海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

別府温泉 海門寺温泉

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 /1141 別府八湯温泉道 No.3

別府温泉 海門寺温泉

 

♨名前は近くにある宝生山海門寺に由来します♨

 

令和2年1月26日訪問

 

 「海門寺温泉」という名前は、近くにある宝生山海門寺に由来します。そもそも海門寺は久光島にあり久光山海門寺でしたが、1596年9月4日(文禄5年閏7月12日)に発生した慶長豊後地震で伝説の瓜生島とともに海に沈んだ後、この地に移され、今の山号に変わったという事です。



 慶長豊後地震はマグニチュード6.9-7.8と推定され、別府湾沿岸に津波が押し寄せ、死者は800人を上回り、現在の大分市街地には5m以上の津波が押し寄せたと言われてます。この3日前に慶長伊予地震が、翌日には慶長伏見地震が発生しており、朝廷は文禄から慶長へ改元しました。



 四国電力の伊方原発訴訟で広島高裁の「森裁判長は決定理由で、原発の近くに活断層がある可能性を否定できないにもかかわらず「四国電は十分な調査をせず、原子力規制委員会も稼働は問題ないと判断した」と指摘。阿蘇山についても「一定程度の噴火を想定すべきだ」として、その場合でも火山灰などの量は四国電の想定の約35倍に上ると判断し「四国電の想定は過小だ」と結論付けた。」(日経新聞2020.02.17)」



 慶長伊予地震は伊方原発のわずか6kmほど沖が震源と見られています。また、1/25には、「3号機の定期検査中、発電所内が一時停電するトラブルがあった。非常用ディーゼル発電機が起動するなどして約10秒後に復旧した。四国電は「ほぼ全ての電源が一時的に喪失した」と説明している。原因は不明。外部への放射性物質の漏えいはないとしている。(日経新聞2020.02.26)」との、許し難いトラブルも発生しており、伊方原発は再稼働すべきではないと思うのです。

 


【分析書データ】ナトリウム-炭酸水素塩泉、47.3℃、PH7.5、成分総量1204mg、無色・澄明・無味・無臭 22/1/27

 

入浴料 110円

亀川温泉 競輪温泉

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 12-77/1140 別府八湯温泉道 No.69

亀川温泉 競輪温泉

 

♨かつてここは砂浜でアサリの潮干狩りができる場所♨

 

令和2年1月12日訪問

 

 3年以上ぶりにここを訪ねました。競輪の開催中だったので、駐車場は満杯状態でしたが、温泉は貸し切りでした。



 透明度の高い湯がなみなみと張られ、水道からもドバドバと加水されていました。実はここは自家源泉で、海岸近くでこれ程の高温泉が湧き出しているのを不思議に思いました。それで番台のおばちゃんに訪ねてみると、夏季には73℃になる事もあるそうです。このおばちゃんが昔、近所の古老に聞いた話として、かつてここは砂浜でアサリの潮干狩りができるところで、そこに熱い湯が湧き出す場所があったそうです。元の砂浜に戻せば、天然砂湯になるのになぁと妄想してしまいました。



 上人ヶ浜にわずかに残る自然の海岸線を北へ延長すると、ちょうど競輪場と浜田温泉、関の江海岸を結ぶ一つの線になるので、古老の話は信憑性が高いものと思います。また、上人ヶ浜から少し山手の照波園町には、最近まで平田温泉をはじめ沸騰泉があったそうなので、これも合致する話のようです。



 京大名誉教授の由佐悠希先生によれば、「北部域の照波園一帯では、1970年代中頃には8本あったのが、1980年代中頃には5本に減じ、2008年には2本となった。」とありました。

 

【分析書データ】単純泉、69.4℃、PH7.8、成分総量910mg、無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 R1/10/11

 

入浴料 110円

鉄輪温泉 鉄輪むし湯

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 /1139 別府八湯温泉道 No.40

鉄輪温泉 鉄輪むし湯

 

♨本物の石菖を使っているのは全国でもここだけ♨

 

令和2年1月12日訪問

 

 還暦を過ぎても五十肩が治らず、腕の上げ下げに不自由する毎日です。これを癒すにはむし湯が効果てきめんなので、ここで蒸される事にしました。





 むし湯釜の屋根の上に排気口があり、青空に白い噴気が立ち上っています。むし湯の蒸し釜はどんな構造になっているのかを知らない事に気づきました。源泉は渋の湯の上、永福寺の境内の横にありますが、ここから噴気と湯を引いているのでしょうか。噴気は蒸し釜の床下に引き込まれているのでしょうか。むし湯のおばちゃんに訪ねてみましたが、はっきりした答えは返ってきませんでした。



 脱衣所に入ると石菖(セキショウ)の良い香りが漂っていました。あちこちの温泉地にむし湯はありますが、本物の石菖を使っているのは全国でもここだけでしょう。別府市役所温泉課の職員が月に一度、県下各地に採集に行かれるそうです。その日はむし湯の定休日の前日で、翌日の定休日に蒸し釜で石菖を蒸しあげ、その後に乾燥させて使うのだそうです。



 休憩室に明治以前の木製の温泉水導管が展示されていました。赤松を刳り貫いて作られており、中に陶製の管が納められていました。木と陶の接合は三和土が使われたと聞いています。これ程のものを地中に埋設して湯を送っていたとは驚きです。



 地獄めぐり観光は鉄道敷設技術員として来別していた千寿吉彦が、新別府に高級別荘地を開発し、その源泉として海地獄の湯を引く事を思いついた事に始まりますが、送湯にはこんな管が使われていたのかもしれません。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、83.4℃、PH4.1、成分総量4535mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 H21.3.10 市有渋の湯上泉源  メタケイ酸689.6

 

入浴料 510円

別府温泉 餅ヶ浜温泉

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 12-76/1138 別府八湯温泉道 No.174

別府温泉 餅ヶ浜温泉

 

♨鎮西八郎源為朝に由来する地名♨

 

令和2年1月12日訪問

 

 餅ヶ浜という地名は平安末期の伝説の武将、鎮西八郎源為朝に由来するものです。生来の乱暴者ゆえに13歳で豊後の国に追放されました。私の母校の大分雄城台高校の校庭に「為朝神社」があり、霊山の山頂から放った矢が、ここにあった巨石に突き刺さり、その石をご神体としてお祀りしたそうです。弓の稽古に励み、農民がもちを献上しそれを食べたのが「餅ヶ浜」海岸です。義経が「九郎判官義経」と名乗ったのは、為朝に遠慮したためだと言われています。



 別府ではごく普通の公民館の1階が地区の共同浴場です。ここは自家源泉で、48℃の炭酸水素塩泉です。かすかに色味を感じますが、浴槽のタイル色かもしれません。3人用位の小さな浴槽なので、湯は新鮮でやや熱め、この日は加水して使わせてもらいました。

 


【分析書データ】ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、48.4℃、pH 7.8、成分総量1536mg、無色・澄明・無味・無臭

 

入浴料 100円

堀田温泉 さわやか別府の里

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 12-75/1137 別府八湯温泉道 No.189

堀田温泉 さわやか別府の里

 

♨この日は湯の供給量はたっぷり♨

 

令和2年1月5日訪問

 

 地元情報誌の「シティ情報おおいた」1月号は温泉特集、旅館・ホテルの温泉が¥100で利用できたり、貸し切り湯が半額になったりとうれしい企画ですが、土日祝は利用不可の施設が多く、これが残念です。



 久留米に戻る道すがら、別府のここを訪ねました。ここは加温・循環・消毒の3点セットの施設で、しかも源泉のの供給量が少ないので、あまり気が進みませんが、¥100で土日OKならば贅沢も言えません。が、この日は湯の供給量はたっぷり、ザブザブとオーバーフロー状態です。



 堀田地区は別府八湯でも有数の地熱地帯で、地表近くからは硫化水素まじりの噴気が噴出し、数百メートルの地下には炭酸水素塩泉があるようで、こちらは後者にあたります。無色透明で癖のないさっぱりとした湯です。

 

【分析書データ】ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉、51.8℃、PH8.2、成分総量1010mg、44L/min、無色・澄明・無味・無臭 H21.7.17

 

 

入浴料 100円(CJO割引券)

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