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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

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 しんけん大分学検定中級
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「シニア・マイスター」に認定されました


ついにやりました!!
温泉マイスター協会の「シニア・マイスター」に認定されました。

この制度の目的は、『「シニア・マイスター」は、ただ知識を学ぶだけの講座や資格マニアのためのものではなく、科学的な裏付けのある知識と実践に基づいた情報を発信できる力があり、温泉文化を世界に発信したい!と言う熱き思いのある温泉の専門家を認定するものです。』(別府温泉地球博物館HPより)

今回提出したレポートは「大分県における『メタケイ酸を多量に含むナトリウム-塩化物泉」の研究』というものです。
過去に入湯した温泉のうち、メタケイ酸を多く含有する湯を紹介するとともに、その中で大変希少な「青湯」ができる要因を推測しました。

審査の結果として以下のコメントをいただきました。
「大分県にある青色温泉をよく調べ、文献調査を行っている点は評価できる。特に青色湯に共通する特徴について仮説を立てて推論を行うなど、オリジナルなアプローチを行っている点は評価できる。より深い研究活動が期待できる人材と考えられる。」

これからも微力ながら、温泉の素晴らしさを発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。


レポートをご覧になれます。下をクリックしてください。
https://drive.google.com/file/d/0BzIWlagI77bUdnYtMDFzZDh3MVU/view?usp=sharing

テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 べっぷ好楽 - 別府における浴室の換気

 

8-84

744

別府八湯温泉道

No.30

別府

べっぷ好楽

 

心配りがうれしい和風ホテルの湯

 

平成28年2月20日訪問


古くからの温泉地である別府では、浴室の換気に気を配っており、時としてそれが過剰すぎて、厳冬期には洗い場が寒すぎると感じる事さえある。そうした中で、ここの湯気の籠もりようは特別だ。しかも、浴室自体が建物本体の一階にあるので薄暗く、湯によって床が滑りやすいので、ちょっと注意が必要だ。急いで換気窓を開けたが、湯気が消えることはなかった。


ここの湯は薄めの土類泉で、源泉温度が49℃と適温で湧いているので、湯の供給量が多く鮮度の高いものだ。さすがに清掃が行き届いており、清潔感があるのがありがたい。

温泉道8巡目は残り4湯となり、ラストスパートに入ったところだ。

ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉、48.6℃、PH7.8、成分総量1323㎎、
弱黄褐色・微弱混濁・殆ど無味・微弱金気臭 21/10/27

¥0(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 別府富士観ホテル

 

8-83

743

別府八湯温泉道

No.95

別府

別府富士観ホテル

 

岩風呂に独自源泉をたたえる

 

平成28年2月20日訪問


この辺りは若草町という町名で、他のホテル・旅館とはちょっと離れた場所になる。海沿いの立地だが、建物は南向きに建てられており、客室からの眺望もそれほど期待できそうもない様だ。


久しぶりに内湯の大浴場に入ったが、広い浴槽が一つだけデーンとあり、透明度の高い湯が滔々と掛け流されている。高い天井と広々とした浴室なのに、閉塞感を感じるのはなぜだろうか。泉質名は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉」という華麗なものだが、わずかにツルツル感はあるが、あまり特徴を感じさせないものだ。これだけの立地と広さを生かす、ひと工夫が欲しいところだ。



ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉、51.5℃、PH8.6、成分総量1054

¥0(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 もと湯の宿 黒田や - 新しい温泉熱利用の形

 

8-82

742

別府八湯温泉道

No.152

鉄輪

もと湯の宿 

黒田や

 

薄緑色のソフトな湯は中性で万人に向く

 

平成28年2月20日訪問


ここの湯は弱酸性の食塩泉で、成分総量4g超、源泉温度98℃の沸騰泉だ。昨年、竹製温泉冷却装置「湯雨竹」が導入され、加水なしの源泉掛け流しが実現している。入浴中に湯守さんが温度調整に来られたので話を伺うと、ここ最近は季節がら気温の変化が激しく、温度調整に苦労すると話してくれた。




ここの温泉熱利用に関する新聞記事によると、「別府市のホテル「黒田や」は国の補助を受け、昨春から浴用だけの温泉を多段階で利用する設備を導入した。源泉の熱湯を熱交換し、施設の冷暖房や乾燥室に利用。湯は一連の過程で浴用の適温近くまで温度が下がるため、冷ますために必要な水道水の量も減った。」(大分合同新聞2016.1.5)

ナトリウム-塩化物泉、98.3℃、PH6.3、
成分総量4166mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 H26.7.11 メタケイ酸342.0 硫酸イオン338

¥0
(温泉本無料券)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 谷の湯 - メタケイ酸の効能は

 

8-81

741

別府八湯温泉道

No.143

鉄輪

谷の湯

 

鉄輪では最もクリアな部類の湯

 

平成28年2月14日訪問


いでゆ坂からここへ至る谷の湯通りは、別府音頭に唄われる「(別府湯の町、ヨサコリャサイサイ、別府湯の町、)湯川に湯滝」あり、源泉の地獄あり、ひょうたん温泉の元祖竹製温泉冷却装置「湯雨竹」ありと見どころ満載だ。その「湯川」へ下る階段を下りると谷の湯の入り口で、薄暗い湯屋の一番奥で不動明王がにらみを利かせている。


湯は3g超の塩化物泉で無色透明、メタケイ酸が357.5gも含まれる美肌の湯だ。北海道大学名誉教授の阿岸先生は、「メタケイ酸は、~、熱の伝導率が低いことから保湿効果がある。また、肌の表面を滑らかにするため美容にも応用される。きめの細かい美肌を作るには、皮膚表面の角質層に水分や脂を十分に保つことが大切で、特に皮脂細胞の角質化が促進されるとよいとされている。」(岩波新書、「温泉と健康」)と説明している。



ナトリウム-塩化物泉、71.1℃、PH4.9、成分総量3323㎎、無色・澄明・酸味・無臭 H22.10.7
メタケイ酸357.5 硫酸イオン397.4

¥150


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 地熱観光ラボ縁間 - メタケイ酸を多く含む湯は

 

 

740

別府八湯温泉道

No.201

鉄輪

地熱観光ラボ

縁間(えんま)

 

鉄輪の典型湯、湯雨竹で源泉100%

 

平成28年2月14日訪問


この日は日中の気温が16℃まで上がり、車の中はぽかぽか、なら縁間の足湯テーブルでお昼をとやってきた。「地獄蒸し麺」なるものを注文し待つ事しばし、足は温かいのだが、折からの強風でやはり寒い。料理はややパンチに欠けるが個性的な味で、おおむね満足できた。


改めてここの分析書を確認して吃驚、メタケイ酸が387.2mgとはすごい。しかも99.7℃の沸騰塩泉で、弱酸性、出汁味があり地獄蒸しにうってつけの泉質だ。となれば、足湯ではなく入浴施設が欲しいものだ。


ちなみに過去に入浴した温泉の内、もっともメタケイ酸を多く含むのは、「渋の湯」の689.6mg、次が「おにやまホテル」の596.6mg、由布院「庄屋の館」594.0mg、「泰葉」567.0mgと続いている。

ナトリウム-塩化物泉、99.7℃、PH3.9、
成分総量3844mg、無色・澄明・無臭 27.4.24
メタケイ酸387.2

¥600(昼食代)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 砂原温泉 - 常連さんの休日の朝風呂

 

8-80

739

別府八湯温泉道

No.144

鉄輪

砂原温泉

 

今井引き湯も鉄輪の保湿湯に近い

 

平成28年2月14日訪問


ここは鉄輪の旅館街とは大通りを隔てており、より地域に密着した共同湯の感がある。ただし、建物はかなり老朽化が進んでおり、脱衣所の天井の一部が剥げ、床もブカブカ、浴槽のタイルも剥げたままで、建て替えとなれば、それを機に廃止が危惧される。とはいえ、次々と常連さんが現れて、休日の朝風呂を楽しんでゆく。


湯は今井温泉からの引き湯のようで、2.6g超のアルカリ性の塩化物泉だが、源泉温度が高いため大量に加水されて特徴が掴めない。硫酸イオンを372mgも含み、硫酸塩泉の性質もあるのだろうか。



ナトリウム-塩化物泉、91.9℃、PH8.7、
成分総量2624mg、無色・澄明・無味・無臭、
自噴、掘削222m 22/8/6 
メタケイ酸196.8 硫酸イオン372.5

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 田の湯温泉 - 新源泉の泉質は

 

8-79

738

別府八湯温泉道

No.5

別府

田の湯温泉

 

白壁に斬新なデザインの湯屋

 

平成28年2月14日訪問


別府駅西口からほど近く、改装中の別府中央公民館のそばにある。この辺りが「田の湯」という地名であるのは、今となっては違和感を禁じ得ないが、明治44年の別府駅開業までは別府温泉の中心は浜脇であり、当時は流川通界隈でさえ七島藺の水田であったそうだ。


少し前に温泉掘削の櫓が組まれていたので、新源泉に変わることは予想されたが、今回、掲示されている分析書により確認できた。以前は「単純泉」であったのが「炭酸水素塩泉」に変わっていた。加水が多いこともあり、浴感に違いは感じないが、土類泉となっており、浴槽の析出物にもその痕跡がある。



ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、51.0℃、PH7.8、成分総量1034㎎、
無色・澄明・無味・無臭 H26.3.17 メタケイ酸221

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

丹生温泉 和みの湯 - 「丹生」の地名の由来は

 

44-6

その他の温泉

大分県

丹生温泉

和みの湯

 

大分県大分市大字丹生1189

 

平成28年2月13日訪問


大分市丹生地区は鶴崎市街地から大野川を渡った対岸の河岸段丘の上にある。「丹生」という地名から、古代には水銀を産出していたものと想像され、近くの丹生神社由緒書には「往古白鳳時代の文武天皇二年(西暦六九八年)豊後國丹生郷より朝廷に朱沙を献上する」とある。また、近くの「丹生遺跡」は、昭和372月に旧石器が発見され、その後の発掘調査では「礫器剥片」が出土したそうだ。


この段丘上にはキャノンマテリアル大分工場があり、丹生温泉は工場進出時の地域おこしの一環として掘削・整備されたものだ。湯は化石海水を起源とする塩化物泉で、薄黄色の透明湯でかなり塩気が強く、浴後に湯冷めしにくい温まりの湯だ。



ナトリウム-塩化物泉、48.0℃、PH7.3、
成分総量5000mg、61L/min、
微弱黄色・澄明・弱塩味・弱金気味・微弱硫化水素臭

¥300


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

大分温泉 王子温泉 - 創業103年の老舗温泉銭湯

 

 

九州温泉道

No.148

大分県

大分温泉

王子温泉

 

昭和レトロな雰囲気の中、

ツルツルとした濃厚な黒湯に浸れる。

 

平成28年2月11日訪問


この日の最後は大分市中心部の住宅街にある王子温泉、ここは大正2年(1913)創業で、 大分市内の銭湯では最も古く、今年で103年の歴史を重ねている。創業時は沸かし湯の銭湯だったが、都市化により燃料のオガクズの確保が困難になり、一か八かで温泉を採掘し、見事に掘り当てたのが35年ほど前の事という。


ここの湯は植物由来の腐植質を含むモール泉で、ほのかに甘い香りがあり、ツルツル感がかなり強い。建物は年季の入ったものだが、いつもピカピカに磨き上げられており、洗い場のイスにさえ一点の汚れもないのが嬉しい。


営業時間よりかなり早く着いたのだが、お母さんが気づいてオープンしてくれ、こんな優しい心づかいがありがたいなぁ。

ナトリウム-炭酸水素塩泉、50.0℃、PH8.57
成分総量1095mg メタケイ酸159、腐植質

¥200

(泉人優待券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行