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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道第118代永世名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
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別府温泉 別府のお宿 加賀屋 - 湯口でボコボコと派手な音をもとに湧き出す

 

3-40

281

九州温泉道

NO.178

大分県

別府温泉

別府のお宿 加賀屋

 

湯口でボコボコと派手な音をもとに湧き出す

 

平成30年5月3日訪問


 今年4月から新たに対象施設となったこちらは、岩風呂・露天風呂・ひのき風呂の3つの浴室を備え、どれも貸し切りで使える有り難い施設です。しかも、源泉がタンクに貯められることなく供される事で、湯口でボコボコと派手な音をもとに湧き出すのが特徴です。


 ゴールデンウィーク後半のお客様を迎える準備に余念のない中を、丁寧な対応で受付をしてくれました。今回は内湯のひのき風呂に入れていただいたのですが、加水されることなく源泉が注ぎ込まれていたため、熱くて入れませんので、不本意ながら大量加水に及び、ようやく浸かる事が出来ました。


 湯はかすかに色味のあるモール系の重曹泉ですが、ツルツル感は感じられませんでした。

 レトロ感を売り物にしているようですが、温泉旅館の眼目はなんといっても温泉=浴室なので、快適さを保つための最低限のメンテナンスは必要だと感じました。

ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物泉、52.0℃、PH7.5、成分総量1918mg、
微弱黄色・澄明・無味・無臭 H27.5.22

260円
(名人会割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

深耶馬渓温泉 岩戸湯 - 湯の湧き出す勢いたるや凄まじく

 

3-39

280

九州温泉道

NO.175

大分県

深耶馬渓温泉

岩戸湯

 

湯の湧き出す勢いたるや凄まじく

 

平成30年4月29日訪問


 この日の最後は今年から新たに対象となったこちらで、景勝地の深耶馬渓にあります。「耶馬渓」は中津市と玖珠町にまたがる景勝地の総称で、昨年4月に「やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~」として日本遺産に認定されました。

 また耶馬渓はやまかけ蕎麦が名物で、老舗の深瀬屋さんで昼食をいただきました。


 新緑のトンネルを抜け一目八景を過ぎた先に、普通の民家のようなここがあります。玄関で料金を払い、急な階段を下った先に、男女別の浴室があります。浴室の隅に5~6人用の浴槽があるだけの簡素な造りです。浴槽の壁に湯口があり、細いパイプから断続的に源泉が噴き出し、浴槽内の湯口からはボコボコと空気とともに湯が湧き出していました。湯の湧き出す勢いたるや凄まじく、自噴泉ということなので昼夜を問わず湧き出している事でしょう。


 案に相違して湯はおとなしいもので、40℃のぬるめで、モール泉らしい湯色とツルツル感があります。


 耶馬渓地区は数多くの温泉がありますが、総じて適温からややぬるめで湧き出しており、完全な掛け流しで供されるのが魅力です。

単純泉、40.0℃、PH7.7、
微黄色・澄明・無味・無臭、18L/min、自噴450m

300円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

七福温泉 宇戸の庄 - モール泉で泡付きというのはとても珍しい

 

3-38

279

九州温泉道

NO.152

大分県

七福温泉

宇戸の庄

 

モール泉で泡付きというのはとても珍しい

 

平成30年4月29日訪問


 まさに秘湯と呼ぶにふさわしい場所に、ひっそりとここがあります。耶馬渓を思わせる奇岩秀峰の山水風景をバックに、貸別荘タイプの宿泊棟やプール、お食事処などが点在していて、多くのご家族が初夏の休日を楽しんでいました。


 そして、入り口近くの崖沿いに大浴場と貸切湯があり、広々とした脱衣所の先に加温の内湯、さらにその先の広い露天風呂があります。太陽の光を浴びてキラキラと輝く湯は、モール泉特有の紅茶色です。勢いよく源泉が注がれる湯口付近は、微粒の炭酸の泡で白く見えました。浅めの浴槽に身を沈めると、体中に炭酸の泡が付着します。


 分析表の炭酸水素イオンや遊離炭酸の含有量からは、二酸化炭素の存在は読み取れませんが、間違いなくCO²の泡のようです。また、モール泉特有のツルツル感があり、浴後は肌がしっとりします。モール泉で泡付きというのはとても珍しく、すぐ近くの「錦谷温泉華じ花」と福岡県大川市の「大川温泉緑の湯」ぐらいしか思い当たりません。


 背後の奇岩は「東奥山七福神」と呼ばれ、地元保勝会の案内看板には、「平成三年九月 風速五十メートル超えた台風十九号により樹木に覆い隠されていた大石が突如として姿を現しました。村人は山林の変わり果てた台風の爪あとの姿に嘆き悲しみましたが、やがて山林の復興を如何にするか夜なべ談議が進んでいた頃 この地を通りかかった旅人に(災い転じて福と為らんかのう 云う々) これを聴いた村人は七つ巨岩にしめ縄を張り神を宿して東奥山に七福神石を座したのです。(後略)」と記されていました。

単純泉、38.1℃、PH7.5、成分総量681mg、
中黄色・澄明・殆ど無味・無臭 H15.7.7
自噴750m 炭酸水素イオン317、遊離炭酸11、メタケイ酸147

400円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

川底温泉 螢川荘 - 浴槽の底から湧きだす貴重な足元湧出泉

 

3-29

278

九州温泉道

NO.167

大分県

川底温泉

螢川荘

 

浴槽の底から湧きだす貴重な足元湧出泉

 

平成30年4月29日訪問


 大型連休前半の中日、別府や湯布院はかなりの人出だろうと予想して、山あいの静かな場所を訪ねることにしました。


 ここは平成28年7月に再開場したのですが、公衆浴場として許可を受けるに際し混浴が許されず、縦に3つ並んだ浴槽を上から男湯、女湯、半分づつ男女湯に板塀で仕切ることを余儀なくされました。混浴が良いという訳ではありませんが、歴史ある名湯が本来持っていた素晴らしい風情を失くしてしまうのは、やはり残念です。


 主たる源泉は浴舎のすぐ傍にあり泉温81.7℃の高温ですが、浴槽の底から自噴する低温の湯や湧水もあるようです。浴槽の底には大小の石が敷き詰められていて、そこから湧きだす貴重な足元湧出泉なのです。


 湯はほとんど特徴を感じないさっぱりとしたものですが、ぬる湯にゆっくり浸かっていると、すぐ横を流れる町田川の轟々たる瀬音が聞こえてきます。


 ここ菅原地区は有力な地熱地帯で、九電の子会社の九電みらいエナジーが、バイナリー発電を行っています。想定発電量は約3千万kWh/年で、一般家庭約8,000戸分の年間使用電力量に相当するようです。使用後の温泉水は還元井により地下に戻されるようですが、資源の乱用にならないことを願っています。

単純泉、81.7℃、PH7.4、成分総量838mg、
70L/min H20.4.24

500円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

由布院温泉 ゆふいん泰葉 - メタケイ酸を567mgも含み、ツルツルスベスベ

 

277

九州温泉道

NO.48

大分県

由布院温泉

ゆふいん泰葉

 

メタケイ酸を567mgも含み、ツルツルスベスベ

 

平成30年1月17日訪問


前の施設から谷川を挟んだ向かい側にあり、傾斜地を利用して母屋や離れ、食事処、貸し切り湯が回廊で結ばれている。敷地の中ほどに源泉があり、真っ白な噴気を上げている。あふれ出した湯が分厚いタンクの肌を流れ下り、シリカ成分が白く鱗状に付着している。


立ち寄りの男女浴室は「小さなお風呂」というに相応しいささやかな規模で、4人も入れば満杯になりそうなものだ。これで通常¥700はなかなか強気だ。


PH9.0のアルカリ性の湯は天然保湿成分のメタケイ酸を567mgも含み、ツルツルスベスベだが、湯が新鮮なため青みは薄い。前述のタンクで冷まされた湯は、宿泊者用の内湯や露天風呂に使われているようで、そちらは青さが強いとか。湯口の白い析出物が、シリカの存在感を示していた。

ナトリウムー塩化物泉、98.4℃、PH9.0、
成分総量2007mg(メタ珪酸567mg)
無色・澄明・殆ど無味・微弱硫化水素臭、
532m自噴 23/3/9

100円

(CJO割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行