海心堂の温泉逍遥

日本一のおんせん県おおいた(別府八湯温泉道、奥豊後温泉文化伝)を中心に、九州の温泉(九州温泉道)の入湯記録

大分県立美術館(OPAM)「にっぽん芸術文化祭」(前編)

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大分県立美術館(OPAM)「にっぽん芸術文化祭」(前編)



 大分県立美術館では「第33回国民文化祭おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の会期中に、「にっぽん芸術科学祭~過去、現在、そして未来へ~」と題する多彩な催し物が開催されています。更に「にっぽん芸術科学祭特別パス」を購入すると、大分芸術・文化友の会「びび」の年間パスポート¥2,500と、展覧会チケット¥3,600と駐車料¥400の合計¥4,000円がセットで、年会費¥3,000で購入できます。

 という訳でこのチケットを入手して、10/14(日)にさっそくOPAMを訪れました。


 最初に見学したのは「日本モダンの精華 京都国立近代美術館コレクション」で、近代日本画を中心に洋画、陶芸作品が展示されていました。



 本展の概要について、パンフレットに以下のように説明されています。「1200年以上にわたる歴史を通してわが国の文化の中心として発展してきた京都。この地では伝統と革新が溶け合いながら洗練された美術が育まれ、現代に至るまで、傑出した美術家を多数輩出してきました。

大分市出身の日本画家・福田平八郎もこの地で才能を開花させたひとり。写生派や琳派といった伝統を受け継ぎながら、卓越した造形感覚で新たな日本画の世界を切り拓いた京都画壇の巨匠です。


そして、福田の才能に惚れこみ、画業を支援したのが戦前の中国・大連で活躍した臼杵市出身の実業家・首藤 定氏(1890~1959)。
花菖蒲をはじめとする福田の戦前期の代表作が数多く含まれた「首藤コレクション」は、終戦直後の混乱期に飢えに苦しむ在留邦人を救済するため、食料と引き換えに旧ソ連に渡りましたが、1975年にその中の福田作品42点が日本政府に寄贈され、現在は京都国立近代美術館の所蔵となっています。



本展は、京都国立近代美術館の全面的なご協力のもと、日本画の竹内栖鳳、上村松園、村上華岳、洋画の梅原龍三郎、安井曾太郎、須田国太郎、工芸の富本憲吉、北大路魯山人、河井寛次郎ら京都ゆかりの作家たちの名品とともに、数奇な運命をたどり日本に戻ってきた「首藤コレクション」の福田作品19点を紹介します。古都の伝統と創意が育んだ「日本モダン」の精華を、この機会に心ゆくまでご堪能ください。」



 福田の作品と言えば、初期の傑作「鯉」(T10)、中期の名作「漣」(S7)、そして後期の代表作「雨」(S28)があげられるますが、今回の展観からも「円山四条派の写生から出発し昭和初期には清新な感覚的装飾性にむかいさらに戦後は独自の象徴性を加えた作風を展開し晩年には明るい色彩を多用した作品を描いた。(大分県立美術館HPより)」という作風の転換が見て取れます。

 なかでも首藤コレクションのひとつの「花菖蒲」は、尾形光琳の「燕子花図」を思わせる作品ですが、より平明で光に満ち、美しい作品でした。


(後編に続く)

海心堂

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