5-10

161

奥豊後温泉文化伝

NO.10

久住

豊後くたみ温泉

 ほていの湯

 

湯口付近では弱いながらも泡付きがあります

 

平成30年6月10訪問


 筑後久留米藩領の大刀洗町に明治初期に建てられた赤レンガ造りの天主堂があり、国の重要文化財に指定されています。地元出身の帚木蓬生が、これを題材に『守教』という長編小説を書きました。大友宗麟の命を受け、今村の大庄屋となった一万田右馬助と彼の子孫たちの信仰、棄教、密告、そして殉教が描かれています。

 次に訪れたくたみ温泉は「朽網」と書きますが、ここは宗麟の時代に豊後で初の教会が建つなど、キリスト教日本八大布教地と言われるほどキリスト教信仰が盛んでした。しかし、宗麟亡き後、朽網氏が滅び、信仰の中心は竹田岡城の城下町に移ります。岡城主:志賀親次の庇護の下、人口約4万5千人のうち80%以上の人々がキリシタンもしくは、キリシタンになることを願っていたと言われています。


 その朽網にあるのがこちらで、泉質は炭酸水素塩泉ですが、湯温は40℃のややぬるめで、湯口付近では弱いながらも泡付きがあります。分析書の遊離二酸化炭素は700mg弱なので、二酸化炭素泉にはなりませんが、夏場の入浴には最適ですよ。



マグネシウム・ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、40.0℃、PH6.5、成分総量3525mg、
無色・澄明・微収斂味・微金気味・微金気臭 H22.7.9

¥300

(久住の日半額)


2018.06.13 Wed l 奥豊後温泉文化伝 l コメント (0) l top

コメント

コメントの投稿