海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

長湯温泉 温泉療養文化館 御前湯

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 奥豊後温泉文化伝 No.18

長湯温泉 温泉療養文化館 御前湯

 

♨夏場になると「すずなりジジイ」が出現します♨

 

令和元年7月28日訪問

 

 もう一つ冷泉に浸かるつもりでこちらを訪れました。



 ここの冷泉は重炭酸土類泉で、泉温が29.7℃ありますので、それほど冷たくはなく、Co2の含有量も243.9mgと少なめなので、身体への泡付きはありません。



 冬場は空いていて、サウナの上がり湯に使う人がいるくらいですが、夏場になると「すずなりジジイ」が出現します。広くもない冷泉浴槽を数人のご老人が1時間以上も占拠して、他の方々の入浴を阻みます。



 たまりかねて交代をお願いしましたが、一人分を場所を空けてくれただけで、占拠を止めようとはしません。30分ぐらいたったら一旦出て他の浴用に浸かり、その後でもう一度冷泉に浸かるなどの配慮がほしいものです。

 

 「奥豊後温泉文化伝」なるスタンプラリーは、第5弾が平成28年4月1日から平成31年3月31日まで終了し、次のスタートが告知されていません。このまま終了してしまうのでしょうか。竹田市は温泉を通して観光ツーリズムを盛り上げようとしてきたのですが、ソフト面では現在版湯治としての「温泉療養保健制度」を提唱し、ハード面では直入荘跡に「クアパーク長湯」を完成させました。予算が尽きてしまったのでしょうか、再開が待たれるところです。

 

【分析書データ】①マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、46.8℃、PH7.5、成分総量4817mg、炭酸水素イオン2584.9mg、遊離二酸化炭素918.4mg

②マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉、29.7℃、PH7.3、成分総量2251mg、炭酸水素イオン1183.8mg、遊離二酸化炭素243.9mg

 

入浴料 500円

長湯温泉 長湯歴史温泉伝承館 万象の湯

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 奥豊後温泉文化伝 No.26

長湯温泉 長湯歴史温泉伝承館 万象の湯

 

♨「ぷくぷく水風呂」が露天にも新設されていました♨

 

令和元年7月28日訪問

 

 台風5号の通過後、蒸し暑さがあまりにも半端なく、熱い湯に浸かる気になれません。大分市大在の舞子浜温泉センターの冷泉に浸かろうと、ネットで開店時間を調べていたら、閉店されたとの情報です。熱めの食塩泉と金気たっぷりの冷泉のコラボが夏にピッタリだったのですが、実に残念です。

 それならと、改装工事が終わって再オープンしたばかりのこちらに向かいました。



 駐車場からアプローチ、ロビー、受付あたりに大きな変化はありませんが、長く停止していた「顔湯」が復活していました。浴室に入るとガラス越しに露天風呂が見えて、濁り湯の浴槽がずいぶん大きくなり、「ぷくぷく水風呂」が露天にも新設されていました。石灰華で浅くなりすぎていた内湯も、リニューアルされてほどよい深さに。



 この季節にありがたい「ぷくぷく水風呂」は、泉温26℃で冷たすぎず、露天の泡付きがかなりよく満足できました。実はこの冷泉は井戸を掘ったら、偶然に湧き出したものなのです。



 レストラン棟もリニューアルされて、フレンチとスペイン料理のバイキングになりましたが、ランチで¥1,700はおいそれと手が出せません。浴後にラーメン隼で昼食、ここで食事をすれば入浴料が¥200になるようです。

 

【分析書データ】マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉、43.9℃、PH6.6、成分総計3360mg、187.2L/min

 

入浴料 500円

別府温泉 竹瓦温泉

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別府八湯温泉道 No.1

別府温泉 竹瓦温泉

 

♨砂湯の黒い砂の元は鶴見岳の噴石の安山岩♨

 

令和元年7月20日訪問

 

 竹瓦温泉の現在の建物は、国際温泉観光大博覧会が開かれた翌年の昭和13(1938)年に、総工費36,600円で建築されました。おそらく博覧会に合わせて建築する予定が完成が遅れたのでしょう。大正2年に建てられた旧屋にも砂湯がありましたので、最初から砂湯を併設するよう計画されたようです。



 ここでも亀川の海浜砂湯でも黒い砂が使われていますが、これは鶴見岳の噴石の安山岩が砕けてできたものです。ちなみに人工海岸のスパビーチは、他所から持ってきた花崗岩の砂が使われているので、白い色をしています。つまり別府の砂浜に白砂青松はなかったという事なのです。



 もともと熱めの竹瓦の湯ですが、別名を「乾液泉」といい汗ばんでもすぐに乾くという意味ですが、この日は湿度が高くむしむしする日で、浴後の汗が止まりませんでした。

 

【分析書データ】ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉、PH7.353.8℃、成分総量2516㎎、微弱黄色・澄明・無味・微弱自然臭 21/3/9

 

入浴料 100円

別府温泉 不老泉

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別府八湯温泉道 No.4

別府温泉 不老泉

 

♨新築されても入浴料は¥100のまま♨

 

令和元年7月20日訪問

 

 別府駅から最も近い市営温泉がこちらで、新築されて間がなくきれいなので、客足の絶えない人気の施設です。



 新築されると入浴料が値上がりするケースが多いのですが、ここは現状維持となりました。



 19ある市営温泉のうち、無料で入れるのが鉄輪の熱の湯と明礬の鶴寿温泉、¥100なのが竹瓦温泉、不老泉、海門寺温泉、田の湯温泉、永石温泉、浜脇温泉、浜田温泉、競輪温泉の8施設、¥210は亀陽泉・柴石温泉・堀田温泉の3つ、芝居の湯はボディソープとシャンプーがあって¥270、北浜テルマスと湯都ピア浜脇と鉄輪むし湯(別に浴衣料¥210が必要)が¥510、海浜砂湯と竹瓦の砂湯は¥1,030となっています。

 柴石には蒸し湯があり、堀田には露天風呂がありますが、内湯のみの亀陽泉が¥210なのは説明がつきませんねぇ。

 

【分析書データ】単純泉,43.3℃,PH7.7,成分総量915mg、微弱黄色・澄明・殆ど無味・無臭 26/7/11 メタケイ酸221

 

入浴料 100円

湯平温泉 共同浴場 銀の湯

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108-3/259
 その他の温泉 大分県由布市湯布院町湯平351番地7

湯平温泉 共同浴場 銀の湯

 

♨自家源泉はアルカリ性単純泉♨

 

令和元年7月20日訪問

 

 久留米から大分への帰省途中、台風5号の影響で大分自動車道は由布院IC-別府ICが通行止めです。由布院ICで降りて途中でここに立ち寄りました。

 豪雨のため花合野川は濁流となっていて、無料駐車場から一番近い橋本温泉はなぜか閉まっていました。



 旅館街の石畳を少し登った先の銀の湯でお風呂を頂きました。旅館街の最上部の金の湯のそばに「大湯源泉」があり、これは飲泉用の塩化物泉です。ここだけは自家源泉を持っていて、アルカリ性の単純泉です。



 旅館街の石畳は江戸後期に工藤三助により築かれましたが、彼は大竜井路、鑰小野井路、提子井路を拓き、大分県中西部の灌漑事業に大きな貢献を果たした人物です。


 

【分析書データ】アルカリ性単純温泉、51.8℃、PH8.8、成分総量588mg 無色・澄明・無味・殆ど無臭 H27.7.3 メタケイ酸75mg 自家源泉

 

入浴料 200円

大分温泉 府内温泉

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161-2/257
 その他の温泉 大分県大分市府内町3-3-8

大分温泉 府内温泉

 

♨市街地の一等地に新しい温浴施設がオープン♨

 

令和元年7月14日訪問

 

 いつになったらオープンするのかと同好の士の間で噂になっていたここ、ついに7/11(木) 14:00にオープンした模様です。うれし懐かしホーリング場「帝国ボウル」の跡地という市街地の一等地です。

 ネットにオープン情報はなく、地元新聞に「FUNAI TRES」という貸事務所の広告の隅に、ひっそりの温泉施設の情報が載せられていました。その広告は営業時間がかかれているだけで、料金すら記載されていないという地味さ、なぜなんだろう。



 日曜日に訪ねてみると、案の定ガラガラで、ほぼ貸し切り状態でした。あつ湯とぬる湯の2槽と、乾式サウナと水風呂がありました。湯は大分市の誇る濃い紅茶色のモール泉で、はっきりとしたツルツル感がありますが、モール臭はほとんどありません。



 掲示の分析書は平成23年の日付、8年ほど前になりますが、その頃からこの施設を造る計画があったのでしょうか。受付のお姉さまに伺うと、3~4年まえに掘ったとの事で、使わないままに放置してあった源泉を再掘削したのがその頃なのでしょう。



 ¥600という入浴料は大分市の相場からはお高めですが、ビル内の駐車場が1時間無料になるので、納得のお値段というところでしょう。

 親会社は大分市の帝国カーボンという電車のパンタグラフのスリ板製造で日本一のシェアを誇る会社だそうです。

 

【分析書データ】ナトリウム-炭酸水素塩泉、50.6℃、PH8.7、成分総量1308mg、中黄褐色・澄明・殆ど無味・微弱鉱物臭 H23.11.8 メタケイ酸178 チオ硫酸0.1 鉄Ⅱ0.2

 

入浴料 600円


別府鉄輪温泉 鉄輪むし湯

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12-63/1112 
別府八湯温泉道 No.40

別府鉄輪温泉 鉄輪むし湯

 

♨蒸し釜の入り口に小さな祠があり仏様が祀られている♨

 

令和元年7月14日訪問

 

 先々週も訪れたのですが、温泉道のスタンプを貰うのを忘れたのと、五十肩の症状改善を願って再訪しました。

 以前から気になっていたのですが、蒸し釜の入り口に小さな祠があり仏様が祀られているのですが、暗くてはっきりと見えないので、失礼ですがフラッシュ撮影で確認しました。前掛けを着せられた僧形の木像ですから、これは一遍上人像でしょう。鎌倉時代に時宗を披き、踊念仏で全国を遊行した一遍さまは、鉄輪に立ち寄った折、あちこちから噴気が立ち上り作物が育たない地獄地帯を、法力で鎮め鉄輪温泉を拓いたと伝えられています。



 最後まで鎮まらなかった地獄に石室を築き、噴気を引き込んで蒸し風呂として利用したのが、ここの始まりです。



 一遍さまは伊予の国、道後温泉近くの生まれですから、蒸し風呂の効用を知っておられたのですね。

 それまで熱すぎて使えなかった噴気沸騰泉の利用法を鉄輪に伝えたのが、一遍さまだったのです。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、83.4℃、PH4.1、成分総量4535mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 H21.3.10 市有渋の湯上泉源  メタケイ酸689.6

 

入浴料 310円(BE@BEPPU割引)

別府八湯 別府温泉 ゲストハウスAKIBA「秋葉の湯」

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161-2/257
 その他の温泉 大分県別府市楠町14-24

別府八湯 別府温泉 ゲストハウスAKIBA「秋葉の湯」

 

♨温泉の炭酸成分は海洋由来♨

 

令和元年7月13日訪問

 

 久留米から大分へ帰省途中にここに立ち寄りました。オープンしたばかりで人に知られていないので空いているのと、24時間営業でいつでも利用できるので、使いやすいですね。



 この辺りはかつて炭酸泉があったところで、ここでも遊離二酸化炭素が35mg含まれています。温泉の炭酸成分は海洋由来と考えられており、太平洋プレートの上に堆積した貝殻やサンゴの死骸が、マグマの熱で温められて炭酸ガスになると考えられています。



 この界隈は別府市が定める温泉の特別保護地域で、新規の掘削は禁止されていますから、この土地に以前からあった源泉なのでしょうか。

 

【分析書データ】単純泉、50.3℃、PH7.1、成分総量989mg、無色・澄明・殆ど無味・無臭 H30.12.20 メタケイ酸221 CO₂35.2

 

入浴料 200円

天瀬温泉 みるき~すぱ サンビレッジ

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九州温泉道NO.147 大分県

天瀬温泉 みるき~すぱ サンビレッジ

 

♨ツルツルを超えてヌルヌルといってよい浴感♨

 

令和元年7月8日訪問

 

 久留米へ戻る途中で天瀬温泉のこちらに立ち寄りました。

 天瀬温泉は奈良時代に編纂された「豊後国風土記」に「いかり湯」として登場するほど古くからの温泉地です。旅館街は玖珠川の両岸にありますが、こちらは旅館街からは少し離れた山側の高台に立地しています。




 館内には男女別の内湯大浴場と、男女別の岩風呂露天風呂があります。3本の自家源泉を持っており、内湯には3号泉、露天風呂には2号泉と3号泉が混合されて使われています。この2号泉はPH9.0のツルツルを超えてヌルヌルといってよい浴感です。底には白い湯の花が沈んでいました。




 想像するに1号泉は熱すぎて使いずらく、特徴のある2号泉に3号泉を混ぜて、竹製温泉冷却装置の「湯雨竹」で冷まして使っているという事でしょう。白濁しないのはアルカリ度が高いためで、湯の花は3号泉由来のものと考えられます。

 

【分析書データ】2号源泉 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉、泉温:94.9℃、pH:9.0、成分総計:1265mg/kg

3号源泉 単純硫黄泉、泉温:65.1℃、pH:7.1、成分総計:889mg/kg

 

入浴料 ¥400(湯めぐりパスポート半額)

別府明礬温泉 豊前屋旅館

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別府八湯温泉道 No.161

別府明礬温泉 豊前屋旅館

 

♨弱酸性の硫黄泉で、お肌にもやさしい泉質♨

 

令和元年7月8日訪問

 

 次に訪ねたのは明礬温泉の全3室の小さなお宿のこちらです。

 全面ひのき造りの浴槽一つだけのシンプルな湯屋に、自然湧出の硫黄泉が掛け流されています。窓の外をのぞくとステンレスの分湯器があり、男女ふたつの浴槽に均等に注がれる仕組みになっていました。弱酸性の湯は乳白濁して、硫黄分の沈殿などはありませんが、貯湯タンクや分湯器で沈殿済みなのですね。




 これだけの濁り湯の割に硫黄香が弱いのは、この分湯器が開放的な造りとなっているためかもしれません。



 大分県で最も酸性度が高いのは塚原温泉「火口乃泉」の硫酸塩泉のPH1.9で、この湯でタマゴを茹でると殻が溶けてなくなるそうです。明礬では湯元屋の明礬泉が同じPH1.9、単純酸性泉の鶴寿泉がPH2.2、明礬湯の里の酸性硫黄泉がPH2.3、岡本屋旅館の酸性硫黄泉がPH2.6と続きます。

 こちらは弱酸性の硫黄泉ですから、お肌にもやさしい泉質です。

 

【分析書データ】単純酸性・硫黄泉(硫化水素型),66℃、PH5.1、成分総量398mg、自然湧出、無色・微弱混濁,殆ど無味,強硫化水素臭 21/11/11


 

入浴料 250円(湯めぐりパスポート半額)

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