海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

別府温泉 末広温泉 - 雲泉寺タンクからの引き湯のアルカリ性単純泉

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11-28

969

別府八湯温泉道

No.17

別府

末広温泉

 

雲泉寺タンクからの引き湯のアルカリ性単純泉

 

平成29年11月26日訪問


この日の最後は清掃のための中断がないこちら。浴室にやわらかな陽光が差し込み、鶴見岳を描いた大平由香里女史の壁画を美しく照らしていた。


ここは雲泉寺タンクからの引き湯で、無色・透明のアルカリ性単純泉だ。その大元は堀田源泉で、途中で浜脇線、富士見線、石垣線に枝分かれし、浜脇線は前八幡源泉や丸尾源泉が混ぜられ、ここにも供給されている。


雲泉寺という地名はラクテンチの下駅が「雲泉寺駅」である事でわかるように、立石山の麓、朝見川の左岸にあたり、熱水や噴気が豊富に噴出する地域だ。

手元にある市の給湯系統図は昭和63(1988)年より以前のもので、もっと新しいものがないものかと市の温泉課に調査をお願いしている。

アルカリ性単純泉、62.0℃、PH8.5
成分総量750㎎(雲泉寺タンク)、H7.3.9

¥200


別府明礬温泉 旅館みどり荘 - 明礬に炭酸泉があったとの記録が見つかった

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11-27

968

別府八湯温泉道

No.64

明礬

旅館みどり荘

 

明礬に炭酸泉があったとの記録が見つかった

 

平成29年11月26日訪問


明礬温泉は火山活動を続けている伽藍岳の中腹標高400mに位置し、地表からわずか30~50cmの深さに地熱地帯があると言われている。そのため、地表のあちこちから硫黄臭のある噴気が立ち上っており、酸性泉や硫黄泉といった個性的な源泉ではあるが、地下水に乏しくその湧出量はかなり少ないものである所が多い。


ここの湯はPH2.7の酸性硫黄泉で、強い硫黄臭があり、硫黄成分が湯に溶け込んでおり、浴槽の底に沈殿する事のないタイプだ。源泉を口に含むと、酸味より苦味が強く感じられた。




かつて明礬薬師寺の境内に「鳶の湯」があり、今は湯温が下がって閉鎖されている。明治43(1910)年の『南豊温泉記』によると、「泉質は炭酸性、無色透明で、清涼な味で内用に適し、慢性胃腸病・秘尿生殖器病・神経痛・慢性炎症などに特効があった。」とある。明礬に炭酸泉があったとは驚いた。

単純酸性硫黄泉(硫化水素型)、68℃、PH2.7、
成分総量481mg、無色・澄明・強酸味・強金気味
・強硫化水素臭 21/10/30

¥500



別府温泉 九日天温泉 - 明治のころは田んぼの中に湧く湯だった

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11-26

967

別府八湯温泉道

No.8

別府

九日天温泉

 

明治のころは田んぼの中に湧く湯だった

 

平成29年11月26日訪問


朝晩は冷え込みを感じるようになり、休日の朝風呂は熱めの湯でシャキとしようとここを訪れた。常連さんが次々と訪れる、なかなかの盛況ぶりでご同慶の至りだ。ここは上田の湯公民館に併設されているが、よくある一階が風呂で二階が公民館ではなく、浴舎は独立している。




「別府温泉湯治場大辞典」には、「川の湯を西に進むこと一丁徐り、右方は別府高等小学校がある。学校の前に四坪斗りの建物がある。之が九日田の湯というのである。」とあり、「明治時代を通じて五月頃から十一月ごろまで夏の間だけ湧出し、冬の間は枯渇していた」との記述もある。

今は閑静な住宅地になっているが、明治のころは田んぼの中に湧く湯で「田の湯」と呼ばれていたようだ。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、51.2℃、PH7.9、成分総量1034㎎、
無色・澄明・無味・無臭 19/9/18

¥130


「せーので測ろう! 別府市全域温泉一斉調査」参加レポート

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「せーので測ろう! 別府市全域温泉一斉調査」

参加レポート

 

 別府市・別府ONSENアカデミア実行委員会・別府市旅館ホテル組織連合会・特定非営利活動法人 別府温泉地球博物館・京都大学大学院理学研究所付属 地球熱学研究施設・大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所の共催で、第二回「せーので測ろう! 別府市全域温泉一斉調査」が、平成29年11月18日(土)に全国から地球環境学や温泉・地学などの研究者を集め、温泉愛好家の協力の下に行われました。

 今季一番の寒気の襲来で由布岳・鶴見岳は初冠雪をまとい、時折、小雨交じりの肌寒い一日でしたが、集合時間の午前9時には総勢50名の参加者が、別府市中央公民館一階講座室に勢ぞろいしました。


 本調査の案内パンフレットには、「別府市の生活や観光に欠くことの出来ない温泉。湯量や泉質はもちろん、温度も大切なポイントです。湯のまち別府の「財産」をしっかりと運用・管理するためには、継続的に記録を取りながら変化の有無を確かめることが重要です。一緒に温泉の科学とフィールド調査を体験しませんか。」と、その趣旨が記載されています。

 

 11に分けられた各班でメンバーの自己紹介の後、今日の調査源泉の場所を確認し、事務局からの調査に当たっての注意点を確認したうえで、市内各所に向かって出発しました。




 我が6班は、「別府温泉地球博物館」の由佐館長を班長とし、薬剤師会の宮川さん、東京都市大学馬場研究室の3年生の伊藤君と國井さんの総勢5名です。

 6班の調査源泉は、ジモ泉共同浴場の「吉弘第二温泉」、宿泊施設の「別府パストラル」と、石垣東の個人宅、上人南の個人宅の4カ所です。

 まずは「吉弘第二温泉」を目指しますが、事前に配られた地図の読み方が悪いのか、目的地になかなか到着できません。通行中の方にお尋ねると、すぐそこだったのですが、ジモ泉のため表に看板などもなく、冷や汗をかいてしまいました。浴舎に入るとご老人がお一人で入浴中、ご挨拶をして採湯させていただきました。ここは今年新たに加わった調査源泉のです。この日の測定温度は51.1℃でした。ちなみに温泉名は近くにある戦国時代の大友宗麟配下の名将「吉弘統幸」を祀る吉弘神社に由来するようです。

 2番目の調査地点は上人南の個人宅です。ここは昨年も調査させていただいた所で、個人宅8軒が共同で所有されています。車も入れない狭い路地の奥に貯湯タンクがあり、直下の源泉から63.3℃(昨年の観測では63.7℃)の弱アルカリ性単純泉が、地下250mから汲み上げられています。人懐っこい白いワンちゃんが我々を歓迎してくれました。


 由佐先生と私が計測し、宮川さんが調査結果を報告用紙に記入、WEBでの本部への報告は学生の伊藤君がテキパキとやってくれます。國井さんも器具や容器をタイミングよく渡してくれ、チームワークもばっちりです。

 次は石垣東の個人宅で、宅地の奥まった場所に独立した浴舎がありました。1m×1mぐらいの小さく深い浴槽で、浴槽への注ぎ口で測定しましたが、昨年が55.5℃で今年は46.2℃は測定に誤差が生じているのかもしれません。所有者の方にお話を伺っていたら、おばあちゃんが突然、由佐先生を「ブラタモリに出ちょった人やなぁ」とおっしゃいました。さすがは人気番組と感心した一幕でした。この時点で11:30を過ぎていましたので、急いで次の場所に向かいました。

 最後は東荘園の「別府パストラル」で、ここは今年から調査地点に加わった宿泊施設です。フロントの担当の方にご挨拶すると、メンテナンスを請け負っている会社の方を呼んで下さいました。温泉棟の隣に大きな貯湯タンクがあり、2本の自家源泉の湯をここで混合して、浴槽に流しているとの事でした。分析書によれば「ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉、51.2℃、PH8.0、成分総量1253㎎」ですが、この日の測定温度は46.4℃でした。


 横浜からわざわざ手伝いに来てくれた若い2人のリクエストで、大分名物のトリ天定食の昼食を取って、公民館にもどり電気伝導率の測定を行いました。いずれも150ms/前後で、成分量の少ない泉質であることが確かめられました。

 

 午後からは主催者の総合地球環境学研究所の遠藤 愛子 準教授の挨拶、別府市副市長の阿南寿和氏の挨拶に続き、由佐先生の「別府温泉の源(もと)」と題するご講演を拝聴しました。次に大分県生活環境部保護推進室の担当者による「温泉資源監視基礎調査事業の概要」に関する説明と、3地点のモニタリング状況の推移の報告がありましたが、この担当者は……。


 最後に龍谷大学の山田講師より、今回の調査結果の速報報告がありました。その中で、温泉井戸の水深と温度、泉質の分布を示す3Dグラフが興味深く、今後のためにも「深さ」の視線は重要だと強く感じました。


 最後に夜の懇親会での、九重町の温泉湧出量は数年後には、別府市を抜く事になるという驚愕の話題を聞きました。平成28年3月末の県の統計では、別府市が87,347㍑/分で、九重町が83,742㍑/分で、すでに由布市を抜き、別府市に肉薄しています。現時点で地熱発電のために九重町に届出が出されているのは、資源調査段階にあるもの5件、掘削段階にあるもの6件、発電所建設段階にあるものが2件となっていました。

 地熱発電で利用されるのは熱水ではなく、噴気です。未利用の熱水を地中に戻すなどの対策を講じて、温泉資源の枯渇などという憂慮すべき事態にならないことを願うばかりです。そして、今回の調査の様な、継続的なモニタリングを通じて、温泉資源の保護対策を実施しなければならないと思います。




別府明礬温泉 湯屋えびす - 写真展「猫べっぷ展」会場の白濁硫黄泉

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11-25

965

別府八湯温泉道

No.65

明礬

湯屋えびす

 

写真展「猫べっぷ展」会場の白濁硫黄泉

 

平成29年11月19日訪問


前夜は車を置いて帰宅したので、翌朝JRで別府駅まで来て、その足で明礬のここを訪ねた。前夜の冷え込みで鶴見岳は初冠雪をいただき、明礬界隈は真冬さながらの冷え込みだ。

写真展「猫べっぷ展」の3つ目の会場で、看板猫ライムの特製スタンプをゲットしようとの目論見だ。3階の休憩室には九州各地の温泉の看板猫の写真が展示され、朝日の差し込む明るい部屋はほっこりとした気配に包まれている。


ここの男湯は奇数日が2階の内湯「石の小道と癒しの洞窟」で、こんな日はむしろありがたい。開湯早々とあって数人の同浴者があるだけで、つまりは貸し切り状態だ。


PH2.8の酸性硫黄泉で、舌にかなりの酸っぱさを感じるはずだが、この日はそれほどの刺激はなく香りもマイルドなのは、時間帯的に噴気による成分の溶け込みがまだ少ないためだろうか。


明礬で唯一の市営温泉の鶴寿泉が一時休業となって随分になる。これまでも湯量や湯温の低下で何度となく休業してきた。明礬地区は自然湧出泉が原則で、新規の温泉掘削が禁止されているのだから、噴気造成泉に切り替えるなどの抜本的対策に切り替えるべき時期に来ているのかもしれない。

単純酸性硫黄泉(硫化水素型)、64.5℃、PH2.8
溶存物質計587mg10L/min(自然湧出) 、
弱白色、弱混濁、強硫化水素臭

¥700

(割引券利用)


別府鉄輪温泉 鬼石の湯 - 「鉄輪」の地名の由来の一つに、金輪奈落(地獄)がある

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11-24

964

別府八湯温泉道

No.125

鉄輪

鬼石の湯

 

「鉄輪」の地名の由来の一つに、
金輪奈落(地獄)がある

 

平成29年11月18日訪問


「別府市全域温泉一斉調査」の終了後、懇親会の開始まで3時間ほどの時間があったので、ここで温まる事にした。午後4時を回った時間で混み合うかと思ったら、数人の先客があるだけで、ゆったりとお湯を味わえる、のんびりとした様子だった。


2階の露天風呂からは源泉のセパレーター(気水分離装置)が目前に見えるが、シューシューという音と共に大量の噴気が空に立ち上っている。ここの湯は弱酸性の塩化物泉で、弱い金気味があり、典型的な鉄輪の湯といえる。残念ながら加水があるようで、分析表どおりの個性は感じられない。


「鉄輪」の地名の由来の一つに、「仏教の宇宙観で説く地獄は地の下。そこに金輪奈落(地獄)があると考える。金輪際という言葉があるように、そこは世界の果て。 その金輪(おおいた遺産HPより)」からとの説があり、地獄との関連で捨て難い説ではなかろうか。

ナトリウム-塩化物泉、88.6℃、PH3.2、成分総量4896㎎、
無色・澄明・弱金気味・弱塩味・無臭 H24.3.23 
加水、メタケイ酸619.0

¥400

(名人会割引)



別府温泉 「油屋ホテル」手湯 - 熊八像と駅前手湯が現代美術の作品に

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11-23

963

別府八湯温泉道

臨時

別府

「油屋ホテル」手湯

 

熊八像と駅前手湯が現代美術の作品に

 

平成29年11月12日訪問


別府駅前に現在美術家の西野達氏による「油屋ホテル」という作品が展示されている。これは現在美術フェスティバルの「混浴温泉世界」の後継企画として誕生した、「in BEPPU」のという別府市を舞台に開催する個展形式の芸術祭の出品作だ。

今回の作品について西野氏は、「メイン作品の1つ『油屋ホテル』は現代の別府の基礎を作った油屋熊八をモチーフに、ひいては別府の歴史を具現化しようとするホテル型作品です。JR別府駅前の油屋熊八のモニュメントをレセプションで宿泊客を迎える像として作品に取り込み、同じく別府駅前の手湯を露天風呂に転化し、113年続いた別府の老舗『花菱ホテル』の客室の備品などを活用して寝室を再現します。」と述べている。


期間中、この手湯が温泉道の臨時施設となり、特製スタンプが押せると聞き訪ねた訳だ。無色透明の湯で、露天風呂というにはかなりぬるいようだった。



ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉、44.2℃、ph6.8、成分総計1,393mg

¥0


別府温泉 べっぷ野上本館 - 別大電車と発電所の歴史

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11-22

962

別府八湯温泉道

NO.33

別府

べっぷ野上本館

 

別大電車と発電所の歴史

 

平成29年11月12日訪問


次は同じく「第二回猫べっぷ展」の会場となっているこちら。2階のロビーが会場となっており、ネコサファリで出会った猫たちの写真が展示されていた。

浴槽には無色透明で柔らかな肌触りの重曹泉が掛け流されており、旧別大電車の敷石で作られた「鍾乳の滝」がその威容を見せていた。今は湯が流されておらず残念だ。



 

別大電車は明治33年に豊州電気鉄道により、別府町~大分町間(7.7km)の、全国で5番目の路面電車だ。同時に電力を賄うための発電所が別府市中浜(現在のゆめタウン前のローソンの場所)に建てられ、明治37年には別府町・浜脇町に電灯および電力供給事業を開始したという。明治39年には大分水電㈱を買収し、明治43に豊後大野市に沈堕発電所を完成させ、別府に次いで大分町にも電灯電力を供給した。このため、雪舟が水墨画を残した「沈堕の滝」は、一次往時の景観を失う事となったという来歴がある。

ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、55.8℃、PH7.2、成分総量1225㎎、無色・澄明・無味・無臭、H15.11.4

¥0(七段無料券)


別府鉄輪温泉 かんなわゆの香 - 「第二回猫べっぷ展」の会場でお湯をいただいた

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11-21

961

別府八湯温泉道

NO.155

鉄輪

かんなわゆの香

 

「第二回猫べっぷ展」の会場でお湯をいただいた

 

平成29年11月12日訪問


別府大学で「第21回別府大学文化財セミナー」が開催された。昨年の熊本地震をはじめ、今年も7月の九州北部豪雨、9月の台風18号水害など、県内でも自然災害が頻発している。そこで、「災害史研究の最新動向-気候変動と火山噴火-」をテーマとしたセミナーが開催されたのだ。

少し早く到着したので、総合地球環境学研究所教授の中塚武先生の「樹木の年輪から考える日本列島の気候変動史」を聴講できた。「樹木の年輪を用いて日本の夏の気温と降水量が過去数百~数千年間に渡って年単位で復元に成功しつつある最新の研究成果」(当日配布のレジュメより)との発表には目を見張るものがあった。

京大地球熱学研究施設教授の竹村恵二先生の「別府湾堆積物に記録された完新世火山活動史」の講演では、別府湾は「高崎山沖が最も深い水深(73m)を示す海底地形をしている。現在も沈降を続けており、堆積速度が速く、湾奥部では堆積物が連続的に堆積し、生物攪乱の影響が少なく、火山灰の降灰や地震タービダイト等のイベント堆積物が良好に保存されている」(当日配布のレジュメより)事から、火山噴火の発生年代や規模、噴出物の組成を知ることができるそうだ。これらの事から、別府湾は火山活動史を知るうえで、貴重なサンプルを提供してくれることを知る事が出来た。

 

その後、現在開催中の写真展「第二回猫べっぷ展」の会場のこちらでお湯をいただいた。会場のロビーには、澁谷昌章、清原繁隆、そして古賀みほの3人の写真家の作品が展示されていた。また、さやか女将が看板猫のゆずにゃんを連れてこられ、猫談議に花が咲き楽しい時間を過ごすことが出来た。


幸運にもこの日は男湯が露天風呂付の方で、ぬるめから熱めまで様々に調整された湯を楽しんだ。廊下に張られている分析表は昭和54年のかなり古いものだが、メタケイ酸が702mgと記載されていた。そもそも塩化物泉は「あたたまりの湯」といわれ保温効果があるのだが、これに保湿効果の高いメタケイ酸がプラスされて、まさに美肌の湯といえそうだ。



ナトリウム-塩化物泉,99℃,PH5.1、
成分総量4480mg,湧出量:700L/

¥260

(温泉名人割引)


大分隠れヶ浜 スパビレッジ日出 - ロケーションを楽しむ湯と割り切りたい

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145

219

その他の温泉

大分県

大分隠れヶ浜

スパビレッジ日出

 

大分県速見郡日出町川崎4144-1

 

ロケーションを楽しむ湯と割り切りたい

 

平成29年11月5日訪問


日出町に今年の8月にオープンした海と温泉を売り物にした、県内で急成長中の焼き肉チェーンの複合施設だ。国道10号線から東に折れて、ミカン畑の中の狭い道を進むと、海沿いの細長い敷地に食事棟や大浴場棟、家族湯棟、建設中の宿泊棟が立ち並んでいた。

料金を払って大浴場に向かうと、岩がゴロゴロした磯場から1mほどの高さに露天風呂が設けられていた。かなり浅めの浴槽は寝湯を意識したものらしく、目の前に波穏やかな別府湾が広がっていた。対岸は大分市の臨海工業地帯の工場群で、JXTGエネルギー(旧九州石油)大分製油所の白い石油タンクが見渡せた。


湯は温度が32.5℃の単純泉で、高温に加温され、さらに加水されての掛け流しの様だ。ほとんど特徴を感じさせないさっぱりとした湯で、ロケーションを楽しむ湯と割り切りたい。



単純泉、32.4℃、PH8.4、成分総量253mg、
無色・澄明・無味・無臭 H27.3.24
メタケイ酸103.5 電気伝導度13.7

¥400


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