海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

美奈宜の杜 あきづきの湯

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171/272 その他の温泉 福岡県朝倉市美奈宜の杜3丁目1

美奈宜の杜 あきづきの湯

 

♨PH9.8のアルカリ性単純温泉は成分総量130mgは白湯に近いもの♨

 

令和元年12月15日訪問

 

 筑後平野を貫いて流れる筑後川、その中流部の朝倉市の右岸の小高い丘の上に、「美奈宜の杜」という新興住宅地があります。別荘地的住宅地、なんとなく別府市のスパランド豊海を思い出しました。





 その中心部にここがあり、PH9.8のアルカリ性単純温泉が湧き出しています。成分総量130mgは白湯に近いものですが、かなり明瞭なぬめりがあり、ほのかな硫化水素臭もありました。浴室には内湯と露天風呂、建物や浴室にも風情があり、ちょっと高級感を感じます。泉温が36℃なので加温されています。




 それにしてもこの辺りの高アルカリ泉は何に起因するのでしょうか。甘木の卑弥呼ロマンの湯とか、ホテルグランスパ アベニュー「幸楽の湯」とか。温泉の科学HPでは、「アルカリ性単純温泉の大部分は、深層に浸透した地下水が岩石の成分をたくさん溶かし込まないていどの比較的短時間でつくられるものと考えることができます。(中略)たくさんの破断面を少量の水がすばやく通過していくときには、最終的にOH-の比率が増してアルカリ性に偏るものとみられます。」そのため溶存成分が希薄な湯になるとの事です。






 今、ここの市名は朝倉市ですが、平成18年3月に旧甘木市・朝倉町・杷木町が合併して、朝倉市になりました。町名から市名が採られるとは珍しいケースですね。


 


【分析書データ】アルカリ性単純温泉、36℃、PH9.8、成分総量130mg、無色・澄明・無味・微弱硫化水素臭 H24.12.20 メタケイ酸0

 

入浴料 ¥700

大川温泉 大川昇開橋温泉

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 その他の温泉 福岡県大川市大字向島五ノ割

大川温泉 大川昇開橋温泉

 

♨弱いツルツル感のある成分総量5g超のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉♨

 

令和元年12月14日訪問

 

 久留米市から約30分、家具の町大川のここにやって来ました。

 まずは昇開橋のご紹介、大川市観光協会のHPより、「1935年旧国鉄佐賀線の鉄橋として筑後川河口に架設された全長507mにもおよぶ東洋一の可動式鉄橋で、筑後川をまたいで大川市と佐賀市諸富町をつないでいます。 現存する可動橋の中では全国で最古のもので、平成15年に国の重要文化財に指定、平成19年8月には日本機械学会の「機械遺産」としても認定されました。 筑後川の水位は干満差の大きい有明海に大きく影響されるため、列車通過時には、高さ約30mの鉄塔から可動桁を下げ線路をつなぎ、それ以外は船の往来のため可動橋を上げる構造になっていました。 1987年の佐賀線廃止に伴い、線路としての役目を終えましたが、現在も遊歩道として大川を代表する風景のひとつとして市民から親しまれています。」



 この昇開橋の袂にあるスーパー銭湯がこちらです。朝9:00のオープンですが、続々とご常連さんやってきます。通常¥600ところ、早朝の一時間だけは¥400になるからです。



 湯はなかなかのもの、泉温70.9℃、湧出量毎分260L、弱いツルツル感のある成分総量5g超のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。少しぬるめの大浴槽、熱めの小浴槽、露天風呂、サウナ、ジャグジー、炭酸風呂など種類も豊富です。





 

【分析書データ】ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、70.9℃、PH6.98、成分総量5200mg、260L/min、無色・澄明・微弱塩味・無臭 H28.7.19 メタケイ酸69.7 Co₂93.9

 

入浴料 ¥400(9:00-10:00の入場)

片の瀬温泉 湯元 小林

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 その他の温泉 福岡県久留米市田主丸町菅原2251番地2

片の瀬温泉 湯元 小林

 

♨筑後川河畔の一軒宿の温泉地♨

 

令和元年12月1日訪問

 

 大分から久留米に戻る途中に立ち寄りました。筑後川流域には色々な温泉が点在していますが、古くから知られているのは天ケ瀬温泉や筑後川温泉、原鶴温泉ぐらいで、あとは戦後になって温泉の掘削に成功したところです。

 そもそも河川は古い断層の跡と考えられますので、地中に源泉があり、何らかの要因で自然湧出していたのが古くからの温泉地なのです。

 近年、ボーリング技術の発展に伴いあちこちで温泉が掘削されました。筑後川水系では下流から、大川市・久留米市・朝倉市・うきは市・日田市・玖珠町・九重町などに温泉が点在しています。

 片の瀬温泉の開湯・歴史は不明ですが、昨日今日の温泉地ではなく、往時は複数件の温泉旅館があった気配がします。今は「湯元小林」のみが営業を継続しており、一軒宿の温泉地になっています。


 浴室に入ると湯気が立ち込めて、照明が暗く、湯色が判然としませんが、黄色味を帯びたナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉で、ヌルヌル感が強く感じられました。源泉は34.1℃ですから加温されていますが、たっぷりの掛け流しでいい湯でした。


 

【分析書データ】ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、34.1℃、PH7.8、成分総量、淡黄色・苦味・微硫化水素臭 H17.2.24

 

入浴料 ¥600

玄竹温泉 鷹取の湯

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 その他の温泉 福岡県久留米市田主丸町森部106-3

玄竹温泉 鷹取の湯

 

♨福岡県一の高温度(63.6℃)の源泉♨

 

令和元年9月8日訪問

 

 耳納連山の山麓にある日帰り入浴施設です。



 掃除の行き届いた脱衣所を出ると、2漕の露天風呂が現れます。奥の浴槽に湯口があり、福岡県一の高温度(63.6℃)の源泉が注がれています。溶け込んだ成分はわずかでさっぱりとした泉質ですが、明確なツルツル感があるのが特徴です。手前の浴槽は奥からオーバーフローした湯で、ツルツル感はこちらでより強く感じられ、不感温度にまで冷まされているので、本を読んだりスマホでゲームをしたりと、のんびりとした空気が流れていました。



 地下1500mから湧き出る自噴源泉は、毎分260Lの湯量で不足はありません。この時期は源泉の供給量を絞っており、供給量の多い冬場の方が湯の特徴がより明確なのかもしれません。

 

【分析書データ】アルカリ性単純泉、63.6℃、PH?、成分総量350mg、260L/min、1600m掘削自噴

 

入浴料 ¥500


原鶴温泉 延命館

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 その他の温泉 福岡県朝倉市杷木志波15-2

原鶴温泉 延命館

 

♨アルカリ性・硫黄・炭酸の美肌成分が三拍子そろった名湯♨

 

平成31年4月27日訪問

 

 アルカリ性・硫黄・炭酸の美肌成分が三拍子そろった名湯で、九州温泉道の加盟施設だったのですが、なぜか脱退してしまいました。

 浴室は筑後川に面しており、小さめの露天風呂からは川面が眺められます。開放感のある浴室というのはなかなか難しいもので、外からも丸見えになるので、首から下までは目隠しが必要になり、湯中から眺めは望めません。

 弱アルカリ性硫黄単純泉の湯は40℃ほどの温めで、明瞭なツルツル感があります。鉄分も含まれているようで、浴槽は赤く染まっていました。



 二酸化炭素の泡付きがあり、小さめの露天風呂ではさらにそれが激しくなります。分析書では遊離二酸化炭素は3mg、鉄分は無しとなっていましたが、いささか納得がいきませんでした。



 湧出量は毎分220Lと十分で、無料の足湯もあります。以前、プールの在った中庭には家族風呂が建築中でした。

 

【分析書データ】単純温泉 45.6℃ pH8.0 成分総計590mg 220L/min、無色・澄明・硫黄臭・無味 H17.4.1

 

入浴料 500円

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