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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

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  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
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別府鉄輪温泉 ホテル風月ハモンド - 別府の湯けむりは何本ある?

 

8-74

732

別府八湯温泉道

No.49

鉄輪

ホテル風月HAMMOND

 

設備充実の快適ホテルの湯

 

平成27年12月20日訪問


ここの源泉は99.2℃の沸騰泉で、浴室のすぐ横で噴気をあげている。ここは循環・消毒・加水と掲示している。鉄輪の湯はどこも熱すぎて、その扱いに苦労しているようだが、やはり循環・加水で温度を下げるのはいただけない。しかもこの日は38℃ほどでぬるめで残念だった。



鉄輪温泉といえば立ち上る湯けむりが名物だが、大分大学の姫野由香氏のグループが2003年にその数を数え、405本であることが発表されている。内訳は別府2、浜脇0、鉄輪125、明礬81、亀川2、観海寺54、柴石2、堀田34、その他105となっている。また、湯けむりのタイプとして、機械併設型・タンク型・パイプ型・池地獄型・釜その他型に分類している。

ナトリウム-塩化物泉、99.2℃、PH5.8、
成分総量1641㎎、
無色・澄明・弱塩味・無臭、加水 17/5/26

¥0

(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 おにやまホテル - メタケイ酸の保湿効果あり

 

8-73

731

別府八湯温泉道

No.48

鉄輪

おにやまホテル

 

鬼山地獄が源泉の巨大露天風呂

 

平成27年12月20日訪問


みゆき坂の別府秘宝館の建物が取り壊されて、裏口の見通しがよくなっていた。ロビー正面の壁面を飾る800号の「山は呼ぶ」は、東郷青児画伯の作品で、鉄輪の湯けむりが描かれている。


ここは鬼山地獄を湯を引いているが、メタケイ酸が596mg含まれており、その熱伝導率の低さから保湿効果があり、美肌の湯と言ってよさそうだ。湧出量は999
/分あり、ここの大露天風呂を適温に保つに十分だ。口に含むと金気が感じられ、湯口を赤く染めている。鉄輪特有の弱酸性の食塩泉は、ダシ味があり、浴後もぽかぽかと温かい。



ナトリウム-塩化物泉、82.6℃、PH4.6、成分総量4096㎎、
無色・澄明・弱塩味・弱硫化水素臭、加水 16/11/30

¥0

(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 ゆわいの宿竹乃井 - 別府タワーのお話

 

8-72

730

別府八湯温泉道

No.24

別府

ゆわいの宿竹乃井

 

別府に珍しい甘いモール臭の湯

 

平成27年12月20日訪問




次は別府タワーのお隣、ここは別府の街並みと別府湾が同時に見晴らせる。ここもモール泉で内湯ははっきりとしたツルツル感がある。やや熱めの露天風呂は、湯が新鮮なためか甘い香りが感じられた。


別府タワーは昭和32年に「別府温泉観光産業大博覧会」に合わせて建設(資金難で博覧会の開幕には間に合わなかった)、「搭博士」と呼ばれた内藤多仲の設計で、東京タワー完成の一年前のことだ。当初は電波塔としての役割も担う予定だったが、十文字原に建設されたため、電波を発することはなかったようだ。建築当初はアンテナ部分を含めて100mの高さだったが、今は搭頂部が撤去されて高さ90mとなっている。

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、53.0℃、PH8.2、成分総量1345㎎、
微弱黄色・微弱混濁・無味・無臭 19/12/20

¥0

(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 天空湯房清海荘 - 別府ラクテンチの成り立ち

 

8-71

729

別府八湯温泉道

No.31

別府

天空湯房

清海荘

 

名湯に寝ながら絶景を楽しもう

 

平成27年12月20日訪問


午前中は今年最後の朝見ウォークに参加、朝見神社からラクテンチ下までを往復、ケーブルカー軌道の石橋が立派な事に驚いた。

ラクテンチは明治36年に「別府鉱山」として、金銀の採掘を開始、大正5年の閉山までに金143kg、銀256kgを算出したと記録されている。しかし、採掘中に地下400mあたりで温泉の噴気に悩まされ閉山、その跡にケーブルカーを通して遊園地にしたという。


その後、ここで寒さを癒す事にした。ここは洗い場の畳敷きが有名で、薄めの弱アルカリ性モール泉が掛け流されている。いつになく入浴者が多く、そうなると脱衣所が狭いと感じられた。



ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉、55.0℃、PH8.2
成分総量1688㎎、加水

¥0

(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 かんぽの宿別府

 

8-70

728

別府八湯温泉道

No.47

鉄輪

かんぽの宿別府

 

温泉三昧した後の楽しみも充実

 

平成27年12月13日訪問


この日の最後はここ。先般、亀川の「太陽の家」の創立50周年式典が行われた際、天皇皇后両陛下が来別され、ここで広瀬知事・長野別府市長と昼食を共にされたと聞いている。


広々とした内湯は残念ながら循環・消毒で、露天の温泉冷却装置「湯雨竹」も機能していないようだった。泉質はここらでは珍しい単純泉で、PH8.4の弱アルカリ性、鉄輪らしい塩化物泉ではなく、硫酸塩泉系の湯のようだ。メタケイ酸は123mg含有するので、美肌の湯ともいえるが、弱アルカリ性温泉を塩素消毒するとは、何という事だろう。



単純泉、87.9℃、PH8.4、成分総量446mg
循環・加水・消毒、H16.7.20

¥150

(七段半額券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府柴石温泉 長泉寺薬師湯 - 龍巻地獄、間歇泉の秘密

 

8-69

727

別府八湯温泉道

No.85

柴石

長泉寺薬師湯

 

龍巻地獄引き湯で酸性サッパリ系

 

平成27年12月13日訪問




こちらで地獄の湯を堪能した後、付近をぶらぶらと歩いてみると、側溝から湯気が上がり、赤い泥が熱湯と共に流れている様子が見られた。はっきりと確認できたわけではないが、血の池地獄と龍巻地獄の湯はよく似たもののようだ。


現地説明板、「この龍巻地獄は天然の間歇泉で一定の時をおいて噴出します。間歇泉の周期的な噴出構造は地下の水圧と沸騰温度との微妙な関係によって起きると考えられます。地下の深いところにより高熱度の熱水(150度)が上昇してきて空洞B部に集り、地表A部に向かって上昇しAB部の温泉水を地表に排除する。B部の温度が高くなりAB間の水圧に対し沸騰温度以上に高くなれば気化現象を起こし上部の温熱水を地表に排出し沸騰は爆発的に旺盛となります。噴騰の継続によりB部の熱水は減少し空洞の圧力が下り噴出は終ります。(後略)

含食塩酸性泉、PH2.9、約101(噴気)
地下熱水150

¥100(お賽銭)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府 市の原温泉 - 開発当時の「新別府」

 

8-68

726

別府八湯温泉道

No.81

周辺

市の原温泉

 

映画セットのようなレトロな温泉

 

平成27年12月13日訪問


どこかで、ここが改装されてきれいになっていると聞いたような、訪ねてみると確かに入口辺りは改装されているが、浴室はこれまでのままだった。やや熱めの湯が小さめの浴槽に注がれ、癖のないよく温まる湯だ。


「懐かしの別府ものがたり」よりここのある「新別府」の記事。「新別府の分譲地内には中央の縦通りのほか、南北に走る3本の横通りがあり、山手から「銀杏(いちょう)通」「紅葉通」「柳通」と風情ある名前がつけられていた。(中略)新別府の造成工事は、大正4年に第1期(1万4500坪)が終わっているが、いち早く建物が建ったのが別荘式旅館の楽天荘や川魚料理の店、貸別荘だったと思われる。当時は分譲地全体はまだまだ開発途中だったようだ。」



単純泉、

¥200


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府 浜脇温泉 - 湧出量減少の原因は?

 

8-67

725

別府八湯温泉道

No.36

浜脇

浜脇温泉

 

天草陶石の床に広々清潔空間

 

平成27年12月13日訪問


ここはいつでも入浴客が多く、この日も8人ほどの先客があり、そのなかに見事な不動明王の刺青の方までおられた。

昭和8年「別府市誌」によれば、再開発前の市営浜脇温泉が以下の様に記述されている。「其の来歴古く、其の実質に於ても、他の温泉と対立して、毫も遜色なき有数の浴場なり。(中略)昭和三年六月竣工を告ぐ。総建坪二百六十六坪七合一勺、市公会堂と等しく独逸近世復興式に則れる鉄筋コンクリート建築にして、屋上庭園百四十坪を有し、あらゆ る最新文化を集めたる公衆浴場なり。」


浜脇温泉は大正後期に湧出量が急速に減少したというが、その原因のわかる資料に出会えていない。現在、自家源泉を持つのは新玉旅館と二幸荘だけだそうだ。



単純泉、65.0℃、PH8.0、成分総量819mg
無色・澄明・無味・無臭(雲泉寺タンク)

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府明礬温泉 湯元屋旅館 - 泥が溶け込んだ強烈な酸性泉

 

8-66

724

別府八湯温泉道

No.104

明礬

湯元屋旅館

 

独特の芳香、強烈な個性の絶品湯

 

平成27年12月6日訪問


この日の最後は明礬の湯元屋旅館、別府八湯でもここにしかない珍しい泉質の湯だ。

ここの源泉は自然湧出で、湧出量が9.1/分と少なく、この日は内湯のみ利用可能のようだった。浴槽には蓋が掛けられて冷めるのを防いでおり、蓋を開けるといつになく泥味が強く、灰白濁した湯が現れた。この泥のような物は、分析書には表れないものなのだろう。PH1.9で強烈な酸味があり、塚原温泉の湯に泥を溶かし込んだ感じだ。ピリピリとする独特の浴感があり、強い殺菌力があるという。




明礬温泉で産する「湯の花」は、草津温泉をはじめとする硫黄を主成分とするものとは異なり、ここの湯に豊富に含まれている鉄とアルミニウムが主成分で、他にはない珍しいものだ。

酸性-アルミニウム-硫酸塩泉、76.6℃、PH1.9
成分総量2481㎎、
弱乳白色・微弱混濁・強酸味・殆ど無臭

¥400


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 かまど地獄足湯 - 源泉は地獄3丁目の湯

 

8-65

723

別府八湯温泉道

No.176

鉄輪

かまど地獄足湯

 

源泉かけ流し、コバルトブルーの足湯

 

平成27年12月6日訪問


鉄輪に移動して地獄地帯までやってくると、どこも貸し切りバスが止まっており、団体の観光客が繰り出しているようだ。

浴室のドアを開けると美しい「青湯」が目に飛び込んでくる。

京大の大沢、由佐両先生は1997年に「温泉の色について(青色温泉水の成因に関する一考察)」という論文で別府の「青湯」に関する研究成果を発表されているが、その際に試料に用いたのがここの源泉であった。また、その中で海地獄の青色とここの青色は成因が異なることを指摘している。

浴室には3丁目の源泉を引いており、5丁目の湯より白濁してみえる。ややぬるめで、それほどツルツル感はなく、しっかりとした塩味の感じられる湯だ。


血の池地獄に似た6丁目の赤い熱泥湯を入浴施設にすれば、大人気まちがいなしだろう。




ナトリウム-塩化物泉、86.4℃、PH1.7、
成分総量1583mg、
弱白濁・弱混濁・弱塩味・弱自然臭 21/3/27

¥400


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行