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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

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  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
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宮城温泉 出会いの湯 - ほのかに硫黄の香りがあった

 

5-8

156

奥豊後温泉文化伝

NO.3

竹田

宮城温泉

出会いの湯

 

ほのかに硫黄の香りがあった

 

平成29年9月2訪問


暑い時期にはぬるめのここがよかろうと訪ねてみたが、9月を迎えて加温装置が稼働していた。窓の外には稲葉川が流れ、すこしだけ秋めいた日差しと心地いい川風に包まれて湯に浸かると、無数の白い湯の花が舞っていた。しかも、ほのかに硫黄の香りがあった。とろとろと肌に柔らかい湯で、ほっこりとした気分になった。




 

目の前を流れる稲葉川は昭和57(1982)年や平成2(1990)年など、たびたび氾濫を繰り返し、流域の竹田市中心部に甚大な被害をもたらした。平成3(1991)年、稲葉川と玉来川の2つの河川に治水ダムを建設が計画され、稲葉ダムは平成22(2010)に完成したが、玉来ダムは民主党の事業仕分けで計画が延期となり、平成24(2012)年7月の九州北部豪雨では再び玉来川が氾濫して大きな被害をもたらした。なお、玉来ダムは今年7月にようやく起工式が行なわれ、平成34(2022)年の完成予定となっている。

単純泉、40.5℃、PH8.3、
成分総量827mg

¥200
(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 温泉療養文化館 御前湯 - 長湯の温泉水は糖尿病を改善する

 

5-7

155

奥豊後温泉文化伝

NO.18

長湯

温泉療養文化館

御前湯

 

長湯の温泉水は糖尿病を改善する

 

平成29年9月2訪問


長湯温泉のシンボル御前湯、ドイツ風のこジャレた建物だが、浴室内は析出物でコテコテだ。土曜日の午後とあって入浴者が多かったが、熱めで広い内湯とぬるめで開放感のある露天風呂があるので、混み合うほどではない。


この時期にお勧めなのが冷泉で、湯温が29.7℃なので、ゆっくりと浸かっていられる。ただ、この源泉は遊離二酸化炭素が243.9mgと少なく、身体に泡が付着する事がないのが残念だ。

 

慶應義塾大学大学院の最新の研究では、長湯温泉のマグネシウム・ナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩泉を飲泉すると、血中グリコアルブミン値が減少することが明らかとなり、温泉水の飲用が血糖値を下げ、糖尿病を改善できると発表している。

①マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、46.8℃、PH7.5、成分総量4817mg、炭酸水素イオン2584.9mg

遊離二酸化炭素918.4mg

②マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、29.7℃、PH7.3、成分総量2251mg、炭酸水素イオン1183.8mg

遊離二酸化炭素243.9mg

¥300(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 長生湯 - 建物は瀟洒な現代建築で、湯屋としてもよく考えられている

 

5-6

154

奥豊後温泉文化伝

NO.36

長湯

長生湯

 

建物は瀟洒な現代建築で、

湯屋としてもよく考えられている

 

平成29年9月2訪問


久々にこちらを訪ねたが、料金を入れると開く自動ドアはいつも通りだが、一人ずつ料金を徴収するための回転バーの使い勝手がどうにもよくない。丁度居合わせた久留米からのご夫婦も戸惑っていた。

建物は瀟洒な現代建築で、湯屋としてもよく考えられていて、薄暗い脱衣所から浴室に入ると、開放感はないが意外なほどに明るい。高い位置に設けられた逆三角のはめ殺しの窓や、ドーム状の天井の一番高い位置に天窓があり、自然光が取り入れられる造りになっている。とはいえ、せっかく芹川沿いにあるのだから、眺望がまったくないのが何とも残念だ。


湯は長湯らしい濁り湯の重炭酸土類泉で、鉄分の存在も感じられる。飲泉では炭酸味と土類のくどさが感じられる。低料金で昼間は空いているので、おすすめの一湯だ。



マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、42.5℃、PH6.8、成分総量4492mg、炭酸水素イオン2141.8mg

¥200



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長野温泉 ながの湯 - 岡藩の歴代の殿様はよほど温泉好きだったらしい

 

5-5

153

奥豊後温泉文化伝

NO.20

長湯

長野温泉

ながの湯

 

岡藩の歴代の殿様はよほど温泉好きだったらしい

 

平成29年8月25訪問


この日の最後は、質素な建屋にお得な料金ながら、よい湯が豊富に掛け流されて人気のこちら。さすがに平日のこの時間は大浴場も3つの家族風呂も空いていた。


浴室に入るとボコッボコッという音が聞こえてくるが、これは炭酸成分を含んで湧き出す源泉の音だ。分析書の遊離二酸化炭素は462.1mgだが、湯口に顔を近づけると、炭酸臭に包まれて頭がクラクラするほどに強く、湧き出す前の炭酸濃度がかなり高いことが想像される。




江戸時代にここを治めていたのは、岡藩の中川氏だが、歴代の殿様はよほど温泉好きだったらしく、七里田温泉に湯守を置いたり(3代久清)、御前湯が藩営温泉(5代久道)であったのは名前からもわかる。ここ長野地区にも温泉とホタル観賞のための茶屋があった(3代久清)そうで、領内のあちこちで温泉を楽しんだようだ。

また、初代秀成はキリシタンであったといわれ、岡藩7万石に入封後の1604年にイエズス会が藩内に聖堂を建設し、神父が布教する事を許可している。幕府の禁教令発布後も「隠れキリシタン」ではなく、藩ぐるみで「隠しキリシタン」を続けていたという。また、豊後府内に日本で初めて西洋式病院を立てたルイス・デ・アルメイダが炭酸泉を使い外傷、皮膚病を治療した記録があるそうだ。豊後国におけるキリシタンについては、今後も勉強していこうと思っている。

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、43.7℃、PH6.6、成分総計3360mg、187.2L/min 
遊離二酸化炭素462.1mg

¥200


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯歴史温泉伝承館 万象の湯 - 冷泉でかすかに泡が付く「ぷくぷく水風呂」

 

5-4

152

奥豊後温泉文化伝

NO.26

長湯

長湯歴史温泉伝承館

 万象の湯

 

冷泉でかすかに泡が付く「ぷくぷく水風呂」

 

平成29年8月25訪問


大分合同新聞の夕刊にこちらのランチバイキングと入浴のセット割引が掲載されていて、平日限定なので今回、試してみることにした。古い農業倉庫を改造したバイキング会場には、地元の野菜を生かした薬膳料理が並び、主婦層やリタイヤしたご夫婦などが集い、思いの外の盛況ぶりだ。野菜料理を中心に、名物の50倍カレーやアサリのパスタ、セルフで作る醤油ラーメンなど種類は結構豊富だが、サラダがちょっと貧弱なのが残念だ。

さてお目当ての温泉だが、昼時とあって空いており、のんびりと過ごすことができた。


大浴場にはやや熱めの濁り湯の大浴槽と、冷泉でかすかに泡が付く「ぷくぷく水風呂」、それに芹川の流れを見下ろす露天風呂がある。大浴槽は長湯の特徴である石灰華で覆われ、ずいぶん浅くなっている。

ここで温まったあと24℃ほどの冷泉に浸かると、一気に体が冷えて肌がむずがゆくなる。いつもはカルシウム成分に鉄分が付着した褐色の玉のような湯の花が舞っているのだが、この日はなぜかそれはない。


露天風呂に出てみると太陽光を浴びた湯が緑色に光り、芹川を渡ってくる風が心地いい。


ちょっと気になったのが、露天の涼み場に石灰華が積もって、足の裏にそれが付くのが不快で、清潔感に欠ける印象があった事だ。長湯は析出物が付くのが魅力だが、手を抜くと汚く感じてしまうので注意が必要だろう。

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、43.9℃、
PH6.6、成分総計3360mg、187.2L/min

¥1000

(ランチバイキング込)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行