海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

明礬温泉 旅館みどり荘

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12-72/1133 別府八湯温泉道 No.64

明礬温泉 旅館みどり荘

 

♨湯の花製造技術は地質的特性を活用した特産物♨

 

令和元年12月22日訪問

 

 この日の2湯目は明礬の酸性硫黄泉のこちらです。明礬地区は別府八湯の熱源である伽藍岳に最も近く、熱源が地表近くというか、地表それ自体が熱源となっている場所です。そのため、熱源に出会った雨水や湧き水などの少量の水が、噴気となって地上に放出され、温泉水となって湧き出す量はごく僅かです。しかも、明礬地区は温泉掘削が禁じられており、そのほとんどが自然湧出泉なのです。







 こちらの湧出量は温泉分析書に記されていないので不明ですが、それほど豊富ではない事が伺えます。しかし、泉温68℃の硫黄泉は強い硫化水素臭を放ちつつ白濁して、温泉気分を盛り立ててくれます。







 この地区では江戸時代を通じて媒染剤や防水剤、消火剤、皮なめし剤、沈殿剤として使われた「明礬」の製造が盛んに行われてきましたが、江戸後期に中国からの輸出に押され、「豊後明礬は次第に衰退し、湯の花の製造に転換した。湯の花は硫黄華や石灰華など温泉中に生ずる鉱物質沈澱物であるが、水に溶けるため、通風性も保湿性もあって雨を遮る藁葺きの屋根で覆い、地元でとれる青粘土を地熱で温めて、霜柱状に噴出させたものを採取したものである。湯の花は主として全国各地の銭湯で湯の花を入れることによって温泉と変わらぬ効能があるとされ、次第に明礬地区の名物となった。それとともに藁葺の湯の花小屋も明礬温泉を代表する風物となっていった。」(別府市 「文化的景観 別府の湯けむり景観保存計画」より)








 この湯の花製造技術こそが、明礬温泉の地質的特性を活用した特産物なのです。

 

 

【分析書データ】単純酸性硫黄泉(硫化水素型)、68℃、PH2.7、成分総量481mg、無色・澄明・強酸味・強金気味・強硫化水素臭 21/10/30

 

入浴料 ¥500

鉄輪温泉 ひょうたん温泉

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 /1132 別府八湯温泉道 No.41

鉄輪温泉 ひょうたん温泉

 

♨今回のリニューアルは女湯大浴場が対象♨

 

令和元年12月22日訪問

 

 ひょうたん温泉が9カ月半におよぶリニューアル工事を終え、11/6に再オープンしたと聞き、足を運んでみました。






 ここは午後になると混み合う事が多いので、オープンダッシュを狙っての訪問です。



 リニューアル中も家族風呂と貸切露天風呂は営業していたので、受付棟には特段の変化はありませんが、大浴場の利用料が¥750から¥780に値上がりです。



 中庭はスッキリと整えられていて、男子更衣室もロッカーが一新されていました。浴室に向かうと壁や天井が補修されているものの、浴槽に特段の変化はありませんでした。





 いろいろな浴槽で「湯雨竹」で適温に冷まされた弱酸性の塩化物泉を堪能しました。






 今回のリニューアルは女湯大浴場が対象で、浴槽にとわだ石と檜を贅沢に使用した「夢見の湯」とか、蒸し湯の後の水風呂が水道水ではなく、源泉だけで満たされたものになっていたり、新たに生まれた「風の露天風呂」とか、お子様連れ用の広いシャワースペースや授乳ルームも新設されているようです。

 もう一つの大変化が休憩所とお食事処の一新です。入口のドアを開けると目の前に広く長い緩いスロープが奥に続いています。その先に歴代の温泉名人を紹介する無料休憩所がありました。また、新たに地獄蒸しが体験できる「地獄蒸しキッチン」が作られ、お食事処「湯らり」も独立したスペースとなっていました。家族で一日ゆっくりできる施設になった事を実感した次第です。

 


【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、97.6℃、PH3.11、成分総量3724mg、無色・澄明・微弱塩味・無臭 2016.4.8 メタケイ酸477.8 鉄Ⅰ1.0 鉄Ⅱ0.4

 

入浴料 ¥780

大分市温泉 ホテルトパーズ大在駅前 黄玉の湯

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135-3/273 その他の温泉 大分県大分市横田1-21-8

大分市温泉 ホテルトパーズ大在駅前 黄玉の湯

 

♨成分総量が17gを超える強食塩泉♨

 

令和元年12月21日訪問

 

大分市の個性湯を味わうべくここを訪ねました。大分市の東部、JR大在駅前のビジネスホテルの浴場です。





 簡素ですが清潔感のある脱衣所から穴倉感のある浴室に入ると、湯気が立ち込めていました。



 湯は黄褐色の笹濁りで、成分総量が17gを超える強食塩泉です。その濃厚さは湯で顔をぬぐうと、染みて目が開けられないほどです。



 源泉掛け流しの大浴槽とサウナと水風呂だけのシンプルな施設ですが、湯に個性があるので満足感が得られます。



 大分市には坂ノ市・渕野病院の成分総量40g超を筆頭に、賀来のキャセイホテル(8497mg)、閉館した大在の舞子浜温泉センター(9681mg)と新川のSamaSama(17736mg)、南大分の天の川(12428mg)など強食塩泉が目地目押しです。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、47.7℃、PH6.9、成分総量17928mg H28.6.9

 

入浴料 ¥460

美奈宜の杜 あきづきの湯

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171/272 その他の温泉 福岡県朝倉市美奈宜の杜3丁目1

美奈宜の杜 あきづきの湯

 

♨PH9.8のアルカリ性単純温泉は成分総量130mgは白湯に近いもの♨

 

令和元年12月15日訪問

 

 筑後平野を貫いて流れる筑後川、その中流部の朝倉市の右岸の小高い丘の上に、「美奈宜の杜」という新興住宅地があります。別荘地的住宅地、なんとなく別府市のスパランド豊海を思い出しました。





 その中心部にここがあり、PH9.8のアルカリ性単純温泉が湧き出しています。成分総量130mgは白湯に近いものですが、かなり明瞭なぬめりがあり、ほのかな硫化水素臭もありました。浴室には内湯と露天風呂、建物や浴室にも風情があり、ちょっと高級感を感じます。泉温が36℃なので加温されています。




 それにしてもこの辺りの高アルカリ泉は何に起因するのでしょうか。甘木の卑弥呼ロマンの湯とか、ホテルグランスパ アベニュー「幸楽の湯」とか。温泉の科学HPでは、「アルカリ性単純温泉の大部分は、深層に浸透した地下水が岩石の成分をたくさん溶かし込まないていどの比較的短時間でつくられるものと考えることができます。(中略)たくさんの破断面を少量の水がすばやく通過していくときには、最終的にOH-の比率が増してアルカリ性に偏るものとみられます。」そのため溶存成分が希薄な湯になるとの事です。






 今、ここの市名は朝倉市ですが、平成18年3月に旧甘木市・朝倉町・杷木町が合併して、朝倉市になりました。町名から市名が採られるとは珍しいケースですね。


 


【分析書データ】アルカリ性単純温泉、36℃、PH9.8、成分総量130mg、無色・澄明・無味・微弱硫化水素臭 H24.12.20 メタケイ酸0

 

入浴料 ¥700

大川温泉 大川昇開橋温泉

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170/271
 その他の温泉 福岡県大川市大字向島五ノ割

大川温泉 大川昇開橋温泉

 

♨弱いツルツル感のある成分総量5g超のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉♨

 

令和元年12月14日訪問

 

 久留米市から約30分、家具の町大川のここにやって来ました。

 まずは昇開橋のご紹介、大川市観光協会のHPより、「1935年旧国鉄佐賀線の鉄橋として筑後川河口に架設された全長507mにもおよぶ東洋一の可動式鉄橋で、筑後川をまたいで大川市と佐賀市諸富町をつないでいます。 現存する可動橋の中では全国で最古のもので、平成15年に国の重要文化財に指定、平成19年8月には日本機械学会の「機械遺産」としても認定されました。 筑後川の水位は干満差の大きい有明海に大きく影響されるため、列車通過時には、高さ約30mの鉄塔から可動桁を下げ線路をつなぎ、それ以外は船の往来のため可動橋を上げる構造になっていました。 1987年の佐賀線廃止に伴い、線路としての役目を終えましたが、現在も遊歩道として大川を代表する風景のひとつとして市民から親しまれています。」



 この昇開橋の袂にあるスーパー銭湯がこちらです。朝9:00のオープンですが、続々とご常連さんやってきます。通常¥600ところ、早朝の一時間だけは¥400になるからです。



 湯はなかなかのもの、泉温70.9℃、湧出量毎分260L、弱いツルツル感のある成分総量5g超のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。少しぬるめの大浴槽、熱めの小浴槽、露天風呂、サウナ、ジャグジー、炭酸風呂など種類も豊富です。





 

【分析書データ】ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、70.9℃、PH6.98、成分総量5200mg、260L/min、無色・澄明・微弱塩味・無臭 H28.7.19 メタケイ酸69.7 Co₂93.9

 

入浴料 ¥400(9:00-10:00の入場)

鉄輪温泉 熱の湯温泉

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12-71/1131 
別府八湯温泉道 No.39

鉄輪温泉 熱の湯温泉

 

♨40℃そこそこのぬるい湯だった♨

 

令和元年12月8日訪問

 

 建物の裏、鉄輪断層の崖下に旧熱の湯泉源跡が残されています。「熱」というからにはかなり熱い湯が湧いていたのだろうと思っていたら、さにあらず、40℃そこそこのぬるい湯だったそうです。その証拠にすぐ下にここの湯を引いていた洗濯場跡があり、旅館の女中さんがタオルやシーツを洗っていたそうです。熱湯で洗濯はできませんからね。そのぬるい湯が体の熱を冷やしてくれたから熱の湯というのだそうです。



 それにしても噴気立ち昇る地熱地帯の鉄輪に、そんなぬるい湯が湧いていたというのが不思議です。断層崖から湧き出す湧水があり、それが温泉と混じりあってぬるい湯になったのでしょうか。



 今使われている源泉は永福寺の境内の側にあります。成分総量4.5g超の食塩泉で、メタケイ酸は689.6mg、PH4.1の弱酸性です。まさに美肌の湯と呼ぶにふさわしい泉質です。

 

【分析書データ】ナトリウム-塩化物泉、83.4℃、PH4.1、成分総量4535mg、無色・澄明・弱塩味・無臭 H21.3.10 市有渋の湯上泉源 メタケイ酸689.6

 

入浴料 無料

別府温泉 永石温泉

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12-70/1130 
別府八湯温泉道 No.6

別府温泉 永石温泉

 

♨弘法大師の開湯伝説が伝わっています♨

 

令和元年12月8日訪問

 

 別府八湯は源泉が多すぎるためか、開湯にまつわる伝説は少ないのですが、ここは例外的に弘法大師の開湯伝説が伝わっています。


 HP「ふるさとガイド」によれば、「伝説によれば、弘法大師が西国巡錫の(じゅんしゃく)際に、日照り続きのこの地を訪れ、一杯の水を所望したところ、老婆が水を恵んでくれた。その老婆に感謝し、空に投石をすると、落ちた場所より湯水が湧き出したことから「投石の湯」とよばれ、後に「永石の湯」となったとのことである。」とあります。


 お大師様が水を所望し、その礼に湯が湧き出したというのが、別府らしいというか、作り話っぽくて笑ってしまいます。



 いつもは肌に痛いほど熱く、湯温が47℃を超えることもあるのですが、この日は少し物足りない程の適温でした。トイレが外からも使えるようになっているのが、ちょっと不思議です。



 また、この場所は別府警察署の跡だそうで、最初は南町、そしてここ、浜町、餅ヶ浜を経て、今は田の湯町の旧「つるみ荘」跡地にに移転しています。

 

【分析書データ】単純泉、48.9℃、PH7.8、成分総量888㎎、無色・澄明・殆ど無味・殆ど無臭 21/11/30

 

入浴料 ¥100

観海寺温泉 向原温泉

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/1129 
別府八湯温泉道 No.207

観海寺温泉 向原温泉

 

♨24時間ずっと温泉が造成されている♨

 

令和元年12月7日訪問

 

 この朝は冷え込みました。大分自動車道の玖珠SAでは2℃まで下がりました。


 こんな日は温泉で温まるに限るという訳で、こちらに立ち寄りました。側溝に流れ出た廃湯が白い湯気となり立ち上っていました。



 浴室に入ると硫黄の香りが立ち込めていて、心が湧きたちます。湯はやや熱めの44℃で、たちまち冷えた身体を温めてくれます。



 ここは別府市の温泉給湯事業石垣線の最上部に当たります。井路で引かれた湧水に、堀田泉源の噴気を当て造成された湯は、さらに尾の上泉源を加え、西別府病院、九大別府病院、鶴見病院などを経て、別府観光港あたりまで送られます。その量は一日に3000石、1,080㎘にもなります。湧水も噴気も四六時中湧いていますので、24時間ずっと温泉が造成されているのです。

 

【分析書データ】単純泉、78.0℃、PH6.4、成分総量854mg

 

入浴料 ¥100

片の瀬温泉 湯元 小林

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169/270
 その他の温泉 福岡県久留米市田主丸町菅原2251番地2

片の瀬温泉 湯元 小林

 

♨筑後川河畔の一軒宿の温泉地♨

 

令和元年12月1日訪問

 

 大分から久留米に戻る途中に立ち寄りました。筑後川流域には色々な温泉が点在していますが、古くから知られているのは天ケ瀬温泉や筑後川温泉、原鶴温泉ぐらいで、あとは戦後になって温泉の掘削に成功したところです。

 そもそも河川は古い断層の跡と考えられますので、地中に源泉があり、何らかの要因で自然湧出していたのが古くからの温泉地なのです。

 近年、ボーリング技術の発展に伴いあちこちで温泉が掘削されました。筑後川水系では下流から、大川市・久留米市・朝倉市・うきは市・日田市・玖珠町・九重町などに温泉が点在しています。

 片の瀬温泉の開湯・歴史は不明ですが、昨日今日の温泉地ではなく、往時は複数件の温泉旅館があった気配がします。今は「湯元小林」のみが営業を継続しており、一軒宿の温泉地になっています。


 浴室に入ると湯気が立ち込めて、照明が暗く、湯色が判然としませんが、黄色味を帯びたナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉で、ヌルヌル感が強く感じられました。源泉は34.1℃ですから加温されていますが、たっぷりの掛け流しでいい湯でした。


 

【分析書データ】ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、34.1℃、PH7.8、成分総量、淡黄色・苦味・微硫化水素臭 H17.2.24

 

入浴料 ¥600

地獄ハイキング 「鶴見岳下山コース」ガイドレポート(後編)

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地獄ハイキング 「鶴見岳下山コース」ガイドレポート(後編)

温泉マイスター シニアマイスター 甲斐 心也


 標高1,375mの鶴見岳山頂に到着しました。ここからは北方に伽藍岳や大平山(扇山)が見えるはずです。別府市が編纂した「文化的景観 別府の湯けむり景観保存計画」には次のような記述があります。「高平山火山南方の大平山(792m)をなす火山で、角閃石安山岩と付随する火砕岩からなる。東側山体は緩やかな斜面をなし、浅い谷が多数入っている。山頂西側はかなり開析が進んでおり、急崖をなしている。」 また、大平山は地震による山体崩壊の跡と考えられ、人の手により毎年、山焼きが行われてきたため、今の様な姿になっています。」





 ここで鶴見岳の火山活動史をまとめておきます。国交省の「日本の活火山」からの引用です。「鶴見岳は,約6万年前より古い時代から噴火を継続している。しかし,鶴見岳の大部分を構成する溶岩は,約3万年前の姶良火山灰(AT)と,約7300年前の鬼界- アカホヤ火山灰(K-Ah)の間に噴出している。地形的には最も新しい山頂からの溶岩流も,K-Ahよりやや古い年代である。最新の噴出物は鶴見岳火山灰であり,約1800年前に山頂付近で発生したブルカノ式噴火によるものである。」 後で出てくる平安時代867(貞観9)年の噴火は水蒸気爆発で、溶岩や火砕流が流れ出したものではなかったようです。



 馬の背方面展望台まで降りてきました。ここからは鞍ケ戸・船底・内山・伽藍岳が遠望できます。また、豊後富士と呼ばれる由布岳の山頂部や、鶴見岳の噴火口である赤池噴気孔も見えるはずですが、霧に隠されていました。大分県が作成した「鶴見岳・伽藍岳火山防災ガイドブック(2)によれば、「鶴見岳山頂北側に噴気孔(地獄谷赤池噴気孔)があり、また火山群北端の伽藍岳には強い噴気活動が見られます。」とあります。近年では「1949(昭和24)年に鶴見岳の地獄谷赤池噴気孔で噴気活動が、1974-75(昭和49-50)年には、周囲に小石を吹き飛ばす噴気活動がありました。





 いよいよ下山を始めました。大小の火山岩と滑りやすい黒ボク土の急斜面を下ります。途中、南方に志高湖や城島高原が見えました。ふとももが張って足が前に出なくなるのを感じます。陽が陰って気温も下がって来たようです。この登山道は毎年4月に開催される「鶴見岳一気登山大会」のコースなので、ピンクと青のビニールテープが100m毎に枝先に結ばれているので、道に迷う心配はありません。









 ようやく御嶽権現社まで下ってきました。ここは火男火売(ほのおほのめ)神社の中宮に当たります。頂上に奥宮、麓の火売町に本社があります。大分県観光情報公式サイトには、「社伝によると771年(宝亀2年)に創祀されたとされています。鶴見岳の男嶽、女嶽の二峰を神格化した火男、火売の二神をお祀りしている社です。867年(貞観9年)120日に鶴見岳が噴火した際、朝廷から豊後国司への命で当社の神前で大般若経が読まれ、当社には噴火を鎮めた効により従五位上が授けられたとの記録があります。1276年(建治2年)には、九州各地を勧進していた一遍上人が立ち寄り、鶴見権現の導きにより「玖倍理湯の井」を鎮めて鉄輪温泉の石風呂(蒸し湯)を開いたとされ、別府八湯の守り神として信仰を集めています。」と紹介されています。






 参道の石段脇に大きな公孫樹の木があり、落葉が一帯を覆い尽くしています。木々の間から差し込む陽の光に映えて見事な光景です。石段の途中に湧き水があり、乾いたのどを潤してくれました。






 ゴールの権現社駐車場に到着しました。本来はスタート地点まで戻るはずですが、過酷なコースを想定して、あらかじめここまで車を回しておきました。車に乗り込む瞬間に、山頂に夕陽が差して、山全体が茜色に染まりました。









 気温の低下、霧に包まれた山頂、辛く苦しい下山道、下見をサボった事が完全に裏目に出てしまい、参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。



 次回は来年度の4月の予定です。別府温泉地球博物館のHPで告知しますので、お楽しみに!!

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