4

 

入浴料 1100円(満喫きっぷ)

2022.04.19 Tue l 別府八湯温泉道 l コメント (0) l top
 13-27/11801 別府八湯温泉道 No.12

浜脇温泉 松原温泉

      

♨温泉道の浜脇の加盟施設で自家源泉はここだけ♨

 

令和4年4月9日訪問

 

 【「かんなわ蒸し通りずむ」温泉学講座 in Kannawa】の第一回が開催されるので、それを聞きに久々に別府へ。この講座は「鉄輪ツーリズム」と「別府温泉地球博物館」の共催で、全10回、毎月第1土曜日に多彩な講師を招いて開催されます。

 第一回は温泉シニア・マイスターの明石淳一さんが、「鉄輪温泉の泉質は?」と題して講演されました。第6回の9/3には不肖私が、「鉄輪に湧く神秘の"青湯"、その謎」と題して講演いたしますので、よろしければ足を運んでください。よろしくお願いします。



 そして、開講前にここでひとっ風呂という訳です。一時、湯温が下がって心配されたこちらですが、貯湯タンクを設置してから、その心配は解消されたようです。ここは浜脇の北東の端にあたり、温泉道の浜脇の加盟施設で自家源泉はここだけです。浴槽に水道の蛇口はなく、正真正銘の源泉掛け流しですよ。



 重曹泉の柔らかい湯で、微かに緑色を感じる湯色、小判型の浴槽を半分に仕切って、熱湯とぬる湯に分けられています。


 

【分析書データ】炭酸水素塩泉

 

入浴料 110円
2022.04.13 Wed l 別府八湯温泉道 l コメント (0) l top