プロフィール

Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

湯平温泉 共同浴場 銀の湯 - かつては「日本三大胃腸病の湯」といわれた

 

108-2

201

その他の温泉

大分県

湯平温泉

共同浴場 銀の湯

 

大分県由布市湯布院町湯平351番地7

 

かつては「日本三大胃腸病の湯」といわれた

 

平成29年3月26日訪問


今回は由布市の温泉巡りを計画した。この日は小雨交じりの花冷えで、桜の開花を惜しむかのようだ。


石畳の通りを上り始めるとすぐにここがあり、浴室は無人でモウモウと湯気が立ち込めていた。湯平は坂道に沿って旅館や土産物屋が軒を連ねており、窓を開けても隣の建物の外壁が見えるだけだ。


湯平温泉は昭和45年に町営で源泉が集中管理されるようになり、どこも同じ源泉の湯になったが、ここは例外的に自家源泉が使われている。43℃ほどのやや熱めの湯は、無色透明で無味・無臭のアルカリ性単純泉だ。かつては群馬県の四万温泉や宮城県の峩々温泉と共に「日本三大胃腸病の湯」といわれ、湯治客はお茶の代わりに弱食塩泉の源泉を飲用し、全国に宅配するサービスが盛んにおこなわれていた。

かつての賑わいはなく、花合野川の清流と雨に濡れた石畳が静かに迎えてくれる山間の湯治場だ。

アルカリ性単純温泉、51.8℃、PH8.8、

成分総量588mg 無色・澄明・無味・殆ど無臭 H27.7.3 メタケイ酸75mg 自家源泉

200円



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

鶴見地獄、八幡地獄探訪記 - 忘れられた温泉地獄を訪ねて

 


鶴見地獄、八幡地獄探訪記

亀川から向原温泉に戻ったのは、その後でここを見てみたかったからだ。

「別府温泉辞典」によれば、「日本人は、それを現世のものになぞらえて、活火山や温泉地などの地熱地域で、高温の蒸気や熱湯が噴出して危険を感じる所を地獄と呼んできました。もともとは天然のものでしたが、現在では、掘削によって得られた噴気や沸騰泉も地獄と呼ばれることがあります。」とある。


鶴見地獄は富士見通を西上して、観海寺温泉の入り口を過ぎ、南立石公園のすぐ手前の「鶴見山霊泉寺」の境内にある。 お寺は廃寺となっているようだが、境内の草取りをしている人が居られたので、声をかけると本堂の裏にあると教えてくれた。裏に回ると直径15mほどの池があり、やや奥よりから源泉が勢いよく湧き出していた。池の湯を指で触れてみると、沸騰状態ではなく60~70℃位の感じだ。湯の色はややくすんだ水色で、大きさといい色といい、やや地味な感があった。



 

霊泉寺裏の道を奥に進むと、立派な石の門柱があり、敷地の奥に轟々と噴気をあげる源泉口があった。先日の「ブラタモリ」で紹介された「八幡地獄」だ。


近づいてみると、噴気と共に湯が湧き出していて、湯川となって流れ出していた。指では触れられない熱さで、まさに沸騰泉だ。「ブラタモリ」での近江アナウンサーの測定では99.4℃だった。


戦前は噴泉地の他に「怪物館」なるものがあり、鬼・人魚・河童などの骨や剥製が展示されていたそうだ。「懐かしの別府ものがたり」にここの記事があり、「我八幡地獄は別府五大地獄の内の一つで昔から有る有名な地獄であります/一時睡眠の状態でありました地獄沈黙を破って昭和三年四月十九日午後三時震動と共に俄然地下二百四十尺の所より亀裂を生じて大爆発し耳をつんざくばかりの大音響と共に黒煙濛々として熱石、熱泥を八方に飛散し(後略)」などと、爆発のすさまじさを記している。」


このすぐ下は「前八幡児童公園」になっていて、市有の源泉が数本あった。戦前ここには「前八幡地獄」があり、40mも噴き出す間欠泉だったそうだ。

     



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

大分市温泉 甚吉の湯 - ムッとするモール臭とツルツルの浴感

 

127-2

200

その他の温泉

大分県

大分市温泉

甚吉の湯

 

大分県大分市今津留2丁目5-19

 

ムッとするモール臭とツルツルの浴感

 

平成29年3月11日訪問


私事で終日、慣れない力仕事をして、腰の痛みを感じていたので、ここで体をほぐして帰ろうと立ち寄った。

ここには大浴場と小浴場があり、男女日替わりになっているが、この日は前回と同じで男湯が小浴場でちょっとガッカリ。ちょうど先客があがった所で浴室内は無人、ムッとするモール臭と、ボコボコトいう源泉の湧き出す音が浴室内に立ち込めていた。味のあるライオン型の湯口は使われなくなっており、無粋な塩ビのパイプに変えられているのはメンテの都合だろうか。ツルツルとした浴感が強く、乾燥気味の肌に優しい湯触りだ。


入口に4月からの値上げと、不定休から木曜定休の貼り紙があった。


我が家から10分以内の近場に、ここを除いて9軒(あしかり旅館、ビジネスホテルクドウ、グレイトホテル、錦温泉、あたみ温泉など)もの天然温泉がある贅沢に感謝。

ナトリウム-塩化物泉、45.6℃、

200円



テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長者原温泉 オーベルジュコスモス - 鉄(Ⅱ)を7.5mg含み、赤みの強い濁り湯となっている

 

57-3

199

その他の温泉

大分

長者原温泉

オーベルジュコスモス

 

玖珠郡九重町大字田野228-1

 

()を7.5mg含み、

赤みの強い濁り湯となっている

 

平成29年2月19日訪問


九重町の長者原まで戻ってここを訪ねた。昨年11月に行われた「しんけん大分学検定」の参加賞に九重町の温泉無料券を頂き、2月末が期限だったので、そいつを使おうとの目論見だ。

浴室に入ると黄土色の内湯が目に入る。ここの湯は「長者原源泉」といい、近くの「法華院温泉別館 花山酔」と共用のようだ。鉄()を7.5mg含み、赤みの強い濁り湯となっている。


露天風呂に出ると、やわらかな冬の陽光が燦燦と差し込んで、目にも鮮やかなオレンジ色の湯が湛えられていた。




「おんせん県おおいた」で赤い湯といえば、まずは「血の池地獄」が思い浮かぶが、残念ながら足湯のみで入浴する事はできない。由布市の下湯平地区に「下湯平温泉 幸せの湯」という名湯があったが残念ながら閉鎖されてしまった。臼杵市の「鷺来ヶ迫温泉 俵屋旅館」の加温浴槽も見事なオレンジ色の濁り湯だ。また、九重町の「筌ノ口温泉 共同浴場」の湯や、竹田市久住の「レゾネイトクラブくじゅう 紅殻の湯」、由布市の「高崎山温泉 おさるの湯」の紅茶色の湯などがあげられる。

単純泉、45.7℃、PH7.0、成分総量1015mg、

無色・澄明・中金気味、弱金気臭、微弱硫化水素臭 H20.2.5

0円

「大分学検定」参加賞)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

川底温泉 螢川荘 - 歴史ある名湯の価値が損なわれるのが残念でならない

 

30-2

196

その他の温泉

大分県

川底温泉 螢川荘

 

玖珠郡九重町菅原1453

 

歴史ある名湯の価値が

損なわれるのが残念でならない

 

平成29年2月19日訪問


ようやく寒さも緩み、冬タイヤ規制もなくなったようなので、今回は九重、小国方面の湯巡りと相成った。最初に訪れたのは昨年7月に再開したこちらで、これまでと同じ位置に新築の湯小屋が建てられていた。


九重町のHPによれば、「延喜元年(9018月、菅原道真が大宰府に左遷される途中に刺客をのがれて菅原の白雲山浄明寺に身を隠した折、この川底温泉を開いたと言われています。 安政3年(1856)本村の庄屋菅原元徳が村人のために温泉開発を行い、現在の石畳の浴槽を造り、湯小屋・宿屋を建てたと伝えられています。」とある。つまり、ここの石畳の浴槽は160年前に作られたものだそうだ。


川沿いに3つの浴槽が縦に並び、上段中段の2つの浴槽の底からは湯や水が足元湧出しており、入る場所によって温度が違うというもので、そのために以前は混浴となっていた。

H23.9.9の画像

再開場にあたり営業許可を申請したところ、警察が混浴での営業を許可せず、画像の様に上段と下段の半分を男湯に、中段と下段の半分を女湯に仕切らざるを得なかったという事だ。

訪ねた折は女湯に入浴者はなく、女将さんの計らいで仕切り戸を開けてもらえたので、中段の湯にも浸かる事が出来た。


歴史ある名湯がこんな事で、その価値が損なわれるのが残念でならない。

単純泉、81.7℃、PH7.4、成分総量838mg、
70L/min 20/4/24

¥500


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行