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Author:海心堂
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くにさき六郷温泉 海門温泉 - 鉄泉であり炭酸泉でもある驚愕の強食塩泉

 

3-38

270

九州温泉道

NO.153

大分県

くにさき六郷温泉

海門温泉

 

鉄泉であり炭酸泉でもある驚愕の強食塩泉

 

平成28年7月24日訪問


こちらは今年4月に対象施設となったが、驚愕の強食塩泉だ。

ここのある真玉港を境に西は、豊前・中津・宇佐と日本第2位の広さを誇るの豊前海干潟が続き、良港に乏しいため、古代からここから東側に瀬戸内海航路の港が栄えたという。ここはかつて「海門荘」という割烹旅館だったそうだが、瀬戸内海航路の船乗りたちの遊興の場であったのだろう。


初めに書いたように、湯は23g超の強塩泉で、この濃度はただの海水由来ではなく、化石海水によるものではなかろうか。杵築市山香町の山香温泉センターや風の郷も強塩泉だが、ここと同様に110万年-150万年前に国東半島を形成した、両子火山群の麓に位置することが共通している。鉄分17mg、遊離炭酸669mgと泉質名には反映しないが、鉄泉であり炭酸泉でもある。とにかく、浴後がベタベタするほどの濃さで、しかも自噴であるといい、驚きの連続だ。



ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉、40.3℃、
PH5.9、成分総量23,532mg 無色・澄明・強塩味・中苦味・微弱金気臭

Fe+17.1、炭酸水素イオン1620、遊離炭酸669

¥350


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

くにさき六郷温泉 花いろ温泉 - 2つの炭酸冷鉱泉が味わえる贅沢さ

 

3-37

269

九州温泉道

NO.149

大分県

くにさき六郷温泉

花いろ温泉

 

2つの炭酸冷鉱泉が味わえる贅沢さ

 

平成28年7月24日訪問


この日の2湯目は豊後高田市のこちら。前施設からここへ向かう途中に、宇佐神宮の最重要神事の一つの「放生会」が行われる「和間の浮殿」がある。


放生会は養老4(720)に隼人族が反乱を起こした際に、宇佐八幡神は朝廷軍に協力しこの反乱を鎮圧したが、その後宇佐地域は疫病や凶作が続いたため、隼人の祟りだと信じられ、その霊を弔うためにニナ貝を放って供養する儀式が起こったことに由来する。この戦の折に、傀儡舞で隼人を油断させたと伝えられており、今もこの舞が中津市の古要神社と吉富町の古表神社に伝わっている。


さて花いろ温泉だが、豊後高田市営の健康交流センターの一部としてスタートしたが、当初は循環・加水・加温・塩素消毒で何かと評判が悪かったが、昨年より炭酸冷鉱泉の源泉浴槽が設置され、大評判となっている。しかも、30℃と24℃の二つの源泉が味わえるという贅沢さだ。24℃の源泉は鉄分が多いが炭酸成分は少なめ、もうひとつは炭酸分が豊富で成分総量5g超の良泉だ。この季節には最適なので、ご老人方が占有して、いつまでも空かないのが玉に傷だ。



温泉:含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、30.9℃、PH6.5、成分総量5303mg、
微弱黄色・微弱白濁・微弱炭酸味、無臭 H26.6.30 
メタケイ酸190、遊離炭酸1130、炭酸水素イオン2730

冷泉:含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉、24.2℃、PH6.2、成分総量3840mg、
無色・澄明・弱炭酸味・中金気味・殆ど無臭 H26.7.3 メタケイ酸168、遊離炭酸1080、炭酸水素イオン1770

¥300


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

まほろば温泉 兎狭 - 神武東征にちなむ重炭酸土類泉

 

125

166

その他の温泉

大分県

まほろば温泉 兎狭

 

神武東征にちなむ重炭酸土類泉

 

平成28年7月24日訪問


宇佐・国東半島にはぬるめの良泉が点在しているので、中津の祇園祭の見物と合わせて訪ねてみることにした。

最初に訪れたのは、宇佐平野の駅館川右岸にあるここ。通り向かいは大分県立歴史博物館があり、古代の兎狭豪族の古墳や、宇佐神宮と国東の六郷満山の文化財が展示されている。

古代文化の栄えた地に「まほろば温泉」とはぴったりのネーミングではないか。ちなみに「兎狭」の表記は、日本書紀に神武東征の際に兎狭津彦、菟狭津媛がもてなしたと記されている。


9時の開湯とともに多くの入浴者が訪れ、なかなかの繁盛ぶりだ。湯は42℃のややぬるめの重炭酸土類泉で、湯口ではかすかに炭酸味と、明瞭な金気味が感じられる。真冬でも加温せず営業しているそうで、その潔さがありがたい。



ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、42.6℃、PH6.9

成分総量3360mg113l/min、
無色・澄明・微弱金気臭・微弱炭酸味 H17.11.9
メタケイ酸216、遊離炭酸326、炭酸水素イオン1890

¥400



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

牧ノ戸温泉 九重観光ホテル - 「天涯の湯」は無色・透明の湯が掛け流し

 

58-2

165

その他の温泉

大分県

牧ノ戸温泉

九重観光ホテル

 

「天涯の湯」は無色・透明の湯が掛け流し

 

平成28年7月18日訪問


この日の最後は牧ノ戸温泉のここ、長者原温泉郷の最上部にあり、豊富な蒸気井を利用した自家用地熱発電所を持っており、毎時900kwを発電している。

広いフロントは薄暗く、外観からも建物が老朽化しているのを窺わせる。暗い廊下を進んだ先に「天涯の湯」があり、無色・透明の湯が掛け流されていた。分析書は昭和38年の日付となっており、成分総量81mgはかなり薄い湯と言わざるを得ない。それでも硫化水素臭でもあれば納得しようもあるが、全くの無臭で何の特徴もない。



フロントには「温泉マイスター」の認定書が掲示されており、温泉に関する専門知識をお持ちの事と推察できるので、ガス成分の遊離硫化水素の源泉の扱いを一考してほしいものだ。

単純硫化水素泉、64.0℃、PH4.42、

成分総量81.41mgS38.2.25

¥0

(温泉手形)

テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

法華院温泉別館 花山酔 - 男湯はきれいな緑色の濁り湯

 

124

164

その他の温泉

大分県

法華院温泉別館

花山酔

 

男湯はきれいな緑色の濁り湯

 

平成28年7月18日訪問


次は西鉄から法華院温泉山荘に経営が変わり、その名も「法華院温泉別館 花山酔」となったここ。ここを拠点に法華院温泉までのトレッキングコースは往復5時間だそうで、山の山荘での宿泊、あるいは麓の別館での宿泊と選択肢が広がったとのことだ。

過去の入湯記録より、「源泉の供給量の割に、オーバーフローして流れ出る湯量が少なく、循環を窺わせる。内湯の廃湯を循環・加温して露天に流しているようだ。2つの(自家ではない)源泉があるようで、日替わりの浴室で使い分けているようだ。」


今回、そのあたりがどうなったのかじっくり観察したが、(確証はないが)うれしい事に掛け流しに変わっているようだ。この日の男湯はきれいな緑色の濁り湯で、内湯がぬるめで、露天はやや熱め。早くもヒグラシの鳴き声が森の奥から聞こえてきて、高原らしさを堪能した。



単純泉、

¥0

(温泉手形)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長者原温泉 オーベルジュコスモス - 目の覚めるようなオレンジ色の湯

 

57-2

163

その他の温泉

大分県

長者原温泉
オーベルジュ
コスモス

 

目の覚めるようなオレンジ色の湯

 

平成28年7月18日訪問


本日、九州南部から東海までの梅雨明けが宣言された。本格的な夏を迎えて、九重飯田高原の涼やかな風と、雄大な景色を満喫しようと家を後にした。長者原は結構な人出で、無料の駐車場はほぼ満車だ。長者原ビジターセンターから「タデ原湿原」に出て、全長800m、所要時間約20分のタデ原絶景コースを一周することにした。


ビジターセンターのHPより、「山岳地域に形成された中間湿原では、国内最大級の面積を持つことなどから、国際的にも重要な湿地であると認められ、200511月に坊ガツル湿原とともに「くじゅう坊ガツル・タデ原湿原」として、ラムサール条約に登録されている。」


開湯の時間となったのでここへ向かう、1枚¥1,000で長者原温泉郷の3湯が楽しめる「温泉手形」を使うのがお得だ。

この画像、如何ですか?、目の覚めるようなオレンジ色の湯です。鉄分を多く含む土類泉の鮮やかな色に心躍るが、これでも単純泉だ。内湯はくすんで見え、ややぬるめに調整されていた。そもそも、フランス料理を中心とした宿泊施設を備えたレストランなので、立ち寄り湯は穴場なのだ。



単純泉、45.7℃、PH7.0、成分総量1015mg、

無色・澄明・中金気味、弱金気臭、微弱硫化水素臭 H20.2.5

¥1000

(温泉手形)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 悠彩の宿 望海 - 久々にタイル画と再会、この繊細な色使いに感動

 

9-41

789

別府八湯温泉道

NO.29

別府

悠彩の宿 望海

 

久々にタイル画と再会、この繊細な色使いに感動

 

平成28年7月16日訪問


この日の最後はスパビーチに隣接しているこちら。いつもは見晴らしのいい屋上露天風呂だが、久しぶりに内湯を選んだのは、この陽気では床が熱くなっているだろうと予想したため。脱衣所の窓からは目の前に砂浜が広がり、その先は青い別府湾で、遠景に国東半島がみえていたが、四国の山並みまでは無理だ。

ところで、我が家のエレベータ前からは、高崎山や鶴見岳・由布岳が見えるのだが、最近は高崎山が精いっぱいで、鶴見・由布が見えることは稀だ。それは晴れた日でもそうで、PM2.5などの大気汚染が恒常化しているのではと危惧している。

久々にタイル画と再会、見事なものです。この繊細な色使いには感動します。


湯は含食塩-重曹泉系の単純泉で、弱アルカリ性、以前は炭酸水素塩泉だったが、最新の分析では成分が1000mg0僅かに下回っているようだ。まあ、誤差の範囲内なのだけれど、ちょっと残念な気分だ。



単純温泉、46.1℃、PH8.3、成分総量973㎎、
無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 H27.2.15
メタケイ酸156.0

¥0

(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 花菱ホテル - 長雨の影響か、いつもより濁りが強い

 

9-40

788

別府八湯温泉道

NO.34

別府

花菱ホテル

 

長雨の影響か、いつもより濁りが強い

 

平成28年7月16日訪問


次に訪れたのは別府北浜のここ。旅館・ホテルが集まっている海岸の埋め立て地は「鶴水園」といい、大正4年に高級別荘地として売り出されたそうだ。そして、ここに花菱旅館が開業したのが大正11年で、北浜屈指の老舗旅館だ。

ここの湯は土類性の食塩泉で、いつもは微かな濁りを感じさせるものだが、この日は濁りが強く浴槽の底が見えない程だったが、長雨の影響だろうか。




宿のHPによれば、東館の男女の展望大浴場と、西館の男女の屋上露天風呂は、それぞれに「温泉カルテ」が掲示されており、別源泉のようだ。西館の露天風呂も立ち寄り湯として利用できるようで、次回はこちらを試してみよう。

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、53.2℃、PH7.6、成分総量4633㎎、微弱黄色・澄明・弱塩味・無臭、
循環・加水 17/5/20

¥250

(七段半額券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 かんぽの宿別府 - 鉄輪には珍しい弱アルカリ性

 

9-39

787

別府八湯温泉道

NO.47

鉄輪

かんぽの宿別府

 

鉄輪には珍しい弱アルカリ性

 

平成28年7月16日訪問


ようやく雨が上がり、明るい陽光と青空が戻ってきた。今年の梅雨は記録的な降雨量で、熊本県の南阿蘇村などは、地震の被害に加えて土石流などの土砂災害に見舞われており、お見舞い申し上げます。

この暑さにアチチの共同浴場はさすがに辛く、脱衣所にエアコンのある旅館・ホテルを訪ねることにした。まず一湯目は鉄輪温泉のここ、広い内湯と掛け流しの露天風呂を完備している。


湯は鉄輪らしく88℃の劇熱だが、弱アルカリ性で食塩分の少ない単純泉だ。露天の湯口には竹製温泉冷却装置「湯雨竹」が備えられ、加水することなく、短時間で湯を冷ましている。


そういえば、先日お亡くなりになった鳩山邦夫氏は、総務大臣時代にオリックスに売却が決まっていた「かんぽの宿」に待ったをかけたが、その折に「かんぽの宿日田」を視察しているが、その折にはこの装置を見た事だろう。

単純泉(ナトリウム-SO4HCO3)87.9℃、PH8.4
成分総量446mg、循環・加水・消毒、H16.7.20

¥150

(七段半額券)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

豊後くたみ温泉 ほていの湯 - 湯口付近ではそこそこの泡付きがある

 

4-12

131

奥豊後温泉文化伝

NO.10

久住

豊後くたみ温泉

ほていの湯

 

湯口付近ではそこそこの泡付きがある

 

平成28年7月10日訪問


この日の最後はこちら、布袋様の夢のお告げで源泉を掘り当てた温泉そうだ。源泉温度は40.0℃と低めのため、この季節にはじっくりと湯を楽しめる。遊離二酸化炭素が400mg超あり、湯口付近ではそこそこの泡付きがある。鉄分がかなり強く、浴槽や洗い場は赤く染まっており、かなりはっきりとした金気臭もある。




ガス性の遊離二酸化炭素の含有量はどのように測定するのかと「鉱泉分析法指針」を紐解くと、「塩酸標準溶液でフェノールフタレインの微赤色が消えるまで滴定し,水酸化ナトリウム標準溶液の消費量から遊離二酸化炭素を定量する。」とある。よくわからないが、水酸化ナトリウムはCO2を吸収するので、溶液が中和する量が、CO2の含有量となるようだが、測定誤差が大きそうだなぁ。

マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、40.0℃、PH6.5、成分総量3525mg、
無色・澄明・微収斂味・微金気味・微金気臭 H22.7.9

¥250

(久住の日割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行