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Author:海心堂
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 奥豊後温泉郷マイスター
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別府浜脇温泉 浜脇温泉 - 浜脇薬師祭りでご開帳の薬師如来様

 

9-47

796

別府八湯温泉道

NO.36

浜脇

浜脇温泉

 

浜脇薬師祭りでご開帳の薬師如来様

 

平成28年8月27日訪問


この日の浜脇地区は浜脇薬師祭りがとり行われており、浜脇温泉の広場には地元の方々が屋台を出し、名物の「風流見立て細工」が展示されていた。また、今夜20:00からは長野別府市長はじめ23人が華やかな衣装で練り歩く、花魁道中が行われる様だ。


この祭り期間中は浜脇温泉が無料開放されるが、むしろ「湯都ピア浜脇」の浜脇源泉の湯が開放されればと願っている。


広場の薬師堂には薬師如来が祀られているが、祭り期間中は御開帳されており、金色に輝く小さなお薬師様を目にすることが出来た。現地案内板には、「ご本尊薬師如来像(高さ15㎝)は、近年の調査で平安時代の豊国法師の作ということが判明、別府市で最も古い仏像の一つとされています。この像は「薬師如来の加護で難病が治る」として古来多くの人々に崇められてきました。」とある。平安初期の仏像とは貴重だが、損傷が激しく文化財的な価値はそれほど高くない様だが、長く信仰を集めてきた仏様に感謝の念を忘れずにいたい。

単純泉、 65.0 PH8.0、成分総量819mg

無色・澄明・無味・無臭(雲泉寺タンク)

¥0

(薬師祭り無料)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 豊泉荘 - 分析書の記述で気になった事

 

9-46

795

別府八湯温泉道

NO.20

別府

豊泉荘

 

分析書の記述で気になった事

 

平成28年8月27日訪問


別府駅の西側の山の手地区にあり、広い敷地に落ち着いた庭園を持つ「公立学校共済組合」の保養所だ。夏休み中とあって学校関係者の研修が行われているようで、ロビーには大きなバックを持った団体が行き来していた。



この日は内湯を使ったが、薄い土類泉がやや熱めで掛け流されていた。それでも洗い場の床は析出物に覆われ、景色を成しているが、これを嫌ってかオーバーフローしないように排水溝に直接流れ出す造りになっていた。


浴後、脱衣所の分析書を眺めていて、ちょっと気になった事があった。採取時の試験者と検査室の試験者が別の人で、知覚試験の項目に矛盾がある事だ。採取時に「無色・澄明・無味・無臭」であったものが、検査室では「淡黄色・澄明・金気味・微金属臭」となっていた。時間の経過とともに酸化が進み湯に色が付くことはよく知られているが、味や香りはむしろ弱くなるはずだ。採取時には経験の浅い検査技師が派遣されるのだろうかと思ってしまった。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、57.1℃、PH7.4、成分総量1061mg45/min
無色・澄明・無味・無臭  H21.12.11

¥300

(温泉本\100引券)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

岡城天然温泉 月のしずく - 新しい分析書で積年の疑いが晴れた

 

4-16

135

奥豊後温泉文化伝

NO.2

竹田

岡城天然温泉

月のしずく

 

新しい分析書で積年の疑いが晴れた

 

平成28年8月21日訪問


この日の最後はその名も岡城天然温泉のここ、滝廉太郎の「荒城の月」で知られる岡城阯とは市街地のある盆地を挟んだ東西の高台に位置している。


ここでは2017年日付の新しい成分分析書が掲示されていた。これまで何度か内湯の源泉掛け流しを疑いの目で見てきたが、新分析書でも加温・消毒はあるが、循環はないことが確認できた。疑問なのは浴槽の構造で、どうみても循環としか思えない造りになっている。しかし、この湯の回収口はジャグジーのためのもののようで、ようやくスッキリした。


露天風呂は全体が塩ビ波板の屋根に覆われて開放感には欠けるが、やや浅めで加温なしのぬるめの湯が心地よく、いつまでも入っていられる良泉だ。

ナトリウム-塩化物泉、39.7℃、PH8.6、
成分総量1390mg 無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭H27.5.25  メタケイ酸62.1 メタホウ酸72.9

¥350


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

竹田温泉 花水月 - 日本一美しい白水ダムを模した湯口

 

4-15

134

奥豊後温泉文化伝

NO.1

竹田

竹田温泉

花水月

 

日本一美しい白水ダムを模した湯口

 

平成28年8月21日訪問


竹田の市街地に戻り、売り出し中の「竹田ちゃんぽん」の昼食後、ここへ向かった。

ここは第3セクター「竹田振興整備(社長・甲斐正章商工会議所会頭)」の経営で2001年にオープンしたが、ご多分に漏れず赤字続きで、2007年には市の直営となった。


見上げるほどの立派な建物で、内部も豪華な造りなのだが、肝心の湯がダメだ。公表されている分析書によれば、湧出量は123L/minあり源泉掛け流しで使っても十分な量がある。保健所の指導があることは想像に難くないが、「マイナスイオン還元浴槽」など望む人がどこにいるのだろうか?温泉施設は何を売り物にするのかを見つめ直してほしいものだ。


さて、この日は男湯は「花の湯」で、湯口は国の重要文化財の白水ダムを模したものだ。白水ダムの正式名称は「白水溜池堰堤水利施設」、灌漑用の水量調整のためのダムだ。大分県の農業土木技師であった小野安夫の設計・監督により、1934年(昭和9年)4月に着工し、1938年(昭和13年)3月に竣工した。流れ下る白い水の襞が見事で、日本一美しいダムとも言われている。

ナトリウム-塩化物泉、40.0℃、PH8.6、

成分総量1339g、湧出量123L/min H18.4.7

¥300

(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

宮城温泉 出会いの湯 - 夏は加温なしのまさに源泉掛け流し

 

4-14

133

奥豊後温泉文化伝

NO.3

竹田

宮城温泉

出会いの湯

 

夏は加温なしのまさに源泉掛け流し

 

平成28年8月21日訪問


この日の2湯目はここ、竹田市中心部から北東に車で30分ほどの、稲葉川の上流部にあたる。近くに「黄牛の滝」があるが、「あめうし」と読む珍しい名前だ。黄牛とは肥後の赤牛の事で、むかしこの滝に龍が住んでいて、住民や家畜を襲うので、僧侶が仔牛の首を囮にして龍を誘い出し、退治した事からこの名がついたそうだ。


古くからこの辺りの河原には温泉が湧いており、住民は河原に粗末な囲いを作って入浴していたそうだ。2003年に古民家を移築した今の浴舎が出来、住民の憩いの場となっている。

湯は39℃の弱アルカリ性単純泉で、無色・透明、白い埃の様な湯の花が無数に舞っている。冬は少しだけ加温するが、この時期は加温なしのまさに源泉掛け流し、浴槽では37℃の不感温度で、僅かにツルツル感があり、いつまでも浸かってられるいい湯だ。


現在の湯屋が出来る前の仮設時は、今より10数メートル源泉に近く、ほのかな硫黄香と泡付きがあったと聞いている。炭酸・硫黄成分はこれほどに儚いものなのだ。

単純泉、40.5℃、PH8.3、成分総量827mg

¥200

(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

荻の里温泉 - 小さくてもよいので源泉掛け流しの浴槽が欲しい

 

4-13

132

奥豊後温泉文化伝

NO.4

荻の里温泉

 

小さくてもよいので源泉掛け流しの浴槽が欲しい

 

平成28年8月21日訪問


この日は「奥豊後温泉文化伝」の湯巡りで竹田市に行ってきた。竹田市は平成17年に旧荻町・久住町・直入町が合併し、県内でも有数の温泉市となった。

旧竹田市と荻町は古くからの温泉地ではなく、近年の採掘により温泉施設が出来た所で、いわゆるサンセク系の施設が多い。ここもまさにそれで、宿泊施設や食事処、グランドゴルフ場などを備えた複合施設だ。


浴室は電気風呂とジャグジーを備えた大浴槽と露天風呂、サウナというシンプルなものだ。源泉が33.8℃であるため加温は致し方ないが、循環・消毒がよけいだ。初めて訪れたときは充満する塩素臭に這う這うの体で退散したものだが、今はジャグジーで微かに感じられる程度に改善されている。分析表の数値はなかなかのもので、小さくてもよいので源泉掛け流しの浴槽が欲しいものだ。



ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉、33.8℃、
PH6.6、成分総量2828mg、無色・澄明・微炭酸味・微弱金気味・殆ど無臭、
加温・放流循環ろ過(半循環) H21.5.12

¥200

(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

おおいた温泉物語 三川の湯 - 内湯の源泉風呂は多量の湯の花が舞う

 

11-2

171

その他の温泉

大分県

おおいた温泉物語
三川の湯

 

大分県大分市三川新町1-1-11

 

内湯の源泉風呂は多量の湯の花が舞う

 

平成28年8月20日訪問


この日の2湯目は前施設から市街地方面に5kmほど戻った三川地区にあるスーパー銭湯だ。

大分市内にはいわゆる温泉旅館・ホテは塚野鉱泉の旅館3軒以外にはなく、ビジネスホテルやシティホテルの浴場、温泉銭湯やスーパー銭湯、病院や福祉施設の浴場、分譲マンションの付随施設としてなどが、源泉数は242、湧出量17,242L/分で、静岡県熱海市の湧出量17,536L/分に匹敵する量だ。


広い浴室内には様々な浴槽があるが、大浴槽と露天風呂以外は加水・加温ありのようだ。ここは成分総量8g超の濃厚食塩泉で、内湯の源泉風呂は茶褐色の湯の花が多量に舞っており、なかなかは入り応えがある。土曜日の午後とあって駐車場は満杯状態で、浴室内もかなり混雑していたが、スーパー銭湯にしては湯の扱いに好感が持てた。



ナトリウム-塩化物泉、43.2℃、PH7.3、
成分総量8363mg、29L/min、
無色・澄明・塩味・無臭 H26.9.26 
メタケイ酸140.0 アンモニウム20.4 臭化物イオン0.7

¥350


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

舞子浜温泉センター - 鉄分豊富な冷鉱泉は迫力満点!

 

8-7

170

その他の温泉

大分県

舞子浜温泉センター

 

大分県大分市政所1丁目430

 

鉄分豊富な冷鉱泉は迫力満点!

 

平成28年8月20日訪問


暑くなると訪れたくなるのがここ、大分市東部の大在地区にある温泉銭湯だ。

この辺りは昭和47年に大分市の新産都第二期計画で海岸線が埋め立てられ、工場用地が造成された。折しもオイルショックが起こり、思い通りには企業の進出が進まず、今に至っている。そして、我々が子供の頃に親しんでいた大在・日吉原の砂浜は失われてしまった。この海岸は対岸の日出町の特産「城下カレイ」の繁殖場でもあったため、今や幻と言われるほどに生息数が減ってしまった。

夏になるとここを訪れたくなるのは、冷泉があるからだ。すこし寂れた感のある広めの浴室の真ん中に、柱を取り囲むようにドーナツ型の浴槽があり、無色・透明の冷鉱泉が大量掛け流しだ。はっきりとした鉄臭があり、浴槽の縁や床は赤黒く変色している。地下200mから湧き出す鉱泉の温度は22℃ほどで、夏であればそれほど冷たくはない。


メインの温泉は成分が9gを超す強塩泉で、鉄分はほとんど含まれておらず、こちらも名湯だ。浴後、ロビーでオーナーとお話ししたが、食塩泉と冷泉の混合、もしくは冷泉を温めたものに入ってみたいとお願いしておいた。



ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉,44.5℃,pH8.3
成分総計:9681.6mg/kg

¥350


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

甚吉の湯 - 黒川温泉の開湯にまつわる温泉銭湯

 

127

169

その他の温泉

大分県

甚吉の湯

 

黒川温泉の開湯にまつわる温泉銭湯

 

平成28年8月15日訪問


自宅からすぐの所に新しい温泉銭湯がオープンしたと聞き、早速訪ねてみた。賃貸マンションに併設されている浴場が、リニューアルを期に一般にも開放されたとの事だ。

そして、この地区には熊本県の黒川温泉の開湯にまつわる昔話が残っている。今でも、この近くの松寿庵に首なしの地蔵様が祀られ、黒川温泉の地蔵堂には首だけのお地蔵さまがあるそうだ。江戸時代、肥後細川藩の参勤交代では、熊本から阿蘇を越え野津原を通り、鶴崎から海路で大阪、江戸へ向かったことから、こんな話が伝わっているのだろう。


この話の主人公にちなんで「甚吉の湯」と名付けられた銭湯は、無人で賽銭箱に料金を投入することになっている。男女日替わりで大浴場と小浴場が入れ代り、薄めのモール泉が掛け流されていた。はっきりとした塩味と少しのツルツル感があり、¥200はお値打ちだ。

 

黒川温泉の地蔵堂の案内板には、以下の説明文が紹介されている。「むかしむかし豊後の国の中津留というところに、貧しい塩売りの甚吉とその父が住んでおった。父は病気で甘瓜だけしか食べれんじゃった。しかしお金はなし、悪いこととはわかっていたが、甚吉は瓜を盗もうと思ったそうな。 ある日お地蔵様に、自分の商売にしている塩をほんの少しおそなえして、父の病気が早く良くなる事を願い瓜を盗みにいくことを告げたんじゃ。覚悟を決めて瓜畑に入るやいなや地主に、すぱっと首をはねられてしもうた。しかしそこには身代わりになったお地蔵様の首が落ちていたんじゃ。そんなある日、肥後細川藩の修行者本田勝十郎というものが、肥後の国にこのお地蔵様をもち帰ろうとして、旅のとちゅう黒川で一休みしていたら、「ここに安置してくれ」としゃべりなさったそうな。村人はお地蔵様の首をまつり大切に守りづづけたそうな。するとある日この地より温泉がわきでるようになったとさ。」

ナトリウム-塩化物泉、45.6℃、

¥200


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

天野川温泉 天然温泉 天の川 - 市街地のスーパー銭湯の本物食塩泉

 

15-2

168

その他の温泉

大分県

天の川温泉

天然温泉 天の川

 

市街地のスーパー銭湯の本物食塩泉

 

平成28年8月15日訪問


立秋を過ぎたとはいえ連日の猛暑、しかも梅雨明け以来一滴の雨も降らない日々が続いている。この陽気に別府のアチチ湯は辛く、大分市内の施設を訪ねることにした。


最初は南大分地区にあるここ、朝9:00から夜中の2:00までの長時間営業のいわゆるスーパー銭湯だが、湯は本物だ。2本の源泉を持ち、いずれも成分が12g超の食塩泉で、鉄分もかなり含有している。遊離二酸化炭素が1号泉は450mg、2号泉は600mgあり、重炭酸土類泉といえるだろう。ただし、湯口でも炭酸味が感じられることはない。


大分市の大深度地熱温泉には3つのタイプがあり、ひとつは黒褐色でツルツル感のあるのモール泉、ひとつは透明で癖のないモール泉、もう一つが土類性の強塩泉だ。ここは数キロ離れた賀来地区のキャセイホテルの湯を彷彿とさせる強塩泉で、寒い時期には湯冷めしにくい湯だ。

1号泉:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、54.0℃、
PH6.8、成分総量12428mg、
微弱黄褐色・微弱白濁・中塩味・弱金気味・微弱炭酸味・弱鉱物臭、45L/min 22.7.26
メタケイ酸229 遊離二酸化炭素453 Fe2.7

2号泉:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、52.5℃、
PH6.8、成分総量12807mg、無色・澄明・強塩味・中炭酸味・中炭酸味・中金気味・殆ど無臭、44L/min 22.7.26
メタケイ酸224 遊離二酸化炭素601 Fe4.9 

¥400



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行