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Author:海心堂
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じんわり温泉道 大分市 大深度地熱温泉

 大分市 大深度地熱温泉

 

【この記事は勤務先の社内HPに投稿したものを転載しました。】



 「じんわり温泉道」の第11回は「日本一のおんせん県おおいた」の県都大分市の温泉を紹介します。

 あまり知られていませんが、大分市は300以上の源泉を持つ、国内でも有数の温泉都市です。しかも一般的な「火山性温泉」ではなく、「大深度地熱温泉」といい、地下600~1000mの深さから湧き出しています。古生代に堆積した植物が腐食して熱を発し、温泉になっているそうで、何万年後かには「石油」になるのだそうです。そのため、色はコーヒーや紅茶に喩えられ、ほのかな甘い油の香りと、スベスベの湯ざわりが魅力的です。大分市で温泉の採掘が始まったのは昭和39年、現在では市内には銭湯や立寄温泉施設、ホテル・旅館など32か所以上の施設があります。

 最初に紹介するのは、丹生温泉「和みの湯」です。キャノン大分工場にほど近い、小高い丘の上にポツンと建つこの施設は、地元振興策として大分市が開発し、その後の施設整備は丹生校区振興会も協力、管理運営は大分市福祉会が行っています。ナトリウム塩化物泉の湯は、薄黄色にかすかに緑色が伺えるもの。丁寧な湯使いで、成分総量5g超のツルツル濃厚湯が生かされています。設備の清潔さに好感がもて、心地よく使える湯です。


 次に紹介するのは塚野鉱泉です。大分市内とはいえ、仙境の佇まいを見せる山里にわずか三軒の旅館があり、霊泉が湧いています。明治17年に開湯の歴史ある湯治場ですが、飲泉を目的とする珍しい温泉文化が伝わっています。源泉は15.7℃の冷泉で、炭酸味と塩味金気、それにエグミある、成分総量12g超の濃厚で個性的なもの。浴槽は沸かしで42℃、ここでは炭酸味はなく、湧出量が少ないため加水もあるようです。とはいえ、そもそも浸かるためのものではなく、飲んで内から効く飲用泉なのだから、これでよいのです。




 最後は市内中心部のビジネスホテル・クドウの「金池の湯」です。我が家から車で5分ほどの至近距離ですが、知る人ぞ知る名湯です。一昨年11月のオープンで、当初は砂が混じるカサカサ感のある湯でしたが、今ではすっかり落ち着き、弱めの香りを伴う極上のモール泉になっています。清掃が行き届き清潔な浴室、芳しい香り、ツルツル感のある上質な湯触りの一級品の湯です。


 

 



 
 今回紹介した3つ温泉の他にも、ガツンとくる濃厚食塩泉のキャセイホテル「キャセイの湯」や、フグ料理屋さんが営むちょっと高級感のある「良の湯 舞千花」、大正2年創業の大分市最古の温泉銭湯「王子温泉」など、名湯ぞろいです。また、今年4月にオープンする大分駅のJRおおいたシティのホテル棟19階から21階にも温泉施設「シティスパてんくう」ができることが発表されています。


テーマ:温泉
ジャンル:旅行

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