プロフィール

Author:海心堂
大分市在住
 別府八湯温泉道名人
 九州温泉道泉人
 奥豊後温泉郷マイスター
 黒川温泉湯巡り達人

 温泉マイスター協会
  温泉マイスター&シニア・マイスター
 温泉ソムリエ

 しんけん大分学検定中級
 別府八湯準カリスマ

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ようこそ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

別府観海寺温泉 美湯の宿 両築別邸 - 大雨で表層部の硫黄成分のある地下水が流れ込んだためか

 

11-2

942

別府八湯温泉道

NO.182

観海寺

美湯の宿 両築別邸

 

大雨で表層部の硫黄成分のある

地下水が流れ込んだためか

 

平成29年9月18日訪問


次に訪れたのは観海寺のこちらで、ここでもフロントで湯の濁りと温度低下が告げられた。見晴らしのいい露天風呂「観海の湯」に通ると、いつもの無色・透明な透き通るような湯とは違い、薄墨色とでも言えそうな薄い灰白濁の湯だ。源泉はすぐ傍の観海寺薬師堂のお堂の下から湧く「薬師源泉」で、普段はこの露天風呂で硫黄の香りが感じられることはないが、この日はほのかな硫黄香と油臭が感じられたのが不思議だった。


Facebookの情報では朝見の「茶房たかさきの湯」でも、9/17の夕刻に硫黄臭の強い湯が出ているとの情報があった。


そもそも硫黄泉は火山地帯の表層部に湧き出すのが一般的で、別府八湯でも比較的標高の高い明礬や堀田で湧出している。いつもは高深度から湧き出す源泉に、この大雨で表層部の硫黄成分のある地下水が流れ込んだためと予測してみたが如何だろう。

単純泉、53.4℃、PH6.27、成分総量718mg、
81L/min、無色・澄明・無味・無臭 H21.11.18

¥270

(温泉本半額券)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

別府温泉 芝居の湯 - 台風一過、堀田源泉の湯は濁っていた

 

11-1

941

別府八湯温泉道

NO.99

別府

芝居の湯

 

台風一過、堀田源泉の湯は濁っていた

 

平成29年9月18日訪問


大分合同新聞9/19朝刊では、「台風18号による記録的な大雨で大分県は18日、県内の住宅643棟が被害を受けたと発表した。午後6時半の集計。被害が大きい津久見市は調査が進んでおらず、今後、大幅に増える見通し。津久見、佐伯、豊後大野3市では道路が寸断し、計113世帯・198人が孤立。県内全体の道路被害は202件に上っている。」と報じている。

7/5に発生した「平成29年7月九州北部豪雨」に続き、大分県における今年2度目の豪雨災害で、県内に初めて大雨特別警報が出されたり、日田市の24時間雨量が370ミリに達し観測史上最大を更新したりと、過去に例のない大災害となっている。被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 

ついに11巡目のスタートだ。別府八湯温泉道の記念すべき第1湯は、2009年8月16日に別府海浜砂湯に於いてで、丸8年を要して10巡目を完了した事になる。

一夜明けて今日は台風一過、別府湾の波もおさまり、明るい青空が広がっている。


今日の第一湯は堀田からの引き湯のこちら。脱衣所に「大雨の影響で湯が濁っています」との張り紙があり、浴室に入るとなるほど少しばかり濁りが感じられた。浴後に受付で尋ねると、昨日は濁りが激しく、明礬の泥湯の様だったと教えてくれた。硫黄の香りはいつもより控えめで、湯温もやや低めに感じられた。





単純泉 、78.0℃、PH6.4、成分総量845mg、微弱白色・微弱混濁・少沈析物有・無味・微弱自然臭 H21.3.27 
メタケイ酸119.3 遊離二酸化炭素329.3
別府市温泉供給事業石垣線

¥270


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

長者原温泉 オーベルジュコスモス ー 朝日長者伝説の「念仏水」

 

57-4

216

その他の温泉

大分県

長者原温泉

オーベルジュコスモス

 

玖珠郡九重町大字田野228-1

 

朝日長者伝説の「念仏水」

 

平成29年9月9日訪問


本日の最後は普段は宿泊客専用の九重星生ホテルの庭園露天風呂と決めていたが、訪れてみると「山恵の湯」だけを半額で開放しているとの事。山恵の湯の駐車場は満車状態で、酸性緑礬泉の樽湯はイモの子洗い状態だろうと諦め、こちらへ向かった。

フロントで声をかけると、遅いお昼を食べていたスタッフが慌てて飛び出してきた。やっと弁当にありつけた所をごめんなさいね。


浴室に入るといつも通りの濃い濁り湯で、溶存容量がわずかに1000mgを下回る単純泉だが、ほぼ鉄分の強い炭酸水素塩・硫酸塩泉だ。いつもこの露天風呂の色にハッとするのだが、今回もワクワクを隠しきれなかった。


 

帰り道で豊後国風土記にある朝日長者伝説(長者原という地名も朝日長者に由来)の「念仏水」を訪ねた。ここは昔、熱湯を吹き上げる地獄地帯だったが、長者が裏の合鴫山に財宝を埋め、秘密を守るため人夫や牛馬をこの地獄に投げ込んで殺した後、冷水が念仏を唱えるようにブツブツ湧き出したという。九重から男池へ向かう道の途中の民家の敷地内にあり、所有者のおじいさんに許可を得て、ブクブクと泡とともに湧き出す名水を汲ませてもらった。


 

豊後国風土記の朝日長者のくだり、「田野。郡の西南に在り。この野は広大にして、土地沃腴。開墾の便、この土に比ぶるものなし。昔者、郡内の百姓、この野に居みて、水田を多く開きしに、糧に余りて畝に宿め、己が富みに奢ること大きく、餅を作りて的と為す。時ここに、餅、白鳥と化し、発して南へ飛ぶ。当年の間に、百姓死絶し、水田を造れず、遂にもって荒廃す。時より以降、水田に宜しからず。今田野と謂う、その縁なり。」

単純泉、45.7℃、PH7.0、成分総量1015mg、

無色・澄明・中金気味、弱金気臭、微弱硫化水素臭 H20.2.5

¥0

(九重九湯の日)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

馬子草温泉 きづな ー 露天のテラスから九重連山が見渡せる

 

27-2

215

その他の温泉

大分県

馬子草温泉

きづな

 

玖珠郡九重町大字田野1666-124

 

露天のテラスから九重連山が見渡せる

 

平成29年9月9日訪問


新清館さんはさすがに人気が高く、次々と入浴者がやって来るので、早々に退散してこちらへ向かう。JRの豊後中村駅と長者原を結ぶ県道40号線とやまなみハイウェイの中間地点にあり、広々とした草原に立つ客室5室の一軒宿で、古くから仔馬の好む牧草がよく育っていたため「馬子草(まごそ)」と呼ばれてきた地域だようだ。

玄関で声をかけ浴室に向かうと、先客お二人は露天風呂をお楽しみ中で、内湯は貸し切りだ。ここも重炭酸土類・芒硝泉で黄土色の濁り湯だが、鉄分と炭酸の含有量はすこし少なく、さっぱりとした浴感だ。


露天には木製のテラスがあって、明るい緑の土手越しに、九重連山の山々が見渡せる。ここで風に吹かれるのがなんとも心地よく、時間の過ぎるのを忘れてしまった。



ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、49.8℃、PH6.9、成分総量2678mg

¥0

(九重九湯の日)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行

筌ノ口温泉 旅館新清館 - 大分県内屈指の露天風呂である訳

 

275

九州温泉道

NO.60

大分県

筌ノ口温泉

旅館新清館

 

大分県内屈指の露天風呂である訳

 

平成29年9月9日訪問


本日の2湯目は筌ノ口温泉の名湯、旅館新清館の「こぶしの湯」だ。落ち着いた雰囲気の玄関で声をかけ、木立の中を進むと森の中の大露天風呂に着く。本来、「こぶしの湯」は混浴で、奥の「かえでの湯」が女性専用となっているが、この日はさすがに入浴者が多く、混浴にこられる女性はいないようだ。




この「こぶしの湯」は大分県屈指の露天風呂だと常々思っている。それは露天へいざなうアプローチのすばらしさ、風呂を取り囲む雑木林の清々とした美しさ、炭酸成分をふんだんに含む重炭酸土類泉の湯の良さ、その湯が浴槽に溜まって見せる黄金の湯色、毎分500Lという圧倒的な湧出量、これらが混然一体となって名湯を成り立たせているのだ。

筌ノ口温泉はここといい、お隣の共同浴場といい、すぐ近くの山里の湯といい、全部が名湯揃いだ。

ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉、48.8℃、PH6.6、成分総量3559mg、
強黄色・強混濁・微弱収斂味・殆ど無臭 H9.3.11

¥0

(九重九湯の日)


テーマ:温泉♪
ジャンル:旅行