プロフィール

Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

長湯温泉 やすらぎの宿 かどやRe - あちこちの露天風呂を巡って思う事

 

4-29

148

奥豊後温泉文化伝

NO.36

長湯

やすらぎの宿

かどやRe

 

あちこちの露天風呂を巡って思う事

 

平成28年11月12訪問


「奥豊後温泉文化伝」の4巡目のラスト、旅館街の中ほどにある創業80年を超える老舗旅館で、一日限定4組の小さなお宿だ。

客室のある建物はリニューアルされて比較的新しい印象だが、浴室棟は以前のままのようで、鄙びた感じがする。


内湯の浴室に入ると、かつては一室であったものを、真ん中で区切って男女別に分けたもののようだ。その中央部に湯口があり、やや熱めの湯が注がれている。長湯らしく、浴槽内は析出物がテーブルサンゴ状に成長している。すぐ横に小さめの露天風呂があり、ややぬるめに調整された湯を味わえる。この露天風呂は大きさが手頃で、我がにもひとつ欲しいと思わせてくれる。


あちこちの露天風呂を巡って思う事だが、浴槽周りの植え込みや囲い方にもっと心配りがあっていいのではないだろうか。たとえば、すぐ横に物干し場があって洗濯物が丸見えだったり、植え込みの枝葉に蜘蛛の巣が張っているのにそのままだったり。特に興をそぐのは、温泉の配管の残骸が目につくところに無造作に放置されている事だ。この辺りに気を配れば、もっと素敵な露天になること請け合いなのだが。

 

この後、豊後大野市緒方町の「緒方三社川越し祭り」を見物した。緒方三社は平安末期から鎌倉初期にかけてこの地を治めた緒方三郎惟栄が建立したと伝えられ、一之宮社には父の仲哀天皇、二之宮社には子の応神天皇、三之宮社には母の神功皇后が祀られている。この祭りでは親子三神が原尻の滝近くの二之宮社に集まり、一夜を過ごすといわれている。緒方川の対岸に鎮座する三之宮社の神輿が、篝火が焚かれた原尻の滝の上流で、下帯姿の若者に担がれて川を渡り、川中にある大鳥居を潜るのが見せ場となっている。



含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、51.3℃、PH7.0、成分総量5412mg、Hco3-2740mg、弱黄色・弱白濁・微弱金気味・殆ど無臭、85L/min 20/4/30

¥200

(温泉文化伝割引))


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 福ねこの湯 - 自噴泉は湯の鮮度が高い

 

4-28

147

奥豊後温泉文化伝

NO.29

長湯

福ねこの湯

 

自噴泉は湯の鮮度が高い

 

平成28年11月12訪問


この日の二湯目は「まねき猫」の「人形工房かじか」が運営する家族風呂2つだけのここ。

工房で受付を済ませ、ご主人の案内で隣の浴室に向かう。きちんと整理整頓された清潔な脱衣所、その先の浴室は飾り気はないが、塗り壁のシンプルな内装で、柔らかい色の照明と相まって、落ち着いた雰囲気がある。


前回の訪問時に掘削当初は動力で汲み上げていたが、数年後には自噴し始めたと聞いた。今も自噴泉を小さなタンクに貯め、その上澄み部分を浴槽に供給しているようだ。したがって湯の鮮度が高く、ややぬるめの湯だが、炭酸味もかなり強い。浴槽の壁がツルツルに磨き上げられて、長湯特有のザラザラ感が全くないのは、徹底したメンテナンスの賜物だろう。



マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、41.4℃、
無色・澄明・中金気

¥1300

(別府八湯温泉道
名人会割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 万寿温泉 大山住の湯 - 長湯では珍しい透明度のある湯

 

4-27

146

奥豊後温泉文化伝

NO.23

長湯

万寿温泉
大山住の湯

 

長湯では珍しい透明度のある湯

 

平成28年11月12訪問


ここは民営の共同浴場に区分されるのだが、その侘びた風情はむしろ「ぼろい」といった方が適切かもしれない。管理人さん夫妻はかなりの高齢で、あちこちの保守・管理が行き届かなくなっているようで、雑然とした感がある。


一方、浴室内はそれなりに掃除されていて不快な感はなく、広い窓から眼下に芹川の流れが木の間越しに眺められる。湯は長湯では珍しく透明度があり、浴槽の底を見ることができる。湯の表面には粉状の浮遊物が浮いていて、金気味や炭酸味はかなり控えめだ。湯を冷ますためだろう、ビニールパイプの湯口から浴槽の縁へ源泉を掛け流しているので、その周りは分厚い石灰華が付着して鍾乳石の態を成している。


長湯の湯は、浴後、肌がカサカサになる感があり、一般的に言われる「美肌の湯」の重曹泉とは一線を画するものがあるようだ。

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 51.3℃、PH7.0、成分総量5412mg、HCO3-2740mg、
弱黄色・弱白濁・微弱金気味・殆ど無臭、85L/min 20/4/30

¥200


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 御宿 友喜美荘 - 炭酸泉を生かすことの難しさ

 

4-26

145

奥豊後温泉文化伝

NO.34

長湯

御宿 友喜美荘

 

炭酸泉を生かすことの難しさ

 

平成28年11月10訪問


ここの脱衣所に「当館の温泉は炭酸水素塩泉で純炭酸泉ではないのと、泉温が46℃と高いので、浴槽内で体に気泡が付くことはありません」といった内容の断り書きが掲示されている。恐らく過去に宿泊客から泡が付かない事へのクレームがあったと思われるが、実に謙虚な内容でありながら、いつも残念な気持ちが抑えられない気分になる。


ここの湯は遊離二酸化炭素を1007mgも含み、まごう事なき「炭酸泉」なのだ。湯口に鼻を近づければ炭酸臭が明瞭に感じられ、口中でも炭酸味をはっきりと感じることができる。ただ、惜しむらくは源泉から浴室までの距離がやや遠いため、浴槽内ではほとんど揮発してしまっている事だ。貴重な炭酸泉を生かして使うには、こういったハード面の工夫が必要だ。


とはいえ、館内はいつもピカピカに磨き上げられ、浴室も清潔そのもの、女将の接遇は丁寧で心が籠っており、いつでもいい気持で湯を使えるのがありがたい。

含CO2-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、46.6℃、PH6.8、成分総量5122mg、
無色・澄明・強炭酸味・強金気味・殆ど無臭 H19.3.12

¥400

(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 千寿温泉 - おじいちゃんの生きがいの湯

 

4-25

144

奥豊後温泉文化伝

NO.19

長湯

千寿温泉

 

おじいちゃんの生きがいの湯

 

平成28年11月10訪問


久住から長湯へ戻りしなにここへ立ち寄った。番台を守る高齢のおじいちゃんが、今日も元気に出迎えてくれた。

長湯でも一二を争う侘びた風情の温泉銭湯で、内湯の浴槽が一つあるだけの簡素な施設。雨音を聞きながら湯に浸かっていると、炭酸ガスを伴って湧き出す源泉のボコボコトいう音が聞こえてくる。




源泉温度は44.2℃で、湯の供給量もそれほど多くはないので、浴槽ではややぬるく感じたが、ゆっくり浸かれば炭酸の効果で体の内側からポカポカしてくるのが長湯の素晴らしさだ。

わずか¥100の料金では商売にならないだろうけれど、おじいちゃんの生きがいに続けているといった所だろうか。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、44.2℃、PH7.3、成分総量5065mg、微弱黄色・微弱混濁・微弱炭酸味・無臭 H17.2.15

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行