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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

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  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

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別府温泉 不老泉 - 明治後年には、入浴者ごとに湯を入れ替えていたようだ

 

10-15

853

別府八湯温泉道

NO.4

別府

不老泉

 

明治後年には、
入浴者ごとに湯を入れ替えていたようだ

 

平成29年2月12日訪問


この日のラストは市内中心部にあるこちらを訪ねた。平成2688日リニューアルオープンし、以前に比べれば建物も浴室も小さくなったが、それても市営温泉のなかでは一二を争う広さを持っている。





「別府温泉湯治場大辞典」によれば、明治8年の「別府村誌」に別名「田の湯」とも「田中の湯」とも記されており、その当時は田んぼの中に粗末な湯小屋が立っていたようだ。明治42年刊の「別府温泉誌」には、「浴場は分ちて特等、上等、並等の三種とす、(中略)又懸けて高所より落来るものあり、即ち所謂る湯瀧なるもの是なり、特等の温泉は一人の入浴する者ある毎に悉皆之を排泄し、更に新鮮なる温泉を注入するの仕掛にして其清浄純潔なること比を全国の泉場に見る能はざる所なり」と描かれている。つまり、滝湯があったり、入浴者ごとに湯を入れ替えるといった事さえ行われていたようだ。

単純泉,43.3℃,PH7.7,成分総量915mg
微弱黄色・澄明・殆ど無味・無臭 26/7/11 メタケイ酸221

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 渋の湯 -  ゆっくり浸かると汗が止まらなくなるほどのあたたまりの湯だ

 

10-14

852

別府八湯温泉道

NO.38

鉄輪

渋の湯

 

ゆっくり浸かると汗が止まらなくなるほどの

あたたまりの湯だ

 

平成29年2月12日訪問


鉄輪のいでゆ坂をぶらぶらと歩いていたら、画像の様な光景に出会った。なんとも巨大な噴気搭(噴気沸騰泉の温泉水と温泉蒸気を分離する「気液分離装置」が正しい名前)で、天高く立ち上る噴気の勢いと、スカイブルーの冬空の鮮やかさに目を奪われた。ここには「つるや」という貸間旅館があったはずだが、いつの間にか取り壊されて裏手の噴気櫓が見えるようになったようだ。また、旧蒸し湯裏の安楽屋衣料店が取り壊され、個人住宅の建築が始まっていた。


ここを訪ねると先客はなく、小型の「湯雨竹」で適温に冷やされた湯が湛えられていた。ここは全国的にも珍しい弱酸性の食塩泉で、天然の保湿成分のメタケイ酸が689.6mgも含まれ、この量は日本でも屈指の量だ。上品な塩味とだし汁のような旨味があり、「鉄輪臭」ともいわれる独特の香りがあり、ゆっくり浸かると湯冷めしないどころか、汗が止まらなくなるほどのあたたまりの湯だ。



ナトトリウム-塩化物泉、83.4℃、PH4.1、
成分総量4535mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 
21/3/10 メタケイ酸689.6

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 末広温泉 - 壁画は今でも少しも汚れることなく入浴者を見守っている

 

10-13

851

別府八湯温泉道

NO.17

別府

末広温泉

 

壁画は今でも少しも汚れることなく

入浴者を見守っている

 

平成29年2月12日訪問


この冬は暖冬の予報だったようだが、連日の厳冬で山陰地方では様々な障害が発生しているそうだ。別府湾越しに眺める鶴見岳をはじめとした山々は、すっぽりと雪をかぶって鮮やかなコントラストを見せていた。


ここには見事な壁画があり、男湯はブルーとグリーンを基調とした鶴見岳で、女湯はピンクを基調とした由布岳だ。爽やかで柔らかい色調で、熱めの湯船に浸かって見上げると、包み込まれるような気分になる。若手日本画家の大平由香里女史によるもので、2015年の「混浴温泉世界」で作成されたが、今でも少しも汚れることなく入浴者を見守っている。


管理人さんの細やかな心遣いと、ここを愛する方々が定期的にお掃除をされているので、いつでもピカピカに磨き上げられ、気持ちよくお湯を頂けるのがありがたい。

2/11放映の「ブラタモリ」で、別府八湯の狭義の別府温泉を「小別府」と表現していたが、「本別府」とか「元別府」(「元」はあまり好きではないが、「元箱根」という表現があり、「元祖」という意味で)とかの、うまい表現はないものだろうか。

アルカリ性単純泉、62.0℃、PH8.5
成分総量750㎎(雲泉寺タンク)、H7.3.9

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府亀川温泉 亀陽泉 - この辺りはかつて地温が高かったらしい

 

10-12

850

別府八湯温泉道

NO.69

亀川

亀陽泉

 

この辺りはかつて地温が高かったらしい

 

平成29年2月3日訪問


鉄輪から柴石を通って亀川のここに着いた。昨年7月に新築・開場して、明るく広々とした印象に変わったが、浴室自体は以前に比べてこじんまりとしたものとなった。足腰の弱ったご老人への配慮が行き届いていて、シャワー付きの洗い場が四隅に設置されている。


亀川地区は幾度かの埋め立てにより、本来の海岸線が分からなくなっているが、今の国道沿い(ややこしいが、バイパスではなく、亀川駅前を通っている旧道のこと)が海岸だったようで、そこには砂湯や汐湯もあったそうだ。


「別府温泉湯治場大辞典」に、亀陽泉が開かれた面白い由来が記述されている。「白亀塚の南一丁余を距ル或部分ノ土地、毎年栽培スル作物ノ早熟スルヲ奇トシ。 明治二十七年ノ春里人ト謀リ試掘セシニ、果セル哉、霊泉湧出ノ箇所二口掘ス」。この辺りはかつて野菜の生育が早まるほどに、地温が高かったらしい。

単純温泉、51.4℃、PH7.4、成分総量739㎎、
無色・澄明・無味・無臭 H28.7.1 メタケイ酸193

¥210


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 湯けむりの里 東屋 - 鉄輪の湯けむり、別府湾、高崎山の眺望

 

10-11

849

別府八湯温泉道

NO.133

鉄輪

湯けむりの里 東屋

 

鉄輪の湯けむり、別府湾、高崎山の眺望

 

平成29年2月3日訪問


次に訪れたのは鉄輪でも最も高所に立っているこちらで、浴室は3階にあるので眼下に鉄輪の湯けむり、その先には青く輝く別府湾と、そこに楔を打ち込んだような形の高崎山の眺望が楽しめる。


湯は「彩葉」とおなじものだが、源泉はこちらにあるので、鮮度がこちらが勝っているだろうと思っていた。湯口から注がれているのは60℃ぐらいの湯で、酸味がほとんどなく、金気味も薄く感じた。源泉温度が高すぎるため、貯湯タンクで加水して冷ましてから、浴槽に注ぐように変わったのだろうか。消毒剤を使っていることが明示されていたが、湯の香りにはこの影響があるようで、天然自然のものとは違っているようだった。


浴槽の床は黒い樹脂のようなものが塗られていて、湯の色が解らないので洗い桶を沈めてみたら、薄い黄色の湯だと分かった。

酸性ーナトリウムー塩化物・硫酸塩泉、94.1℃、PH2.7
成分総量2266mg、無色・澄明・微酸味・微弱金気味・微弱硫化水素臭 21/1/7

¥300

じゃらん割引券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行