プロフィール

Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

別府亀川温泉 競輪温泉 - 競輪開催中は無料で入れる

 

9-73

824

別府八湯温泉道

NO.68

亀川

競輪温泉

 

競輪開催中は無料で入れる

 

平成28年11月27日訪問


ずいぶん久しぶりの再訪だと思ったら、平成22年5月以来で、実に6年半ぶりだった。競輪場の正面ゲートから車を進めると、「競輪祭」開催中とあって、広い駐車場は満タンだ。一周400mのバンクのある建物とは別に温泉棟があり、競輪開催中は無料で利用できる。


番台に人気はなく、競輪場の案内所でスタンプを押してもらってから、脱衣所に通った。やや狭い脱衣所は着衣中の人が5人ほどおられたが、浴室内は無人。源泉温度70.4℃の熱い湯が注がれていたが、先客の加水のおかげで適温に調整されていた。成分総量905mgとあるが、ほとんど癖のないあっさりとした湯だ。ここの湯はどの辺りからの引き湯だろうか、それとも自家源泉なのか。恐らく日本で唯一の競輪場の温泉だろう。



単純泉 70.4℃、PH8.1、成分総量905mg、
無色・澄明・無味・無臭 23/3/15

¥0
(開催中は無料)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府亀川温泉 浜田温泉 - 失われず残った「浜田温泉館」の経緯

 

9-72

823

別府八湯温泉道

NO.66

亀川

浜田温泉

 

失われず残った「浜田温泉館」の経緯

 

平成28年11月27日訪問


ここを訪れるたびに、向かいにある昭和10(1935)年に共同浴場として建てられた「浜田温泉記念館(国の登録有形文化財)」の堂々とした建物に、目が釘付けになる。


平成13(2001)年、別府市は浜田温泉建て替えのための予算を市議会に上程したことから、保存を願う市民運動が起こったが、平成14(2002)420日に旧浜田温泉は閉鎖され、翌21日から現浜田温泉での営業が再開された。この市民運動のおかげで、旧館の部材は廃棄されることなく残された。平成16(2004)年、故・森田義男さんの遺志を継ぎ、復元する費用に充ててほしいと妻のミサ子さんが6500万円を別府市に寄贈したことから、今の姿がよみがえった。

明治27(1894)年に建てられた松山の「道後温泉本館」は、国の重要文化財に指定され、今も市民から愛され続けている。

もう一つの例が、山鹿温泉の「さくら湯」で、明治3(1870)年に近代的な公衆浴場として建てられたが、老朽化と地区の再開発を理由に、昭和48(1973)年に惜しまれつつ取り壊された。その後、「まちおこし」の機運の高まりで復元され、平成24(2012)1124日新装オープンしたが、それには約89800万円もの費用が掛かったという。

一度壊してしまったものは元には戻らず、元の姿を復元しようとすればとんでもない費用がかかってしまう。すでに失われた「赤銅御殿」や「田の湯館」「中山別荘」などなど、二度と同じ轍を踏まない様に願わずにはいられない。



ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、54℃、PH7.2、
成分総量1699mg、無色・澄明・微弱塩味・無臭、H21.3.20

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府明礬温泉 野湯 鶴の湯 - 野湯とはいえ、いつもきれいに整備されている

 

32-3

180

その他の温泉

大分県

鶴の湯

 

大分県別府市鶴見

 

野湯とはいえ、いつもきれいに整備されている

 

平成28年11月23日訪問



急に思いついて、久しぶりにここを訪れた。明礬へ向かう道に入ると、鶴見岳の向こうから冬を思わせる黒雲が空を覆い、思わぬ時雨に襲われた。道々の草原は冬枯れの風情を漂わせ、蕭条とした景色を眺めながら足を進めると、お二人の先客があり楽しそうに湯を味わっておられた。挨拶を交わして湯に浸かると、やや熱めで湯の花はなく、硫黄の香りも控えめなものだった。一番奥に源泉の湧き出し口があり、上の浴槽は46℃のアチチ湯で、中ほどの広い浴槽は44℃ほどだがこれでも熱く感じられる。その先は狭い水路になっていて、残り湯が谷川に流れていくようになっている。


いつも感心するのはきれいに整備されていることで、常連さん
のどなたかが草刈りや浴槽の清掃、脱衣所の整頓などを行ってくれているようだ。不心得者がバカ騒ぎをしたり、車上荒らしの被害があったりするようだが、立ち入り禁止になってしまうような事態にならない様、願わずにはいられない。



単純アルカリ硫黄泉(不明)

0円


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府観海寺温泉 杉乃井ホテル「棚湯」 - 開放感と絶景の眺めは出色

 

9-71

822

別府八湯温泉道

NO.74

観海寺

杉乃井ホテル
「棚湯」

 

開放感と絶景の眺めは出色

 

平成28年11月23日訪問


秋の行楽シーズンの真っただ中とあって、多少は混み合うことを覚悟しての訪問だ。とはいえ、朝の九時から温泉に入る物好きはそうは居まいと思っていたが、宿泊客でチェックアウト前にひとっ風呂という人や、ここで湯に入り別府を後にする旅行者など、そこそこの賑わいだ。




脱衣所の掲示板に日の出の時刻が張ってあり、宿泊すればその時刻にも利用できる様だ。そして、ここの開放感と絶景の眺めは出色で、一度試してみる価値は十分にある。これで、湯自体がもう少しよければいうことはないが、季節によって日によって違っているので、軽々に語る事はできない。ただ、寒い時期ほど源泉の投入量が多く、ほのかに硫黄の香りを嗅ぐことができる可能性が高い様だ。

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、64.8℃、PH7.4
成分総量1834mg、無色・澄明・無味・無臭 H25.4.27
2・長命泉の混合泉

¥0(七段無料券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 上原温泉 - 共同浴場における家族湯の役割は?

 

9-70

821

別府八湯温泉道

NO.173

別府

上原温泉

 

共同浴場における家族湯の役割は?

 

平成28年11月23日訪問


「別府ONSENアカデミア」のシンポジウムも終了し、落ち着きを取り戻した感のある別府の町、この日は乙原山の麓にあるここを訪ねた。


ここには数台分の駐車場があり、自動車での湯巡りには有り難い施設だ。祝日の午前中とあって、組合員の皆さんが三々五々やってきて、冷えた体を温めていく。別府南部地区の共同浴場の源泉となっている市有雲泉寺泉源から最も近いのがここで、浴槽の湯はもちろんアチチだが、別府の湯に慣れてくると46℃位までは浸かれるようになっている。


ここは家族湯がある事で知られているが、今後の共同浴場の在り方のひとつのヒントになるのかもしれない。体が不自由になった時、介護の下で入浴するには、家族湯は一つの役割としてありうると思うからだ。一方で、誰も彼も家族湯を使い、コミュニティとしての共同浴場が廃れていくのは残念だ。難しいなぁ!!

単純泉、64.1℃、PH7.4、
成分総量765mg、無色・澄明・無味・無臭 雲泉寺貯湯タンク H28.3.17 メタケイ酸159

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 やすらぎの宿 かどやRe - あちこちの露天風呂を巡って思う事

 

4-29

148

奥豊後温泉文化伝

NO.36

長湯

やすらぎの宿

かどやRe

 

あちこちの露天風呂を巡って思う事

 

平成28年11月12訪問


「奥豊後温泉文化伝」の4巡目のラスト、旅館街の中ほどにある創業80年を超える老舗旅館で、一日限定4組の小さなお宿だ。

客室のある建物はリニューアルされて比較的新しい印象だが、浴室棟は以前のままのようで、鄙びた感じがする。


内湯の浴室に入ると、かつては一室であったものを、真ん中で区切って男女別に分けたもののようだ。その中央部に湯口があり、やや熱めの湯が注がれている。長湯らしく、浴槽内は析出物がテーブルサンゴ状に成長している。すぐ横に小さめの露天風呂があり、ややぬるめに調整された湯を味わえる。この露天風呂は大きさが手頃で、我がにもひとつ欲しいと思わせてくれる。


あちこちの露天風呂を巡って思う事だが、浴槽周りの植え込みや囲い方にもっと心配りがあっていいのではないだろうか。たとえば、すぐ横に物干し場があって洗濯物が丸見えだったり、植え込みの枝葉に蜘蛛の巣が張っているのにそのままだったり。特に興をそぐのは、温泉の配管の残骸が目につくところに無造作に放置されている事だ。この辺りに気を配れば、もっと素敵な露天になること請け合いなのだが。

 

この後、豊後大野市緒方町の「緒方三社川越し祭り」を見物した。緒方三社は平安末期から鎌倉初期にかけてこの地を治めた緒方三郎惟栄が建立したと伝えられ、一之宮社には父の仲哀天皇、二之宮社には子の応神天皇、三之宮社には母の神功皇后が祀られている。この祭りでは親子三神が原尻の滝近くの二之宮社に集まり、一夜を過ごすといわれている。緒方川の対岸に鎮座する三之宮社の神輿が、篝火が焚かれた原尻の滝の上流で、下帯姿の若者に担がれて川を渡り、川中にある大鳥居を潜るのが見せ場となっている。



含二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、51.3℃、PH7.0、成分総量5412mg、Hco3-2740mg、弱黄色・弱白濁・微弱金気味・殆ど無臭、85L/min 20/4/30

¥200

(温泉文化伝割引))


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 福ねこの湯 - 自噴泉は湯の鮮度が高い

 

4-28

147

奥豊後温泉文化伝

NO.29

長湯

福ねこの湯

 

自噴泉は湯の鮮度が高い

 

平成28年11月12訪問


この日の二湯目は「まねき猫」の「人形工房かじか」が運営する家族風呂2つだけのここ。

工房で受付を済ませ、ご主人の案内で隣の浴室に向かう。きちんと整理整頓された清潔な脱衣所、その先の浴室は飾り気はないが、塗り壁のシンプルな内装で、柔らかい色の照明と相まって、落ち着いた雰囲気がある。


前回の訪問時に掘削当初は動力で汲み上げていたが、数年後には自噴し始めたと聞いた。今も自噴泉を小さなタンクに貯め、その上澄み部分を浴槽に供給しているようだ。したがって湯の鮮度が高く、ややぬるめの湯だが、炭酸味もかなり強い。浴槽の壁がツルツルに磨き上げられて、長湯特有のザラザラ感が全くないのは、徹底したメンテナンスの賜物だろう。



マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、41.4℃、
無色・澄明・中金気

¥1300

(別府八湯温泉道
名人会割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 万寿温泉 大山住の湯 - 長湯では珍しい透明度のある湯

 

4-27

146

奥豊後温泉文化伝

NO.23

長湯

万寿温泉
大山住の湯

 

長湯では珍しい透明度のある湯

 

平成28年11月12訪問


ここは民営の共同浴場に区分されるのだが、その侘びた風情はむしろ「ぼろい」といった方が適切かもしれない。管理人さん夫妻はかなりの高齢で、あちこちの保守・管理が行き届かなくなっているようで、雑然とした感がある。


一方、浴室内はそれなりに掃除されていて不快な感はなく、広い窓から眼下に芹川の流れが木の間越しに眺められる。湯は長湯では珍しく透明度があり、浴槽の底を見ることができる。湯の表面には粉状の浮遊物が浮いていて、金気味や炭酸味はかなり控えめだ。湯を冷ますためだろう、ビニールパイプの湯口から浴槽の縁へ源泉を掛け流しているので、その周りは分厚い石灰華が付着して鍾乳石の態を成している。


長湯の湯は、浴後、肌がカサカサになる感があり、一般的に言われる「美肌の湯」の重曹泉とは一線を画するものがあるようだ。

マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 51.3℃、PH7.0、成分総量5412mg、HCO3-2740mg、
弱黄色・弱白濁・微弱金気味・殆ど無臭、85L/min 20/4/30

¥200


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 御宿 友喜美荘 - 炭酸泉を生かすことの難しさ

 

4-26

145

奥豊後温泉文化伝

NO.34

長湯

御宿 友喜美荘

 

炭酸泉を生かすことの難しさ

 

平成28年11月10訪問


ここの脱衣所に「当館の温泉は炭酸水素塩泉で純炭酸泉ではないのと、泉温が46℃と高いので、浴槽内で体に気泡が付くことはありません」といった内容の断り書きが掲示されている。恐らく過去に宿泊客から泡が付かない事へのクレームがあったと思われるが、実に謙虚な内容でありながら、いつも残念な気持ちが抑えられない気分になる。


ここの湯は遊離二酸化炭素を1007mgも含み、まごう事なき「炭酸泉」なのだ。湯口に鼻を近づければ炭酸臭が明瞭に感じられ、口中でも炭酸味をはっきりと感じることができる。ただ、惜しむらくは源泉から浴室までの距離がやや遠いため、浴槽内ではほとんど揮発してしまっている事だ。貴重な炭酸泉を生かして使うには、こういったハード面の工夫が必要だ。


とはいえ、館内はいつもピカピカに磨き上げられ、浴室も清潔そのもの、女将の接遇は丁寧で心が籠っており、いつでもいい気持で湯を使えるのがありがたい。

含CO2-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、46.6℃、PH6.8、成分総量5122mg、
無色・澄明・強炭酸味・強金気味・殆ど無臭 H19.3.12

¥400

(温泉文化伝割引)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長湯温泉 千寿温泉 - おじいちゃんの生きがいの湯

 

4-25

144

奥豊後温泉文化伝

NO.19

長湯

千寿温泉

 

おじいちゃんの生きがいの湯

 

平成28年11月10訪問


久住から長湯へ戻りしなにここへ立ち寄った。番台を守る高齢のおじいちゃんが、今日も元気に出迎えてくれた。

長湯でも一二を争う侘びた風情の温泉銭湯で、内湯の浴槽が一つあるだけの簡素な施設。雨音を聞きながら湯に浸かっていると、炭酸ガスを伴って湧き出す源泉のボコボコトいう音が聞こえてくる。




源泉温度は44.2℃で、湯の供給量もそれほど多くはないので、浴槽ではややぬるく感じたが、ゆっくり浸かれば炭酸の効果で体の内側からポカポカしてくるのが長湯の素晴らしさだ。

わずか¥100の料金では商売にならないだろうけれど、おじいちゃんの生きがいに続けているといった所だろうか。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、44.2℃、PH7.3、成分総量5065mg、微弱黄色・微弱混濁・微弱炭酸味・無臭 H17.2.15

¥100


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行