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Author:海心堂
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じんわり温泉道 奥豊後温泉郷

奥豊後温泉郷

 【この記事は勤務先の社内HPに投稿したものを転載しました。】

「じんわり温泉道」の第10回は「日本一のおんせん県おおいた」を代表する竹田市の温泉を紹介します。

 竹田市といえば滝廉太郎の「荒城の月」の岡城址が有名ですが、平成の市町村合併で旧直入町や旧久住町と一緒になったことで、大分県を代表する温泉地となりました。

 その中心はなんといっても長湯温泉で、「日本一の炭酸泉」を名乗り、すべての温泉施設が「源泉掛け流し」という折り紙付きです。花王の入浴剤バブの開発チームは「温泉の規模、それから濃度、温度からいいますと長湯というのは、日本の炭酸泉で西ドイツ並みに出ている唯一の温泉であるということを私が確信を持って言わせていただきます。」とお墨付きをくれました。

 
 最初に紹介するのは、久住町の七里田温泉「下の湯」です。ここの泡付きはやはり特筆もので、金気のある炭酸泉が掛け流され、体中にアワが付着します。湯温35℃は季節によっていささかぬるいですが、その分いくらでも浸かっていられます。浴室は何の飾り気もありませんが、湯縁や洗い場の析出物は成分の濃さを物語っています。多くの温泉愛好家が「日本一の炭酸泉」と呼ぶのも頷けます。ただ、一人の入浴時間が長くなってしまうため、いつも込み合うのが難点です。






 
 次に紹介するのは久住町の赤川温泉「赤川荘」です。標高1100mの高地にあり、秘湯の一軒宿といえます。宿から更に奥の谷間に3つの源泉が自然湧出しており、26℃の含二酸化炭素・硫黄ーカルシウムー硫酸塩・冷鉱泉がかけ流しされています。内湯は加温で42℃、名瀑「雄飛の滝」を望む露天風呂は一部加温の32℃で、美しい青白色の濁り湯は、強い硫黄臭があり、口に含むとかすかに炭酸味が感じられます。宿の女将さんが気さくで親しみやすく、宿を取り巻く自然景観の素晴らしさ、類まれな泉質、大分県を代表する名湯です。





 最後は長湯温泉「山の湯 かずよ」です。温泉街からはずれた場所に一軒宿の風情で密かに佇んでおり、女将さんがいつも優しく接してくれます。黒い立石で男女の浴室を仕切り、細長い浴槽に多量の源泉が注がれています。注ぎ口では炭酸のアワがみられ、自噴ゆえの二酸化炭素の含有量の多さがうかがえます。湯面には蝋状の湯の花が一面に浮いており、成分の濃さは水準以上で、湯使いの丁寧さに感心します。なんといっても炭酸味たっぷりの新鮮湯が楽しめるのが、ここの贅沢なのです。






 

今回は竹田市の3つ温泉を紹介しましたが、他にも阿蘇五岳を望む草原の大露天風呂の「久住高原コテージ」や、温泉成分の付着で浴槽が狭くなっている「旅館郷の湯」、芹川の流れの中にあり、ちょっと恥ずかしい「カニ湯」など、名湯ぞろいです。

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テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

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