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Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

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別府鉄輪温泉 砂原温泉 - 新しくなった天井には不思議な丸い湯抜き穴が

 

9-66

817

別府八湯温泉道

NO.144

鉄輪

砂原温泉

 

新しくなった天井には不思議な丸い湯抜き穴が

 

平成28年10月22日訪問


この日の最後は改修工事が終わったばかりのここ。

外観に大きな違いはないが、入口の引き戸とシャッターは新しくなったようだ。中に入ると、脱衣所は一新され、床が抜け落ちるのではと心配する必要はなくなった。



浴室内は壁、天井が一新され、タイルの傷みが痛々しかった浴槽の底は、御影石張りになっていた。新しくなった天井には不思議な丸い湯抜き穴が開けられていて、他では見ない珍しい造りだと思った。洗い場には5組の温冷の蛇口があり、なんと源泉が供給されていた。




ここの湯は鉄輪では珍しい弱アルカリ性だが、常にかなり加水されているので特徴がつかみにくいが、硫酸イオンが372mgもあり、微かになんとも形容しがたい芒硝泉の香りがある。

ナトリウム-塩化物泉、91.9℃、PH8.7、
成分総量2624mg、無色・澄明・無味・無臭、
自噴、掘削222m 22/8/6 
メタケイ酸196.8 硫酸イオン372.5

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 旅館みゆき屋 - 「熱湯注意」の一部が溶け落ちている

 

9-65

816

別府八湯温泉道

NO.103

鉄輪

旅館みゆき屋

 

「熱湯注意」の一部が溶け落ちている

 

平成28年10月22日訪問


ここへ向かう途中、鉄輪の道路は側溝から温泉の蒸気が立ち上って、不思議な光景が広がっていた。いかに余り湯の湯温が高いかを、まざまざと見せ付けられた気がした。観光客の中には、湯煙のすごさに驚いて、「火事が起こっている」と勘違いする人のいるとか。


玄関で案内を乞うと、若女将らしき方が実に丁寧な対応で、奥の露天風呂に案内してくれた。ここのお風呂はその大きさにお手頃感があり、自宅にこの風呂が欲しいなぁと思わせてくれる。


湯は中塩分、小鉄分の塩化物泉で、PH3.4の弱酸性の鉄輪の典型的な泉質だ。やわらかな肌触りで、しかもよく温まる湯だ。80℃超の源泉口には、「熱湯注意」の札が掛けられているが、高温に耐えかねて文字の一部が溶け落ちているのが、なんとも愉快だ。

ナトリウム-塩化物泉、80.2℃、PH3.4
成分総量3549

¥250

(七段半額券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府鉄輪温泉 神丘温泉 豊山荘 - 炭酸イオンに起因する別府一のつるつる湯

 

9-64

815

別府八湯温泉道

NO.129

鉄輪

神丘温泉 豊山荘

 

炭酸イオンに起因する別府一のつるつる湯

 

平成28年10月22日訪問


次に訪ねたのは小倉地区のこちら。この辺りはやまなみ道路を挟んでいくつかのお宿があり、沸騰泉を源泉とする様々な泉質の湯が提供されている。

今気付いたが、ここや「小倉薬師丘の湯」は鉄輪温泉郷に属し、おなじ小倉地区でも「照湯温泉」は明礬温泉郷なのだ。


ここの湯は別府八湯でも貴重なアルカリ性の硫黄泉で、ほのかな硫黄香とつるつるの浴感が特徴だ。今は無き「神丘温泉」と同一源泉と聞くが、ここは湯船が大きいためかツルツル感はちょっと控えめだ。


郡司勇氏よれば、ここのつるつるは主として「炭酸イオン(CO³)」に起因するものだそうで、PH9.1のアルカリ性とメタケイ酸263mgがそれに追い打ちをかけているようだ。ただ、「炭酸」と付く温泉成分は複雑で、もう少し勉強する余地がありそうだ。

単純硫黄泉(硫化水素型)、95.6℃、PH9.1
成分総量970㎎、無色・澄明・無味・硫化水素臭 H16.2.18 メタケイ酸263 炭酸イオン87

¥200

(温泉本半額券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 別府のお宿 加賀屋 - 岩風呂はあたかも洞窟にいるような独特の雰囲気

 

9-63

814

別府八湯温泉道

NO.198

別府

別府のお宿 加賀屋

 

岩風呂はあたかも洞窟にいるような独特の雰囲気

 

平成28年10月22日訪問


この日の午後、温泉マイスター協会の「地獄ハイキング」が予定されていたが、あいにくの雨で中止となった。それにしてのこの秋の雨の多い事、その上に阿蘇山の噴火や昨夜の鳥取地方での地震と、なんだか心安らかならざる日々が続いている。

とはいっても湯巡りに支障はなく、この日の一湯目は北浜のここを訪ねた。少し前に「ニュー松美」が温泉道から抜け、先日は「清風」「清海荘」が脱退して、別府湾が見渡せるお宿が少なくなってしまったのが残念だ。


久しぶりに岩風呂に入れてもらったのだが、湯が間欠泉の様に湧き出すのはいつもの通りで、あたかも洞窟にいるような独特の雰囲気に包まれる。ここの湯は土類泉で、浴槽の析出物が見事なのだが、廃湯のために浴槽の一部が切り欠けられているので、洗い場全体に析出物が付着する造りとなっていない。湯縁全体からオーバーフローする造りに変えたらと思うのだが、いかがだろう。



ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物泉、52.0℃、PH7.5、成分総量1918mg、
微弱黄色・澄明・無味・無臭 H27.5.22

¥260

(名人会割引)



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府明礬温泉 さわやかハートピア明礬 - 散策路の池の泥を湯に溶かせた「泥湯」ができるといいなぁ

 

813

別府八湯温泉道

NO.170

明礬

ホテルさわやか

ハートピア明礬

 

散策路の池の泥を湯に溶かせた

「泥湯」ができるといいなぁ

 

平成28年10月10日訪問


8月の別府八湯検定で、ご褒美に頂いたここの無料券を使いに立ち寄った。


露天風呂に向かう途中、石の焼けたような硫黄香が漂っていたが、これは散策路にある噴気孔が発しているもののようだ。



湯屋に着くと、湯守さんがやってきて湯加減を調整してくれ、少しだけ話が出来た。散策路にある池の泥を湯に溶かせた「泥湯」ができるといいなぁと話すと、管理が大変だろうとの返答だった。隣の温泉保養センターの泥湯は、「紺屋地獄」にそのまま浸かれるレアで貴重なものだが、衛生面でちょっと腰が引ける。坊主地獄の鉱泥温泉や、今はなき神丘温泉のような湯に泥を溶いたタイプの泥湯がほしいなぁと思う。ここにはその貴重な泥があり、杉乃井ホテルが定期的に貰いに来るそうで、これを生かさない手はないと思うのだが。



単純硫黄泉(硫化水素型)、57.8℃、PH 6.4
成分総量928mg、自然湧出、
微弱乳白色・微白濁,強収斂味,強硫化水素臭 20/10/9

¥0
(八湯検定無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 春日温泉 - 「北部旅館街」のちょっと怪しい雰囲気

 

9-62

812

別府八湯温泉道

NO.89

別府

春日温泉

 

「北部旅館街」のちょっと怪しい雰囲気

 

平成28年10月10日訪問


この日の3湯目は、この辺りでもう一つのお気に入りのここを訪ねた。

この界隈は「北部旅館街」といい、いくつかの小さな旅館が今もある。大正時代は「行合町」と呼ばれた遊郭街で、昭和30年代に旅館に変わったようだが、今でも当時の空気が漂う、ちょっと怪しい界隈だ。戦前の別府には浜脇、流川、亀川をはじめとして数々の色町があり、花を競っていたそうだ。


さて、ここはこの界隈では貴重な自家源泉で、土類系重曹泉の特徴が湯口や屋外の源泉の析出物で見て取れる。


男湯女湯の境の高いところに仏様が祀られているが、手に「薬壷」をお持ちの姿から薬師如来様に違いなく、その下には発起人などの名前が彫られているが、半分は女湯側で、日付などの確認はできなかった。



ナトリウム-炭酸水素塩泉、58.0℃、PH7.7、
成分総量1220mg、
無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 20/5/28

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 大和温泉 - 木造校舎か駅舎を思わせる佇まいが、どこか懐かしい

 

9-61

811

別府八湯温泉道

NO.191

別府

大和温泉

 

木造校舎か駅舎を思わせる佇まいが、どこか懐かしい

 

平成28年10月10日訪問


この日の2湯目は、木造校舎か駅舎を思わせる佇まいが、どこか懐かしさと温かさを感じさせてくれる、こちら。


お薬師様に手を合わせ階段を下ると、脱衣所一体型の浴室で、何ともかわいらしい丸型の浴槽が迎えてくれる。東側は一面に三段の窓が設えられていて、秋めいた柔らかい朝日が差し込んでいた。

源泉口は閉じられていて、余り湯が排水溝に流れ出していたので、口を開いて浴槽に注ぎ込むと、贅沢なオーバーフローが起きて、新鮮な湯が味わえた。無色・透明の湯だが、黒い湯の花が舞っており、これは何に由来するのだろうか。単純泉でこれといった特徴はないが、常使いの湯としては最適だろう。



単純泉、59.3℃、PH8.0、成分総量794mg、
無色・澄明・無味・無臭、別府市営鶴見園源泉

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 第一富士見温泉 - 分析書の日付は昭和39年11月9日

 

130

178

その他の温泉

大分県

第一富士見温泉

 

大分県別府市野口元町11-22

 

分析書の日付は昭和39年11月9日

 

平成28年10月10日訪問


大和温泉を訪ねようと富士見通りを歩いていたら、富士見4丁目のバス停の奥に浴舎を発見。ジモ泉ではなく、一般にも開放されていたので、早速湯を頂くことにした。


無人の管理人室の料金箱に¥100を投入して湯屋に入ると、先客はおらず、脱衣所と二段下がった先に楕円形の浴槽があった。湯は鶴見園源泉からの引き湯のようで、無色・透明の単純泉だ。


掲げられている分析書の日付は昭和39年11月9日と記されていた。この年は東京オリンピックが開催された年で、我が妹が生まれたのがこの日付の翌日だ。実家の近くの府内大橋が完成し、オリンピックの聖火リレーが渡り初めとなったのを懐かしく思い出した。



単純泉、59.3℃、PH8.0、成分総量794mg、
無色・澄明・無味・無臭、
別府市営鶴見園源泉(大和温泉の分析表より)

100円



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

塚野鉱泉 - 飲泉に効能があり、腹下しを起こして胃腸を洗浄する

 

20-2

177

その他の温泉

大分県

塚野鉱泉

 

大分県大分市大字廻栖野21番地

 

飲泉に効能があり、
腹下しを起こして胃腸を洗浄する
 

 

平成28年9月9日訪問


この日の2湯目は大分市では唯一の古くからの湯治場のここ。大分市内から竹田へ向かう国道442号線の廻栖野(「めぐすの」と読む)交差点を山間へ2km程分け入った先に、湯治場の風情を残す二軒の旅館があり、その裏手に霊泉が湧き出すお堂と、共同浴場がある。


浴場内は無人、一番奥の浴槽には4つの蛇口があり、大きな湯口からは冷泉を46℃ほどに温めた湯が供給される。3つ並んだ蛇口は、ひとつは熱めの白湯、ひとつが無加温の源泉、もうひとつは水道水のようだ。ただ、無加温の源泉蛇口は析出物で詰まって出が悪く、以前の様に大量に注ぎ込むことができなかった。お堂の源泉は含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素冷鉱泉で、泉温15℃、強い塩味と炭酸味があるが、浴槽では炭酸成分を感じることはできない。


ここは飲泉に効能があり、早朝から大量に源泉を飲み、腹下しを起こして胃腸を洗浄するという新手の民間療法で知られている。



含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉、15.7℃、PH6.2、成分総量12,158mg
4.7L/min、無色・澄明・強炭酸味・中塩味 H24.10.11
遊離炭酸1170 メタケイ酸115 炭酸水素イオン3110

200円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

篠原温泉 - 浴室内には水の出る蛇口がないという潔さ

 

129

176

その他の温泉

大分県

篠原温泉

 

大分県由布市狭間町篠原426-6

 

浴室内には水の出る蛇口がないという潔さ

 

平成28年10月2日訪問


以前、大分合同新聞にここが復活したとの記事が掲載されており、ようやくこの日、尋ねることができた。

大分市内から国道210号線を湯布院方面に向かい、JR久大線の鬼瀬駅の手前を左折して篠原橋を渡ると、すぐ左手の浴舎がある。

一見民家のような建物は手前から、女湯、男湯、休憩所になっていて、一番奥に広い駐車場があった。

浴室内には2m四方の浴槽があり、やや色味のある硫酸塩泉の源泉が掛け流されている。仄かに甘いモール臭があり、かなり強いツルツル感があった。


46℃の源泉が豊富に注がれているのに、湯がオーバーフローしないので、不思議に思いよく観察すると、男湯と女湯の仕切り壁の下が開いていてる一体型の浴槽で、女湯でオーバーフローしているようだ。また、洗い場には2つの蛇口があるが、これからも源泉出ており、浴室内には水の出る蛇口がないという潔さだ。

 

2016.5.24、大分合同新聞の記事 2011年9月から休業していた由布市挾間町篠原の篠原温泉が26日から営業を再開する。代表の佐藤克文さん(60)は、父の急逝後、後を継ぐ決意を固め、ファンの声が背中を押した。(中略)

 篠原温泉はやや熱めの硫酸塩泉で切り傷や冷え性、疲労回復などに効果があるという。緑が多く静かな場所で、施設には男湯と女湯、休憩部屋がある。 温泉は克文さんの父で、2011年10月に急逝した精冶さん(享年81歳)が約40年前に創業。大分市内などから多くの人が訪れていた。(中略)家族を中心に経営し、母元子さん(82)と叔母の佐藤邦子さん(71)が食堂で作るかしわ飯も好評だった。 休業中も施設入り口に「一日も早く営業を。楽しみにしています。ファン一同より」という手紙が置かれていた。(中略)父からの遺言はなかったが「温泉を途絶えさせてはいけない。おやじにも悪い」と決心。今年3月で市消防本部を定年退職したことを機に、温泉を再開させることにした。(中略)克文さんは「昔ながらの素朴な温泉にしたい。憩いの場になれば」と話している。

ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉、
44.6℃、PH8.4、成分総量1607mg
微弱黄色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 H21.11.24
メタケイ酸150.2

200円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行